「苦しい……」理由なくやってくる寂しさを克服するための方法

一人っきりで過ごす夜、ふと寂しさを感じてどうしようもなくなること、ありませんか? 恋人と別れたばかりなど、明確な理由のある寂しさと違い、はっきりとした理由もないのに感じる悲しさは、自分でもどう克服したらいいのかわからず、苦しいものです。

どうしようもない寂しさを感じるときは、まず「どうしてこんなに寂しいんだろう?」と考えてみてください。そのうえで、その寂しさを克服する方法を考えていきましょう。

寂しさを克服するために、自分との対話を

意味もなく寂しさを感じているようでも、深く突き詰めれば何らかの要因があるはずです。それを突き止めるため、寂しさが募るときは自分の心としっかり対話をしましょう。

毎日が充実して楽しく過ごしていれば、どうしようもない寂しさに襲われて身動きが取れない状況には陥らないもの。はっきり理由のない寂しさを感じるのは、自分の中に悩みや苦しみといった、どこか満たされない思いが存在するからです。

まずはそこを把握することから始めましょう。理由がわかれば、克服するためにどうすべきかも、ぼんやり見えてきます。

寂しさを克服するために、自分との対話を

気分を変えたいなら、まずは行動してみよう

自分の気持ちと向き合うことによって、何が原因で満たされないと感じるのか、自分には何が必要なのか、なんとなくでも見えてくるはずです。

もしその原因が、自分の力でなんとかできるものなら、即行動すれば道は切り開けるはず。でも実際には「今までずっと一緒にいた人がそばにいなくなった」だったり、「この先誰にも愛されないような気がする」だったりと、自分の力ではどうしようもできないことも多いでしょう。

そんなとき、暗い部屋にじっと一人で縮こまっていても仕方ありません。寂しさを克服するどころか、ますます沈んだ気持ちになるばかりです。

では、どうしたらいいでしょう? それは簡単です。外に出て、人と会って、たくさん話をすること。それだけで、心の中に鬱々と渦巻いていた寂しさがかたちを変えていきます。

寂しさを克服するために、自分との対話を

もしかしたら、仲の良い友達と会っておしゃべりして、愚痴を言っただけで気が晴れるかもしれません。話すことで自分の抱いていた悩みが「じつはそんなに大したことじゃなかったんだな」と気づいて、開き直れるかもしれません。

どんな結果になるかはやってみないとわかりませんが、一人で悩んでいても、現状は変わらないばかりかどんどん悪くなる一方だと覚えておいてください。

「悲しいから泣くんじゃない。泣くから悲しいんだ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

人の気持ちなんて、案外単純なもの。外に出ておいしいものを食べたり体を動かしたり、まず行動を変えてみることで、いくらでも気分転換はできるのです。それを繰り返しているうちに、自然と寂しさを克服できてしまうはずですよ。

寂しさを克服するために、自分との対話を

まとめ

わけもなく突然訪れる、言いようのない寂しさ。つらいし、苦しいですよね。克服するためには、まず「自分がどうしたいのか、何を望んでいるのか」をじっくりと考えてみることから始めましょう。

もしかしたら、自分次第でどうとでもなる問題なのかも。それなら、思い切って行動あるのみ。

でももし、自分の力ではどうにもならないことが原因だったら? そのときは、無理矢理にでも予定を作って、外に出て、誰かと会って話をしましょう。たったそれだけのことで、気持ちに変化が訪れます。

人の気持ちは、行動に引っ張られるものです。暗い部屋の中でまるくなっていたら、気分もどんより。でも明るい空の下で思いっきり遊べば、不思議と気持ちが晴れやかになっていきます。

急に襲ってくる寂しさを克服したいあなたは、一度試してみてくださいね。

Written by 七尾なお

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