好きな人の一挙一動が気になって、ドキドキして。ある意味では恋愛の一番楽しい時期かもしれない「片思い」。
でもやっぱり、好きな人が自分と同じように好意を持ってくれないって、辛いことですよね。
時には、片思いをしていて「疲れた」と感じることもあるでしょう。そんな時の対処法をお伝えします。
あなたが片思いに「疲れた」と感じるのは、どんな時?
すでに恋人のいる人を好きになってしまうこと。これはとても苦しく、辛いことです。「別れるまで待つ」も、「奪っちゃえ!」も、どちらもそう簡単なことではありませんからね。
片思いの「好き」が大きければ大きいほど、相手が恋人と幸せに過ごす姿を見るのはしんどいです。そんな時、「もう疲れた……」そう感じることもあるでしょう。
その気になれば、片思いは何年でも続けることができます。「子どもの頃から、ずっと幼馴染に恋していた」なんてシチュエーション、少女漫画ではありがちですよね?
でも報われない想いの塊である片思いは、長引けば長引くほど精神的にキツくなっていきます。
いつまで経っても気持ちに気づいてくれない鈍感な彼、平気で好きな女の子の話題を振ってきては恋愛相談をしてくる彼、どんなにアプローチしても全く興味を示してくれない彼……。
一度は我慢できても、二度、三度と続けばどうでしょう。片思いしている期間が長くなるほど、耐えられない・疲れたと感じるはず。
自分はこんなにしんどい片思いをしているのに、ふと周りを見渡せば、みんなラブラブで幸せそう!
こんな時にも、ふと寂しさや疲れを感じるはずです。
ずっと一緒に片思いに悩んでいた友達が、告白に成功して彼氏持ちに変わったら?
置いてけぼりにされたような、頑張る支えをなくしたような、そんな喪失感を覚えるでしょう。
気が抜けて「疲れちゃった……」と感じても、不思議ではありません。
恋愛に入れ込みすぎると、世界の全てが恋愛を中心に回っているように錯覚してしまいます。
でも、そんなことはないんです。試しに、片思いしている彼とは全く関係のないことを始めてみましょう。
趣味や好きなこと、何でもいいです。「この恋がなくても、私、生きていけるんだ」その実感を得ることが、片思いに疲れた時には何より大切なのですから。
一人の人をずっと好きでいると、どんどん視野が狭まってしまいます。
特に片思い期間中は、相手との距離がそこまで近くないので相手の短所が見えにくく、「恋は盲目」状態になりがち。
そういう時こそ、広い視野が大切になります。友達と遊ぶのも良いでしょうし、たまには他の男性へ目を向けてみるのもアリでしょう。
とにかく自分の心の中を、片思いの彼で埋め尽くさないようにすること。疲れた時こそ、その姿勢が大切です。
そもそも、片思いをしていてなぜ疲れるのでしょうか。「こんなに好きなのに、気づいてもらえない」「もっと仲良くなりたいのに、今のままじゃこれが限界」などなど、一方的に相手を好きでいる状態に、ある意味でしびれを切らしているからとも言えます。
それなら、いっそのこと新しい刺激を与えて、好きな人との関係性を強制的に変化させてみてはいかがですか?
方法は簡単。思い切って思いを伝える、つまり告白してしまうのです。もちろん勇気が必要だし、そう簡単に踏み出せる一歩ではないかもしれない。もし断られたらと思うと、不安で夜も眠れないですよね。
でも、彼の返事がOKでもNGでも、今とは違った関係性になれるはずです。
「今の状態でいるのはもう、疲れた……」そんな心境に陥って抜け出せずにいるなら、試してみる価値はあるかも?
好きな人を想うだけで幸せなのも、想いが伝わらないもどかしさに苦しむのも、どちらも片思いです。
そんな片思いが長引くほど、「もう疲れた……」と感じることもあるでしょう。そんな時は、思い切って現状を変える為の一歩を踏み出してみてください。
片思いも悪くはないけれど、やっぱり誰かを好きになるからには、幸せな恋がしたい。
勇気を振り絞れば、そんな未来がきっとあなたを待っているはずですよ。
Written by 七尾なお