彼氏大好き♡ ラブラブモードで結婚を決めることのリスク

大前提として、恋愛感情は永久保証モノではありません。どんなに燃えるような恋をした二人だって、時間の経過とともにその情熱は冷めていきます。

それってなんだか悲しい……とも思えるかもしれませんね。でもこれは、相手に対して愛情がなくなるわけではないんです。

ドキドキのときめきが薄れる代わりに、穏やかであたたかい愛情が芽生えます。今度はその愛情をじっくりと育む段階に入っていくんです。

この段階で、「恋は盲目フィルター」が外れていきます。彼氏の人間的本質をよく理解しないまま結婚すると、ここで違和感を抱くようになるんですね。単純に「彼氏大好き」な気持ちのまま結婚すると、この違和感が確信に変わり、思わぬ落とし穴に……。

離婚理由の多くが「価値観の相違」だなんて話を聞きますよね。このように、夫婦間の考え方の違いはときに大きな問題になります。

付き合っているときは、相手に合わせてしまったり、我慢したりすることもあるでしょう。しかし結婚して同じ屋根の下での生活が始まれば、そうはいきません。何年も経ってから「もう限界！」と突然離婚に走るケースもあるのです。

そういったことにならないよう、付き合っている段階から、彼の本質を良く見る目を養いましょう。無意識のうちに、彼の言動に疲れていたりしませんか？

結婚後、義両親との同居の可能性があるかどうかは要チェックです。すぐには予定がなくても、将来的にそうなる場合もありえます。

親との同居、決してデメリットばかりではないですが、気疲れすることもあるでしょう。義両親との相性によっては、毎日がストレスフルでどうしようもない！ なんて悩みも多く聞かれます。

将来的に同居する可能性があるか、また相手の両親とうまくやれそうか？ といった面にも目を向けましょう。

はっきり言って、愛だけでは生活できません。愛があってもお金がなければ、生活が荒んでいき、たっぷりあったはずの愛も目減りしていくものです。

ここでいう経済力というのは、現時点で良い収入を得ているかというよりも、甲斐性があるかどうかと言い換えた方がいいかもしれません。たとえ今の職を失っても、家族のために踏ん張れるバイタリティがあるかどうか。そういった、生活力や人間力を重視して結婚相手は選びましょう。

彼氏と勢いで結婚する前に、よく考えておきたいことをご紹介しました。

「彼氏大好き！」という情熱のまま結婚するのも良いですが、もう少し視野を広く持つようにすると、より幸せな結婚ができるはずですよ。

大好きだった彼氏が、結婚して夫になったら嫌でたまらない……そんな不幸を避けるためにも、「恋は盲目」ではダメ！ しっかりと目を見開いて、彼の本質を見極めて！

Written by 七尾なお

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