『やれない女』なんか映画のタイトルみたいですね。たぶんR15あたりのドロドロ恋愛系映画。
で、この「やれない女」というのはどんな女なのかと言えば、最大限に雌として魅力を引き出している女であると言えるでしょう。そして、そんな女に男は弱いのです。
「ちょろいな」という声が聞こえてきそうですが、男はいつだってちょろいのです。それは男である僕も認めるところであります。
で、このボディタッチ。同性からは「ぶりっ子」とか「あざとい」などと嫌われてしまうかもしれませんね。ですから真のやれない女というのは、女性の前でボディタッチを使わないのです。むしろ、男が喜ぶポイントを的確に押さえてボディタッチを使うのです。
これは例えですが、「硬くて開かないペットボトルの蓋を男性が開けてくれた」という場面。男は「さすが男の子だね!」なんて言いわれると、やはり嬉しいもの。そこにボディタッチがあれば「あれ? 俺のこと好きなの?」みたいな気分になります。
まぁ、最近では「さすが男の子」って言い方はジェンダー論的にダメ、なんて言われてますが、とうの男は「さすが男の子」って言われたら嬉しいものですよ。
はい。なかなかの難易度かもしれませんね。分かっています。
ですが、「色気=露出度ではない」という前提条件は大切。露出の多い女に男は弱いのは確実ですが、それでは「やれる女」という印象にしかなりません。
露出が少ない、けど色気があるという女が「やれない女」でも「追いかけたい女」であると言えるでしょう。
で、色気とは何か? という話ですが、僕が思うに「ドキッとする仕草をとれるか」ということであると思います。例えばですけど、ふと見せる隙(飲み会なんかで服が僅かに緩んでいるとか……)を見せることができるかどうか、という話ですね。
まぁ、女が考える色気とは違うかもしれませんね。でも男からすると、隙のない女のように見えて、隙がある。その隙こそが色気であるように思います。
思わせぶりな態度、この態度は非難されやすいものです。それはなぜかと言えば、「思わせぶりかどうか」というのは「見ている人間が決める」からですね。
もっと簡単に言うなら、自分は「思わせぶりな態度」を取っていないと思っていても、相手に「思わせぶりな態度とりやがって」と思われてしまう可能性があるということ。
で、この思わせぶりな態度を上手く使うなら、例えば、終電の話を一つも出さずに男と一緒に遅くまで飲んでいて。でも突然に「あ、終電だから帰るわ」と一気に席を立つというのも「思わせぶりな態度」であります。
男の勝手な勘違いと言えばそれまでですが、男からしてみると「これはホテルコース」とか思っていたわけですから「思わせぶりな態度」をとられたと思ってしまうもの。
これぞやれそうでやれない、小悪魔女子です。
さて、今回は「やれそうでやれない女こそ、男を虜にする小悪魔女子」のお話でした。ボディタッチ・色気・思わせぶり。男ウケだけを極限に高めるなら、これが最適ではないでしょうか。
それではまたお会いしましょう。
Written by センチネル