「付き合うならいい男性と出会いたい!」。このような気持ちは、女性なら一度は感じたことがありますよね。いい男性と一緒にいれば、精神的に満たされますし、自分自身も成長ができます。しかし、一見いい男と思ったのに、付き合ってみたら隠れダメ男だったという場合もあるでしょう。それに気づいたときは、時間も労力も無駄にしてしまったと悲しくなりますよね。ただ、隠れダメ男の特徴を知ることができれば、彼らに恋することを防ぐことが可能です。
ここでは、隠れダメ男の特徴ついてご紹介します。
見るからにダメ男ならば、できるだけ近づかないに越したことはありません。しかし、隠れダメ男は「隠れ」という言葉のとおり、表面からだけでは分かりにくいため、厄介です。ただ、いくつかの特徴を把握しておけば、「この人は隠れダメ男かも?」と疑うことができます。
会ったときやデートのときに、男性が自分だけに色々と気を配ってくれたら、良い気分になりますよね。例えば、他の人も参加している飲み会で、あなたのことだけを褒めてくれたり、2人きりの場合は素敵なデートコースを提案し、しっかりとエスコートしてくれたりなど、あなた以外は眼中にないという行動を取る男性がそばにいれば、「この人と付き合えばずっと大事にしてくれそう」と思うものです。
しかし、この「あなた中心の優しさ」こそ、危険信号だということをご存じですか? 隠れダメ男の多くは、意中の女性と自分だけが幸せであればそれでいいと思っています。
大袈裟に言えば、世界は2人のためにあるぐらいのことを平気で感じていますので、それ以外の人は完全なる部外者です。つまり、あなた自身のことは愛してくれても、あなたの家族や友達などのことまでは思いやってはくれません。
無人島で2人だけで生きるわけでないですし、色々な人と支え合う必要がある現代社会で生活をするには、こういう彼がパートナーだと何かしら苦労します。
時には、好きな人と会話をする際でも、愚痴や不満を言ってしまうこともあるでしょう。しかし、マイナスな話題を共有できるのは、相手を信頼しているからこそ出来るのです。男性でもたまには、嫌だったことや腹が立ったことを誰かに聞いてほしいと思いますよね。
このようにマイナスな話題を取り上げるのは、もちろん悪いことではありません。ただ、彼が会話の中で自分以外の人ばかりを否定するような言い回しをしていたら、要注意です。
人間には、すべてが完璧な人はいません。だからこそ、何かに失敗したときは、「自分の言動も悪かったかな?」「もう少しこうしておけば良かった」などと反省をするものです。
しかし、「あの人は根回しが上手いから、能力がないのに出世できた」「ちょっと帰りが遅かっただけなのに、いつも親が怒ってうざい」というような他人批判を会話の中によく滑り込ませるような男性は、他人の立場に立って考えることができず、自分を省みることもできない隠れダメ男の可能性が。
こういう男性は、基本的に自己中心的なので、何か問題が起きたとしても「自分の方が正しい」というスタンスを保ち続けます。つまり、あなたと意見が食い違ったり、喧嘩になったりすると、高確率であなたが悪者にされてしまうでしょう。
靴や財布は彼の持ち物に変わりはありませんが、それで隠れダメ男かどうか本当に分かるの? と疑問を感じる方もいるかもしれません。もちろん、高い靴や財布を持つのはいい男性で、安いものを使っているのはダメ男だと言うことではないのです。注目すべきは、靴や財布の中が汚いかどうかを確認しましょう。
例えば、靴は自分からも他人からもよく目に入る場所ですよね。そういう部分が汚すぎると、自分自身も恥ずかしいですし、不快を感じてしまいます。
特に、仕事をしている場合は顧客と接するシーンがありますので、靴が汚いとマナーがなく、失礼な人だと煙たがられるケースも。そういう生活における大切なポイントを軽々しく考えているということは、何に対してもルーズで怠慢な男性である場合が多いです。
一方、財布の中も細かい部分ですが、持ち主の性格が現れます。線で引いたようにキッチリしている必要はありませんが、まるめられたレシートが詰め込まれていたり、財布がはじけるほど小銭をパンパンに入れていたりする男性は、人生設計が上手くできず、行き当たりばったりな傾向にありがちです。
財布という小さな空間さえ管理できないようであれば、自分自身はおろか、他人と協力しながら人生を歩むのは、とてつもなくハードルが高い出来事になります。つまり、お付き合いや結婚相手には向かない隠れダメ男だと言えるのです。
Written by 久木田(くきた)みすづ