人生にとって、最大の分岐点となる結婚。幸せな人生を歩む為には、最愛のパートナーが欠かせませんよね。
そこでこの記事では、離婚経験のある女性たちの体験を踏まえながら、結婚が失敗する理由やその回避方法・対処法などについてご紹介しています。
今や3組に1組の夫婦が離婚をすると言われるほど、離婚は決して珍しいものではなくなりました。
「結婚したら一生相手と添い遂げる」というのは、もはや現実的ではなくなっているとも言えるでしょう。しかし、そうは言っても誰しも最初のうちは結婚に夢を抱いているはずです。
しかし、結婚生活を送るうちにさまざまな問題が明るみに出て結婚が失敗だと感じる人も少なくないことでしょう。
ここではまず、世の既婚者たちが「結婚に失敗した」と感じた瞬間をご紹介していきます。結婚する前に、ぜひ反面教師としてご覧ください。
「結婚に失敗してしまった」と感じる瞬間としてまず挙げられるのが、配偶者の浮気や不貞が発覚した時です。
もちろん、彼氏や彼女に浮気をされるのもとても辛いことですが、一生を添い遂げることを誓った配偶者に浮気をされると、その辛さはとてつもなく大きくなります。
結婚した手前、恋人のように簡単に別れることができず、かといって自分を裏切った相手を許すこともできず、そのジレンマに苦しんでしまうでしょう。
「なんでこんな不誠実な人と結婚してしまったんだろう」と自分の選択を深く後悔してしまうはずです。
暴力をふるわれたというのも、結婚に失敗したと感じる瞬間として挙げられるでしょう。
ストレスがかかった時、すぐにカッとなるタイプの男性は要注意! 物を投げたり、暴力を振るったり、大声で怒鳴ったり。
交際中にちょっとでも怪しいなと思ったら、人生最大の失敗を回避する為にも早めの別れを意識した方がいいかもしれません。たとえ手を上げられずとも、言葉の暴力も立派な暴力です。
入籍前に同棲するのが1番ですが、どうしても難しい時は長時間一緒に過ごす旅行へ出かけてみるとよいでしょう。相手の本性を見極められるはずですよ。
付き合いが長くなればなるほど、お互いに異性としてのときめきやドキドキを感じなくなるのも致し方ありません。
しかし、だからと言って夫婦関係が全くなくなってしまうと結婚に失敗したと感じるでしょう。
愛する人と肌を重ねることは精神的にも肉体的にも必要なことであり、幸せな結婚生活を維持するために欠かせないものでもあるからです。
お互いにそういった欲が全くなくなったのならまだしも、こちらは相手と肌を重ねたいと感じているのに拒絶されて夫婦関係がなくなると、プライドもズタズタにされるでしょう。
結婚してから後悔するポイントといえば、性格や価値観の相違ですよね。
特に金銭感覚の違いはよくある話で、配偶者がギャンブル好きだったり、家庭を顧みずに趣味にお金をつぎ込んでしまい、夫婦間で喧嘩が絶えないというのはよくあるケースでしょう。
交際中から浪費癖のある人には要注意! できるだけ同じような金銭感覚の持ち主をパートナーに選びましょう。
また、仕事をしてお金を稼いでいる方が「偉い」と偏った考えをもつ男性は、家庭に入ると亭主関白になる可能性大!
