胸が小さく、自分に自信が持てない女の子はいませんか? なかには遺伝だからと諦めている人もいるでしょう。
しかし、胸が小さい原因は日頃の行いが影響しているかもしれません。
今回はバストアップに効果的なマッサージ法や食材についてご紹介します。バストが大きくならない原因について理解し、間違った習慣を変えていきましょう。
バストが大きくならない原因は、あなたの生活習慣や普段の行動に隠れているかもしれません。
ダイエットを習慣にしているとバストにも影響があります。
バストは、1割が乳腺、9割が脂肪でできています。脂肪が減少してしまうと当然バストも小さくなってしまうのです。
また、ダイエット中は食事制限をしている人も多いため、必要な栄養素がバストにまで届かない可能性もあります。いくらバストアップに効果的な行動をしていても、ダイエットをしていてはあまり期待は持てないでしょう。
姿勢が悪いと血行が悪くなり、必要な栄養を体中に届けることができません。また、肋骨が横に広がってしまう原因になる他、バストの垂れなどの要因にもなります。
バストアップにとって猫背は大敵! 常に姿勢を正すことが大切です。
寝方によってもバストに影響が出てきます。
うつ伏せや横向きで寝る女の子は多いかもしれませんが、このような寝方はバストを押し潰してしまう他、血流が阻害されてしまう可能性があります。
眠りやすい姿勢もあるでしょうが、バストアップを目指しているのであれば寝方にも気を付けてみましょう。
バストにぴったりの下着をつけていますか? サイズが合っていないと胸が潰れる原因になり、きちんとバストを支えられないためにバストが垂れ下がってしまう可能性もあるので気を付けましょう。
サイズが合っていないときの特徴としては、
・ブラジャーが勝手にずれる
・カップに隙間がある
・ブラジャーを外すとラクになる
・背中に食い込みがある
などがあります。
お店に行ってしっかりバストサイズを測り、自分に合った下着を購入するようにしましょう。
一見、バストアップには関係ないことだと思うでしょうが、睡眠不足はホルモンバランスに影響を与えるため、胸の成長を阻害してしまうのです。
バストアップを期待するのであれば、睡眠時間にも気を遣って早寝早起きを心掛けましょう。
また、睡眠の質を高めることも大切です。寝る3時間前までには夕飯を済ませる、できるだけ睡眠前にはスマホは見ない、などにも気を配りましょう。
ストレスも、睡眠不足と同様にホルモンバランスに乱れを与えます。仕事やプライベートなど、人によって様々な要因があるでしょうが、ストレスを溜めないようリフレッシュする時間を設けるようにしましょう。
コーヒーや紅茶に含まれているカフェインは、摂取し過ぎるとバストのサイズダウンにつながるといわれています。
1日に3杯以上飲む女の子は特に注意し、できるだけカフェインレスの飲み物を摂取するようにしましょう。
近年では、カフェやスーパーでもカフェインレスの商品が増えてきたので、ぜひ試してみてください。
続いては、バストアップに効果のあるマッサージ法をご紹介していきます。
溜まっている老廃物を排出するためにリンパマッサージをします。脇の下やデコルテといったリンパ部分をほぐしましょう。
まずは胸の中心から脇にかけて、胸の上を通りながらクルクルと円を描くようにさすりながらマッサージをします。
最後に脇の下にあるリンパに老廃物を流すようにしてください。
次にバストの外側を下から上にさするように持ち上げていきながらマッサージをします。これも、脇のリンパに老廃物を流すようにすることがポイントです。
リンパの流れを良くしながらマッサージをすることでバストアップを目指せます。
バストアップマッサージをする際には、いくつかの注意点もあるのでご紹介します。
バストアップマッサージは、ダイエットと同じように短期間で効果が出るものではありません。毎日続けることが大切なので、お風呂に入った後や寝る前など、マッサージを習慣化させることが重要です。
マッサージをする際には、必ずボディクリームやボディオイルを使用しましょう。マッサージの手をスムーズに滑らせることができ、皮膚にダメージを与えません。
バストアップマッサージは、体が温まった状態で行うとより効果を発揮します。これは、体が冷えた状態だと血流も悪くなるので老廃物も流れにくくなるためです。
また、血行が良くなることで乳腺も活性化されるのでバストアップに期待が持てます。入浴後などに行うのがおすすめです。
バストアップをしたいがために力を入れすぎてしまうと肌を傷つけてしまう要因となります。あくまでも優しく、気持ちが良いと感じる力加減であることが大切です。
バストアップのためには、食生活の改善も重要です。バストアップに効果のある食材を摂り、理想のバストを目指しましょう。
バストアップと聞くと大豆製品を思い浮かべる女の子は多いでしょう。
大豆製品には、大豆イソフラボンと呼ばれる女性ホルモンに似た働きを持つ栄養素が含まれているため、バストの成長を促す作用があるのです。
美肌や髪の毛にも良いと言われているので、女の子らしい魅力的な体を目指しているのであれば、欠かせない食材となります。
豆腐や納豆に多く含まれているので積極的に摂取してくださいね。
タンパク質は筋肉や骨、血液を作る大事な栄養素です。女性ホルモンの分泌を促す作用もあり、バストアップには欠かせません。
タンパク質が多く含まれる食材には、豚肉や牛肉などもありますが、鶏肉は脂質が少ないのでダイエットにも適しています。ダイエットをしながらバストアップを目指している女の子には最適の食材です。
一見バストアップには効果がなさそうに感じる食材ですが、実はキャベツにはボロンという栄養素があり、女性ホルモンを増やす作用があるのです。
ただし、熱に弱い性質を持っているので生で食べることが肝心です。
味が苦手な女の子もいるでしょうが、セロリもバストアップにおすすめの食材です。
セロリにはビタミンEが多く含まれています。ビタミンEは血行を促してくれるので、胸まで栄養素が行き届きやすくなります。乳腺を発達させる作用もあるので、サラダやスープに入れて摂取してください。
チーズにはアミノ酸のアルギニンが多く含まれています。成長ホルモンの分泌を促す作用があり、バストアップを手助けしてくれます。
成長ホルモンは10代を境にして減少していくため、積極的に摂取することが望まれる栄養素です。摂取目安は1日20g程度なので、サラダやサンドイッチなど、好きな食べ方で摂取していきましょう。
バストアップのためにマッサージや運動をしていても、毎日の生活習慣によって知らないうちに阻害されている可能性があります。まずは自分の生活習慣を見直し、食生活も改善することで、バストアップが期待できますよ。
そして、毎日のマッサージで理想のバストに導きましょう!
Written by 早紀