彼がなかなか愛情表現をしてくれない。思わず怒ってしまいそうになりますが、もしかすると彼は回避依存症かもしれません。
今回は、愛情表現が上手くできない「回避依存症」についてのお話です。
回避依存症という言葉を聞いたことはない。そんな人はきっと多いはず。そんな方の為に回避依存症を簡単に説明すると、「人と深く関わって傷つくのが怖いから、人と深く関わりを持つのを嫌う」という意味になります。
つまり傷つく前に予防線を張って、どうやっても傷つかない状態にするというわけです。例えば、親しくなった間柄にも関わらずいきなり連絡を絶ってしまうとか。
もしくはいきなり連絡先を削除して、人間関係をリセットしてしまうなども回避依存症の特徴です。
それでは回避依存症の人に見られがちな特徴を見ていきましょう。彼の愛情表現をしてくれないという人は、彼を思い浮かべてチェックしてみましょう。
1:見た目は自信満々、活動的
回避依存症の人は自信に満ち溢れていて、どちらかと言えば活動的な性格です。誰とでも仲良くなることができますし、それなりに親しい関係を築くことができます。ですが表面上は人当たりがよくとも、その人当たりの良さは人から嫌われたくないという考えが元になっていたりします。八方美人だと言われる手前を演じているわけです。
2:本当は寂しがり屋
明るい性格であっても、裏では寂しがり屋な一面を見せたりします。ちょっと仲良くなるとだんだんとボロが出て本性を現すわけです。そんな時に堅調に表れる特徴が寂しがり屋な性格。何かにつけて一緒に行動しようとしたり、どこに出かける時は一緒に行きたがったりします。ですが、この寂しがり屋な性格も嫌われない為の行動の1つ。上手に人を愛することを知らないからこそ、そうやって一緒にいることが嫌われない最善の手段だと考えているのです。
3:傷つくことを恐れて本当の自分を出せない
回避依存症な人は、本当の自分を相手に見せるのがヘタクソ。というより本当の自分を見せてしまえば嫌われるかもしれないと思ってしまい、本音で語れないのです。それは相手が心を許すべき恋人であっても同じ。だから愛情表現も上手にできず「愛してる」とか「好き」などの言葉も言えないのです。
4:恋愛を優位に進めたがる
回避依存症な人は、恋愛を常に優位に進めたい傾向があります。そして自分が優位に立っている時は恋愛を上手く進めることができます。なぜなら、自分が優位に立っていることで相手に嫌われない恋愛の進め方ができるから。でも深い関係になってくると途端にガタガタ。恋人に本音を言うことができず、愛情表現もできません。そんな甘ったるい一面を見せてしまえば、「嫌われるかもしれない」などと思ってしまうからです。
そんな回避依存症な彼と上手に付き合っていくつもりなら、一番良い方法は放っておくことです。
回避依存症な彼は命令されることや、提案されることが苦手。なぜなら自分の優位性が脅かされると思ってしまうから。
もしも回避依存な彼があなたに会いたいと思った時は、こちらから声をかけずとも会いに来てくれます。
普通の恋愛ならタブーな次のデートまで時間かかりすぎ問題も、回避依存な彼と付き合っていくのであればスルーが必須。つまり気長に待ちましょう。
彼はあなたのことが嫌いになったというわけでもないのですから。
さて今回は、回避依存症な人の特徴のお話でした。もし彼が回避依存症っぽいのであれば、「もしかして嫌われたかも」と焦る必要はありません。
気長に待ってあげましょう。それでも待てないのであれば、オススメは「どうしたの?」と聞いてあげること。
命令も提案も嫌いな回避依存な彼でも、話を聞いて欲しいと思っていることだけは事実なのです。
Written by センチネル