不倫の恋も普通の恋愛と同じような恋愛感情から始まるのがきっかけです。実際には不倫という制約がついてしまうので、様々な悩みや問題が発生します。不倫をする時は、遊び目的で始める男性が多いと思われがちですが、中には本気になってしまう人も存在するようです。
そういった中で、本気になる相手と遊びで終わる相手にはどのような違いがあるのでしょうか? 既婚者を好きになってしまったけれど、遊びなのか本気なのか彼の気持ちが分からなくて悩んでいる女性もいるでしょう。そこで今回は、不倫の中で「本気」になる人と「遊び」で終わる人の違いについて解説していきます。
不倫相手との交際期間に関係なく、結婚相手との関係を壊すつもりがない場合は、家庭の外で刺激を求めるだけの「遊びの不倫」です。
結婚相手とセックスレスで性欲を解消するためだけに不倫相手と会っている場合は、不倫の目的は体目的と言えるため精神的なつながりは薄いでしょう。
しかし、本気の不倫の場合は結婚相手との仲も悪くて冷え切っている場合が多いです。世間の目や子どものために婚姻関係を続けているだけなのです。この場合の不倫は、心に癒しを求めているため相手のことも本気で好きになります。精神的なつながりも濃く、将来的には離婚して不倫相手との再婚も考えている場合もあります。
遊びの不倫の場合、相手の男性にどのような言動が見られるのでしょうか?
遊びの不倫は刺激を求めるだけで体目的の場合が多いとお話しししました。不倫の目的がセックスをすることだけなら、会う際には必ず体を求めてくる場合が多いでしょう。食事をすることはあっても、会うのは必ず夜だけでデートは毎回ホテルで過ごすという場合は遊びの不倫と言えます。
反対にどこかに出かけたりセックスのないデートが多い場合は、相手に精神的なつながりを求めているため本気の不倫である可能性が高いです。
遊びの不倫で体目的の場合、自分の都合や気分によって連絡をしてきたり全くしてこなかったりします。
結局は遊びでしかないので自分の都合を優先し、暇になった時だけ連絡してきます。既婚者の男性にとっては遊びの女性の優先順位は高くないので忘れてしまうこともあります。
遊びの不倫の場合は、誕生日や記念日を覚えていない場合が多いです。相手のことをセフレとしか思っていないので、記念日や誕生日は関係ありません。場合によっては誕生日などを覚えているケースもありますが、プレゼントにはそれほどお金を掛けられません。
遊び不倫の場合、不倫相手に対してお金を使おうとしません。どんなに金銭的に余裕がある男性であっても、遊びの相手とはなるべくお金がかからないデートをします。
最初は、高級なレストランやいいホテルに連れて行ってくれたのに、段々ラブホ街近くの居酒屋やその後にホテルに直行するようなデートになった場合は、そうなるまでの期間に注目しましょう。
どんなカップルでも交際期間が長くなれば、最初よりも気を遣わないデートも多くなるのが普通です。しかし、遊びの相手に対してはそうなるまでの期間が短いので、関係が始まってから数カ月でお金があまりかからないデートに格下げされてしまいます。
遊びの不倫について説明したところで、本気の不倫の場合の男性の行動にはどのような特徴があるのでしょうか。
相手が本気で不倫をしているか1番分かりやすいのが、「どんな時も彼女を優先して、周りが見えなくなっている」状態です。既婚者の男性は家庭のことや仕事のことなど考えることも多いため忙しいでしょう。そのため、不倫相手との時間をなかなか作れないという場合も多いです。
しかし、本気の不倫の場合は周囲が見えなくなり、家庭や仕事をかえりみなくなっている場合が多いです。そこまでいかなくとも、不倫相手との予定を優先しようとしている場合は本気と言えるでしょう。
本気の不倫をしている場合は、不倫相手は彼女の行動を心配したり嫉妬してきたりします。この行動は体目的でしかない遊びの不倫相手には絶対にしない行動です。
不倫をしていなくても、好きな相手に対しては「今何してるんだろう」と気になってしまいますよね。心から愛しているからこそ、気になってしまうのです。
不倫関係の場合は、約束のない未来に不安になってしまいます。「彼とは結婚できるのだろうか」などそういった不安を抱えている姿を見て、本気の不倫の場合は一緒に考えてくれるでしょう。彼があなたの不安を解消してあげたいと考えているからこその行動なのです。
今回は、不倫の中で「本気」になる人「遊び」で終わる人の違いについて解説してきました。不倫には様々な事情があり、本気だからと言って相手がいつか離婚してくれるとは限りません。そのため、不倫でハッピーエンドを迎える場合は少ないかもしれません。
結婚相手がいながら不倫をするのは道徳に反するため、許されることではないのです。不倫関係にあるカップルは、お互いの気持ちは本気なのかその場限りの関係なのかもう一度考え直してみてください。
Written by 早紀