お茶碗一杯の白米のカロリーがどれくらいあるかご存知でしょうか?
ダイエットは女性の永遠のテーマ。綺麗になりたいといつも思い続けている女性なら、白米のカロリーをぜひ知ってもらいたいです。
発芽玄米や玄米と比べたら、どちらがカロリーが低いのかもご紹介します。
お茶碗一杯はご飯で考えると大抵150~160グラムくらいです。白米だとこのお茶碗一杯で252~267キロカロリーとなります。
丼ぶりで親子丼やかつ丼を食べるとなると、もうちょっとご飯の量が増えますよね。
そうなると、ご飯だけで350~400キロカロリーもの摂取になってしまいます。
炭水化物抜きダイエットなるものが流行っていますので、白米が意外と高カロリーであるということはダイエット界では常識となってきつつあるようです。
一般的に白米よりも体に良いと言われている発芽玄米や玄米のカロリーはどうなのでしょうか?
体にいいと言うのだから、白米よりもカロリーが低いのでしょうね? と思いきや、実はほとんど差がありません。
「え? せっかくダイエットの為に大好きな白米から玄米に変えているのに!」なんて声が聞こえてきそうです。
でも安心してください。白米よりも発芽玄米や玄米の方が、糖質がとても少ないということが分かっています。
同じご飯一杯食べるのでも、カロリーだけに気を取られないで糖質にも目を向けましょう。
そして何より、発芽玄米や玄米は柔らかくてすぐ飲み込めてしまう白米と比べて、噛み応えがあるのでよく噛むことができます。
一口につき30回くらいは噛んでから飲み込みたいものです。噛めば噛むほど満腹中枢が刺激されると言われています。
白米にはタンパク質、脂質、炭水化物、鉄、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維などはほとんど含まれていません。
でも玄米は、タンパク質と炭水化物においては白米と同じですが、それ以外の部分では白米よりも多くの栄養素を含んでいます。
カロリーでは差がなくても、体の中の塩分を排出する作用のあるカリウムは白米の3倍、疲れた体を回復へといざなってくれるビタミンB1は8倍も含まれていると考えられています。
白米よりも玄米の方が体にいいという根拠は、こういったところから来ているのかもしれません。
焼き肉やハンバーグの、肉系の味が濃いものをおかずに食事をする時、どうしても白米を一緒に食べたいと思う人が多いのではないでしょうか?
中には、白米自体が大好きで明太子や塩辛だけで丼ぶり飯を食べるのが最高に幸せ! と感じる人もいるでしょう。
でも白米は糖質が高いので、ダイエットには向いていません。それでも食べたい時は、いつものお茶碗よりも小さめのお茶碗を用意して量が多く見えるようにしてください。
視覚で得る情報は精神的にも影響があると言われています。大きなお茶碗に少しだけの白米が乗っていて、「こんなちょびっと」と思うか、小さなお茶碗にてんこ盛り乗っているご飯を食べるのかはどちらがいいでしょうか。
私なら小さなお茶碗での見た目の満足感を取るかもしれません。
「ダイエット中だから今日のランチはおにぎり2つにしとこっと……」なんていうセリフ。聞いたことがありませんか? 実はそれ、間違ったダイエット方法かもしれません。
白米はカロリーも糖質も多い食べ物だということをご理解頂いていればその間違いに気づくと思います。
おにぎり2つでどのくらいのカロリーや糖質を取ることになるかということを計算してみると、他のものを食べた方がダイエットになることもあるのです。
ダイエットしようと思うと、ついついカロリーにばかり目がいってしまいますが糖質にも目を向けたいですね。
でも炊き立てホカホカご飯をほおばる時のあの幸福感は、何にも代えがたいものであると感じることもあります。
ダイエットをするのも上手にお休みの日を作って、時には好きなものを食べてもいい日というのを作っておかないと長続きしないかもしれません。
精神的に追い込まれたようなボクサーのようなダイエットはやめて、健康的に素敵なボディラインを手に入れたいですね。
Written by miichikin