夫婦に大きな溝が生じてしまうことがあります。
以上で見てきたように、一見すると幸せで順調な結婚生活を送っているように見える世の中の既婚者たちの中には、さまざまな理由で結婚に失敗したと感じ、後悔している人も少なくありません。
昨今では離婚する夫婦が珍しくなったとは言え、できるならば結婚した相手といつまでも愛し合い、生涯を添い遂げたいものですよね。
では、どうすれば結婚に失敗せずに済むのでしょうか。
ここからは結婚が失敗する主な理由について解説してきますので、ぜひ反面教師としてご覧になってみてくださいね。
結婚が失敗してしまう理由としてまず知っておきたいのが、相手のことをよく知らないまま急いで結婚してしまったということです。
たとえば女性によくあるケースですが、「30歳までにどうしても結婚したい」と年齢を基準に結婚を望んだり、友達が結婚ラッシュで焦りを感じている場合、たいして好きでもない相手とスピード結婚をしてしまうことがあります。
その場合、お互いのことをよく理解しないまま夫婦生活を送ることになるため、当然衝突も多くなり、結果的に破局しやすいと言えるでしょう。
相手の内面をあまり重視せずに結婚したというのも、結婚に失敗しやすい理由のひとつとして挙げられるでしょう。
もちろん、自分の好みとかけ離れたルックスの持ち主とは結婚できないと考えるのも無理はありません。
しかし、ルックスのように表面的なものだけを重視して結婚しても、夫婦として本当の愛を育むことは難しいでしょう。
外見がよくても内面が悪い相手であれば、夫婦生活を送るなかで嫌な部分や許せない部分がどんどん見えてきて、我慢できなくなってしまうからです。
結婚するということは財布をともにするということでもあるので、経済力を重視しながら結婚相手を選ぶのはある意味当然だと言えるでしょう。
しかし、相手の経済力だけを見て結婚に踏み切った場合、結婚そのものに失敗しやすいです。
というのも、相手と結婚したのではなく相手のお金と結婚したため、夫婦としての信頼関係や愛情、絆など感情的な結びつきを育むことが難しくなってしまうからです。
また、もしも相手が失業するなどしてお金がなくなれば、その時点で結婚した意味がなくなるので、破局一択になるでしょう。
姑などの家族関係が上手くいかないというのも、結婚が失敗する理由のひとつとしてよく聞かれるものです。
結婚は、法的には両性の合意によってなされるものですが、実際には個人と個人だけのものではなく、家と家の結びつきという側面も強く持っています。
特に日本ではまだまだ「女性が嫁ぐ」という男尊女卑的な風潮が強く、妻になったならば姑や義理の実家に従わなければならないというプレッシャーがかかるため、それに耐えきれず、夫婦関係が悪化してしまうケースもよくあります。
「結婚に失敗した」と感じたならばすぐに離婚をして次のステップに進もうとする人もいます。
一方で、世間体などを気にして「絶対に離婚はしたくない」という人も一定数存在します。
ここからは、結婚に失敗したと感じても離婚せずにいるための方法についてご紹介していきますので、結婚生活に思い悩んでいる方はぜひチェックしてみてくださいね。
結婚に失敗したと感じているけれど離婚はしたくないのならば、仮面夫婦として生きるというのも一つの手です。
配偶者に対しては愛情の欠片も残っていないけれど、離婚するとなると経済的に不安定になりますし、何より子供がいる場合はどちらかがシングルファザーあるいはシングルマザーとして育てるしかないので、何かと不都合が生じるでしょう。
それくらいならばいっそ、仮面夫婦として割り切り、愛のない結婚生活を受け入れるのもアリなのかもしれませんね。
仮面夫婦になるのが嫌ならば、お互いに腹を割って話し合うことが必要でしょう。
そもそも、夫婦と言えどももとは赤の他人なのですから、話し合いを通じてお互いのことを理解し、妥協し合わなければ困難を乗り越えることはできません。
お互いにどうしても譲歩できない部分と妥協できる部分を探り合い、結婚生活の維持に努めてみてはどうでしょうか。
今回は結婚に失敗したと感じる瞬間や理由に加えて、その時の対処法について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。
人生を左右する結婚だからこそ、絶対に失敗したくないもの。結婚する前の段階で相手のことをよく見極め、本当にこの人と結婚してよいのかを考えることが必要です。
同時に、結婚はゴールでないこと、幸せになるためには結婚後も互いに努力を続けなければならないことを理解しましょう。
Written by mook