庇護欲(ひごよく)ってなにか知っていますか? 男性は庇護欲を掻き立てる女性に弱くて、なにかと助けてくれたりします。
どんな女性が庇護欲を掻き立てる存在なのか、またそうではないのか。
男性の庇護欲を高めるためのポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「庇護欲(ひごよく)」とは、可愛かったり小さかったり、頼りなかったりする存在に対して感じる「守ってあげたい!」とか、「何かしてあげたい!」という気持ちです。
ヨロヨロしている子犬や子猫を見たり、頼りなさげにしている人を見るとついつい手を貸してあげたくなることがありますよね?
そういう助けてあげたい・守ってあげたい気持ちを庇護欲、といいます。
本当に庇護欲を掻き立てる女性はいます。
でも、庇護欲を掻き立てる女性は男性にモテることから、モテるためにわざと頼りなく振る舞っているあざとい人も。
見分ける方法はいくつかあります。リアクションが大きい、ぶりっ子ポーズをよくしている、または上目遣いをしているなどがあります。
また、「あなただけ~」とかいちいち特別扱いしているようなことを言う女性はあざとい女かも!?
それでは、ほんとうに男性の庇護欲を掻き立てる女性とは、どんな女性なのでしょう。
頼りなく装うあざとい女とは違い、実際に男性の庇護欲を掻き立てる女性というのは、そのことを全く意識していないものです。
無意識でやっているからこそ同じ女性からもあざといとは見られませんし、自然に振る舞っているように見えます。
男性が何か失敗しても、「大丈夫だよ~」とフォローしてくれたり、むやみに相手の欠点をけなすようなことをせずに思いやりがあって明るい女性が多く、きつい性格をしている人はほとんどいません。
他人に対する当たりも柔らかくて、男性だけでなく同性の女性たちとも仲が良いです。
ちなみにあざとい系の女性は同性から嫌われがちです。
「なにかしてあげようか?」と声をかけられたとしても、庇護欲がある女性は人にやってもらうのは悪いと考えてしまうため、すぐ遠慮します。
手を貸そうとしてもすぐに遠慮されてしまうので、男性側はもっとやってあげたいんだけどな~という気持ちになりやすいです。
本当にちゃんとできるのか心配になって、ついつい見守ってしまう男性もいます。
庇護欲を掻き立てる女性はなにかと不器用。何事も器用にこなすということができないので、他の人より遅れがちだったり隙がある人が多いんです。
テキパキと何でも器用にこなしてしまう人は、隙がありません。
それはそれでカッコイイ女性ではあるのですが、男性にとって庇護欲を掻き立てられる存在かというと……むしろ、男性からも頼りにされる存在かも。
とっても素直で疑うことを知らず、何でもついつい信じてしまう。そのせいでからかわれたり、騙されたりといったこともあったりします。
あまりにも他人の言うことを真に受けている人を見ると、心配になったりしませんか?
それが特に女性だったりすると、男性から見るととても心配になり、庇護欲をかきたてられてしまうようです。
天然というのは、天然ボケのことです。
人とは違うズレた行動をとってしまうタイプを天然ボケとよく言いますが、こういったタイプの人も庇護欲を掻き立てる対象になります。
天然な人はとにかく悪意なく、ズレたことをしてしまいがちです。
世渡りも苦手だったりするので、そんな様子を見ている男性は庇護欲を掻き立てられるのでしょう。
本当は助けてもらった方がいいと分かっていても、相手の負担を考えてしまってなかなか頼ることができない。
そんな女性も庇護欲が掻き立てられる女性です。
なんでもかんでも頼ってくる女性より、頼らない女性の方が庇護欲が掻き立てられるんですね。
そんな女性を見ていると、素直に頼ってくれればいいのにと庇護欲が湧いてくる男性が多いようです。
人といるのが大好きで一人にされるのが苦手な寂しがりやも、男性から見ると放ってはおけないタイプのようです。
寂しがりやでしょっちゅう連絡をとってきたり、一緒に行動しようとする女性に対して、悪い感情をもつ男性はそうはいません。
あまりやりすぎると男性にうっとうしがられる可能性もありますが、基本的には庇護欲を掻き立てる存在です。
逆に庇護欲が湧かない女性ってどんな女性か分かりますか?
