音信不通にする回避依存症の彼。接し方のコツはある?

回避依存症という言葉を聞いたことはありますか? 回避依存症とは、人と深い関係になることを避ける癖のある人のことを指します。

親からの愛情表現が希薄だったり、人間関係でトラウマが原因でなるといわれています。もし、彼が恋人関係になった途端、音信不通になったり、自分を避けるようになったら、それは嫌われたのではなく、彼自身が回避依存症の可能性も――。

今回は、回避依存症の彼への接し方のコツをピックアップしてみました。

甘えと不安を行き過ぎない

甘えと不安を行き過ぎない

回避依存症は、疾患ではありません。あくまでもそうした言動をする一面に過ぎない為、原因を理解し、接し方を工夫することが、相手といい関係を築く糸口になると考えられます。

その為に、まず大事なのは相手との距離感をきちんと意識し、付き合うことでしょう。人は好きになると相手と早く仲良くなろうと思ったり、好き故に不安になったり、相手との関係に不満を持ったりするものです。

だからといって、二人の距離感を無視してプライベートなことに立ち入り過ぎたり、不満を感情的にぶつけてしまうと、たちまち関係は悪化しかねませんよね。

二人の距離感を意識する

この場合の彼に対する態度も同じです。彼が音信不通になったとしても、一方的に連絡を取り過ぎるのは逆効果です。彼への気持ちは一定に保ちながらも、相手と少しずつ距離を図ることを意識しましょう。

お互いに無理のない関係が、付き合いを長続きさせることに違いはありません。彼も少しずつ距離を図られることで、仲良くなっても平気だということが、徐々に分かってくるでしょう。

ここで無理に距離を図ってしまうと、彼は「自分にはこんなところがある。それでも好き……?」と、過剰な行動に出る恐れがあります。懸命に、彼の理解者になろうとしても、あなたもしんどくなってしまうでしょう。ヘタに不安を煽ったり、甘えが過ぎてしまうと、関係性が崩れてしまうので注意が必要です。

彼を自由にさせてあげる

彼を自由にさせてあげる

彼との付き合いで不安があったとしても、長い目で相手を見つめてあげることが大事です。彼と付き合っていると、彼が自分を避けようとすることで、「浮気をされているのでは……」と思うこともあるかもしれません。しかし、そこで彼に気持ちを確かめたところで、彼も距離を迫られる気がしてしんどくなってしまいます。

距離感に応じて、彼を自由にさせてあげることです。あなた自身が、ちょっとゆとりを持って、彼と付き合う気持ちが意識できるだけで、二人の関係は上手くいきやすくなります。彼は浮気をしているわけではなく、人と親しくなることに怖さがあるだけなのです。

ゆとりを持って付き合う

あなたが広い心で付き合ってあげることで、彼は少しずつあなたとの関係に心を許すようになるでしょう。彼は、自分のことを好きでなくなったわけではない。そう分かれば、不安はだいぶ軽減されるはずです。彼もまた、あなたに対して「ずっと避けているのに、この人は変わらず愛してくれている」と、それが自信に変わってくるでしょう。

相手の癖を理解し、ゆとりを持った付き合いを意識することで、彼との関係は上手くいく可能性がアップすると思います。

終わりに

終わりに

いかがでしたか。彼がどうして自分を避けるのか。その原因と理由が分かれば、接し方も見えてくるはずです。無理した付き合いは、どんな関係も上手くいかないものです。

彼のことが大好きなら彼の一面をどう受け止め、付き合っていけるのか。ぜひ前向きに考えられるといいですよね。

Written by 柚木深つばさ

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