毎日の仕事のなかで、どうしても休みたくなる日が誰にでもあります。体調が悪い時などは無理せず休むべきですが、体は元気でも仕事に行きたくない時もあるでしょう。
ズル休みはもちろんNGです。しかし、精神的な休みが必要なこともあるのです。けれど、休む理由が思いつかない、もしバレたら……と考えるとなかなか実行には移せないもの。
そこで今回は、仕事を休む際の理由について、バレやすいものから使える理由の種類までまとめて解説します。どうしても仕事を休みたい時にぜひ参考にしてみてください。
働くということは、生きていく上でどうしても避けては通れません。でも、たまにはゆっくり休みたいと思うこともありますよね。休むということは身体面でも精神面でも大切なことなので、どうしても必要だと感じたら休んだほうがいいでしょう。
ただ、仕事を休む時に嘘をついた場合、バレてしまわないか不安になってゆっくり休むどころではなくなってしまうかも……。ここからは、バレやすい「仕事を休む理由」をいくつかご紹介します。
毎回同じ曜日に休んでいると、周囲から不審に思われる可能性が高まります。
例えば、休日明けの月曜日、仕事に行きたくないからと毎回のように休んでいては、上司も同僚も徐々に疑いの目を向けてくるでしょう。休日明けは誰だってまだ休んでいたいものですし、月曜日に休むのは比較的注目されやすいです。
毎回同じ理由で休むのはさすがに嘘だとバレやすいです。
注意したいのが法事や定期健診など。一年にそう何度もあるものではないので、周囲におかしいな? と思われてしまいます。怪しまれないためにも同じ理由ばかり使うのは避けましょう。
嘘をついて休む場合、設定を事細かに説明してしまう人もいるかもしれません。しかし、変に口数が多くなることで逆に疑われてしまう可能性もあります。
説明しすぎるとボロも出やすくなるので、できれば休む理由についてはざっくりと伝えるようにしましょう。
前もって調整できるはずの予定を理由に、当日急に休もうとするのはバレやすいので要注意です。
どうしても休みたい日があるけれど、事前に伝えるちょうどいい理由が思いつかず、ギリギリまで引き伸ばしてしまうということ、ありますよね。
この際、当日に使われがちなのが「役所に手続きに行く」「運転免許証の更新に行く」「冠婚葬祭がある」などが挙げられます。
しかし、役所へ行く用事はあらかじめ分かっているケースも多く、当日急に仕事を休んでまで行かなければならないということはほとんどありません。
また、運転免許証の更新も事前にハガキが送られてくるので、わざわざ平日に仕事を休んで行く必要はないですし、冠婚葬祭に至っては結婚式であれば何ヶ月も前から決まっています。葬式は亡くなった当日に行われるものではありません。
では、どのような理由であれば仕事を休んでもバレないのでしょうか。ここからは、バレにくい理由とその種類について解説していきます。
体調不良は、仕事を休む理由として最も使われているものでしょう。誰でも体の調子が悪くなることはありますし、本当に体調不良? と疑って聞くのも失礼にあたるので周囲から追及されにくい利点があります。
体調不良で休む時はあまり症状を詳細に伝えない方がいいかもしれません。のちのち辻褄が合わなくなると嘘だとバレやすくなります。
腹痛があると嘘をついて休んだ翌日に、ランチに胃腸に負担のかかりそうな辛いものを美味しく食べていたり、仕事終わりに飲みに出かけたりしていては「おかしくない?」となりますよね。
逆に、詳しく話すことで相手が納得してくれる場合もあるので、症状を伝えるかどうかは見極める必要があります。
子どもがいる人であれば、急な発熱や体調不良など子どもの看病は十分休む理由になります。子どもは体調を崩しがちなものです。
家族といっても相手が配偶者や親兄弟などの場合、余程症状が重くないとわざわざ休んで看病が必要とはならないので注意しましょう。
ただ、家族の看病であれば自分自身に起こっていることではないので周囲にバレにくい理由ではあります。
高齢の両親がいる場合には、休む理由として受理されやすいです。デイサービスやヘルパーなどを利用していて急に休むことになってしまっても、会社側としても介護せずに出社しろとは言えません。
休む理由の種類としては、【自分】か【家族】の2つに分けられます。一人暮らしの人は家族の理由は使えないことがほとんどなので注意してください。
今回は、仕事を休みたい時のバレやすい理由と、使える理由について解説しました。
できれば今日は仕事を休みたい……そう思うことは誰にでもあります。どうしても休みたくなった時は、体だけでなく心も休めるようにしましょう。
ただし、休み過ぎると上司や同僚、部下から疑われてしまうので注意してくださいね。
Written by 早紀