この上で紹介した庇護欲が湧く女性の特徴と反対の特徴を持っている女性は、あまり男性の庇護欲を掻き立てる存在ではないのかも。
ただ誤解して欲しくないのは、だからダメだという訳ではないということです。
庇護欲が湧かないとされる女性はカッコイイ女性で、同性から人気が高い人も多いです。
仕事はバリバリするしプライベートはプライベートで山登りとか趣味に積極的。
そんな仕事もプライベートも充実させている女性は守ってあげたい、助けてあげたいタイプにはなりにくいです。
男性からしてみると、特に手助けする必要もなく日々楽しそうに過ごしているように見えます。
庇護欲が湧くかというと、そうではないでしょう。
しっかりしていて自立しているタイプの女性は、隙というものがありません。
自分で自分のことはやるし、特に問題もなくきちんと行える。うっかり失敗などしない女性がこのタイプです。
男性からしてみると、手助けしたりアドバイスをする隙がないので庇護欲は湧かないタイプとなります。
自分で自分のことをやろうとするのは庇護欲のある女性も同じですが、そちらはやろうとしても失敗しがちなのが特徴です。
「近づかないで!」とでもいうように男性に対して「寄るな触るな近づくな」オーラを出している女性がたまにいます。
こういう人もまた、男性にとって庇護欲が湧くタイプではありません。
同じ女性でも、相手から「お断り!」されていると近づきにくいですよね。
男性に対してそんなオーラを出している女性には、男性も近づきにくいんです。
やたらと考え方が男っぽく、女性と会話するよりも男性との会話の方が楽しいタイプ。中には男性よりも男性らしい考え方をしている人もいます。
こういう女性は、男性からは性別の異なる友達として見られることはあっても、庇護欲の対象となることは少ないです。
男性からしてみると、庇護欲の湧く女性に対して感じる守ってあげたい・助けてあげたいという思考にはなかなかなりにくいです。
ここからは、男性が庇護欲を掻き立てられるのはどんな瞬間なのかを紹介します。男性の庇護欲を掻き立てたい女性は必見!
あえてこういった瞬間を作り出すことで、狙った男性側にあなたを守ってあげたい・助けてあげたい気持ちが起こるかも知れません。
ただ、やりすぎてあざとい女になりすぎないように気をつけてくださいね。
「ギャップ萌え」なんて言葉があるように、男女問わずギャップがあることで逆に好感を持たれるケースがあります。
男性の庇護欲を掻き立てたい場合は、普段はしっかりしているのにどこか抜けている面を見せるのが効果的です。
真面目で素直でしっかりした子だなと思っていたけど、やたらとお酒に弱かったとか。男性心理を突くギャップを作れるかが勝負です。
趣味でも仕事でも全力投球! だけど思わぬところで抜けた面があり、完璧ではないというのも庇護欲を掻き立てられるタイプです。
何事にも一生懸命取り組んでいる人は、応援したくなります。
本人は一生懸命やっているんだけどちょっと危なっかしいなんて隙があると、男性はハラハラして思わず庇護欲を掻き立てられてしもうかも。
気になっている女性が落ち込んだり、困ったりしているとなんとかして手を貸したくなるのが男性です。
困っているのに強がっている女性には男性も手を貸しにくいので、声をかけられたら素直に相談するのが吉です。
困ったり落ち込んでいるあなたの姿を見て、また自分が頼られたことで男性は庇護欲を掻き立てられやすくなります。
「涙は女の武器」と言われるように、女性の涙に弱い男性は実に多いです。
ただ、何かにつけて泣いているのではあまりインパクトはありません。
ここぞという時に泣くことで、男性は庇護欲を掻き立てられます。
一生懸命頑張っていたのに失敗してしまった時や、心身ともに疲労している時など。
泣きたくなった時に素直に涙を見せると、男性に効果大だったりします。
男性の庇護欲を掻き立てるためには、女性の方も積極的にかつ素直に男性を頼る気持ちを出していく必要があります。
あまりにも消極的な女性には男性も声をかけにくいので、ある程度積極的に男性に接することができる、いざというときは、素直に相手に頼ることができる、そして男性にとって近づきやすい女性であることが重要でしょう。
庇護欲が湧かない女性が悪いということではありません。
しかしやはり強くて守る必要を感じない女性よりも、庇護欲を掻き立てられる女性に男性は弱いものです。
男性が庇護欲を掻き立てられると、なにかとかばってくれたりするので居心地がよいと感じる女性もいます。
男性が庇護欲を掻き立てられるポイントを押さえて実践し、素敵な女性を目指してみましょう。
Written by KOIGAKU