一般論として、ひとは理性をちょっと無くしたときに、その本性が暴かれると言われています。今回は夜ごと、男が理性を外しにお越しになる場所……つまりキャバクラにおける「男の意外な生態」について、何人かのベテランキャバ嬢(?)にお話をお聞きしてきました。
さっそくご紹介しましょう。
「男性って、かわいくてにっこり笑っている女性に対して『俺のすべてを受け入れてくれるはず』と勘違いしている節があります」(25歳・昼間はネイリスト)
かわいい女子は、イケている彼氏がいるからかわいくて現状に満足している……というのが、わかっているようでわかっていないのが男ということです。痴漢とか盗撮という男の犯罪を見ていても、こう思いますよね。「受け入れてくれない」と男が思っていれば、その男はかわいい女子のスカートのなかに手を入れてこないですもんね。
「男性って、わりとお金があったらあるだけ使うひとが多いように思います。こういうお店に来ているお客さんだけではなく、競馬とかパチンコとか……」(25歳・昼間は損保)
政治家のカジノを東京に作ろうという話とセットで、いつも「ギャンブル中毒のひとの対策のありかた」が語られますが、中毒の男性って意外と多いというのは、事実のようです。
「男性って意外と金銭感覚が非現実的です。お客さんで『キャッシングの利用残高は俺の預金』と言っているひとって多いですよ!」(24歳・昼間はエステティシャン)
借金も財産のうち……という言葉がありますが、これはそのひとの信用=借財の大きさ、を語っている言葉です。このへんのことを勘違いしている男子って多いのでしょう。
「自慢話の多い男性って『過去の栄光で10年は暮らしていけると思っている』男性だと言っているようなものです。女子的にはあまり興味がないですよね」(27歳・昼間は電鉄会社OL)
男はこのへんのことを理解していないので、すぐに過去の自慢話をして、女子からモテないカテゴリーに入れられてしまう、と言えば、男にとって可哀想な言い方でしょうか。
いかがでしたか?
堅実な草食系男子が多いと、マスコミは言いますが、実際、現場で男性と接していると、「そうでもない」とのことです。草食系男子こそ、一度女性にハマるととことんハマるとの証言もありました。
男はいくつになっても夢とロマンを追いかけたい「男の子」ってことでしょうか。
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