化粧下地とは何なのか、知らないという人はいますか? メイクをする上で必要になるアイテムだということは知っているものの、「使っていない」という人も意外と少なくないようです。ここでは、化粧下地とは何なのかおさらいして、使うべき理由、またBBクリームやCCクリームとの違いについても解説していきます。
化粧下地とは、ファンデーションの前に塗るクリーム、もしくは乳液のことをいいます。
化粧下地には、次のような役割があります。
・肌の乾燥を抑える
・メイクのノリを良くする
・メイクのモチを良くする
・皮脂のコントロールをする
・肌色を補整する
・肌の凸凹をなめらかに整える
・肌にツヤを与える
化粧下地には色んなタイプのものがあるので、自分の肌質や理想とする肌に合わせて、好みのものを選んでいきます。最近は、マット肌よりもツヤ肌が断然人気なので、肌にツヤを与えてくれるようなタイプの化粧下地が人気です。
また、化粧下地を塗ることで、肌の色ムラを補整したり、肌の凸凹をなめらかにしたり、といった肌の悩みを解消することもできます。乾燥肌の人は保湿タイプの化粧下地を選ぶことで肌の乾燥を防ぐことができますし、脂性肌の人は皮脂をコントロールしてくれるタイプのものを選ぶと、皮脂の分泌を抑えることができます。
このように、化粧下地は肌の土台作りに欠かせないアイテムです。
メイク売り場に化粧下地を探しに行くと、BBクリームやCCクリームが並べて置いてあることがあります。BBクリームやCCクリームにも「化粧下地」の機能があるとあるので、この3つはどう違うんだろう? と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
化粧下地とBBクリーム、またCCクリームとの違いをざっくりと説明すると、化粧下地とはファンデーションを塗る前に肌の仕込みとして使用するアイテム。それに対して、BBクリームやCCクリームは、ファンデーションとしての役割も果たすので、1本でベースメイクが完結します。
時短メイクに使えるのがBBクリームやCCクリームといえるでしょう。ただし、BBクリームとCCクリームとを比較すると、BBクリームの方がカバー力は高いです。CCクリームは、どちらかというと薄付きな感じで、ナチュラルなメイクを目指す人にはおすすめですが、カバー力を求める人には物足りません。
その為、CCクリームである程度肌の色を補整し、その上にファンデーションを塗る人もいます。つまり、CCクリームを化粧下地代わりに使うとこともできます。
化粧下地は正しく使うことが大切。正しい使い方をきちんと守りましょう。化粧下地は、洗顔後の保湿した肌に使います。
1:化粧下地を手に取る(パール粒大くらい)
2:額・両頬・鼻・顎に化粧下地を5点置きする
3:指の腹を使って、顔の中心から外側へとムラなく伸ばす
目の周りや小鼻の辺りは、塗り残しやすいので注意しましょう。化粧下地はつけすぎると、メイク崩れの原因に。顔全体に塗った後に、ベタつきがあるようであれば、つけすぎです。その場合は、ティッシュペーパーなどで軽く抑えてください。
化粧下地が肌にきちんとなじんだのを確認してから、ファンデーションは塗りましょう。
最近では、化粧下地なしでもOKのファンデーションも増えてきています。その場合は、化粧下地を必ずしも塗らないといけないということはありません。
しかし、化粧下地を塗っておくことで、メイクのモチを良くしたり、ファンデーションを薄塗りにしたりすることができるといったメリットがあります。なので、どちらかというと化粧下地も使用する方がおすすめです。
日焼け止めを塗る場合に悩むのが、化粧下地を先に塗るか、後に塗るかということですよね。化粧下地とは、ファンデーションの直前に使うものなので、日焼け止めを先に塗って、その後に化粧下地を塗ると覚えておきましょう。
最近では、SPF値が35以上の化粧下地も増えているので、そのようなアイテムであれば、海に行ったりするのでない限り日焼け止めは不要です。
Written by Marie