「先輩」ってすごく甘い響き。
学生時代だけではなく、社会人になっても使いますよね。言っても言われてもキュンキュンする呼び方。これは男性も同じです。
呼び方ひとつで恋が始まることも……。今まで名字で呼ばれていたのに、突然名前にちゃん付けで呼ばれたら、ドキッとしますもん!
正直、これが一番手っ取り早い!
実際「社会人になってから、昔好きだった先輩と再会して付き合うことになった」パターンを私も何回か聞いたことがあります。
学生時代の友人・知人なら、今でも何人か連絡がとれると思います。まずはその友人に会って近況報告がてら周りの交友関係を探ったり、思い切って彼氏彼女いないメンバーで、久しぶりの飲み会という「合コン」を開いてもらうのもアリ。
みんな住んでいる場所がバラバラという場合は、部活や地域ごとでLINE(ライン)グループを作ってしまうのも良い作戦です。この場合、グループ内での会話は最小限に! 個人でやりとりをして仲を深めましょう。
上司でも、ある程度の信頼関係が築けてくれば「先輩」と呼んでも不自然ではなくなります。
「〇〇さん」「〇〇主任」から「〇〇先輩」に、呼び方を突然変えてみたら、相手はどんな反応をするでしょう。おそらく最初は不思議がるでしょうね。
ここで注意したいのは、慣れ慣れしい雰囲気を出さないこと。あくまでも、上司・年上として尊敬している上で「あなたと近づきたい」と感じてもらえるようアピールしましょう。最初は戸惑っていても、呼ばれ慣れるうちに馴染んできますよ。周りからも「あの二人、仲良いな」と思われます。
先輩と呼ぶことに成功したら、放っておけない、ついついかまってしまう後輩になることも大切。
「先輩って仕事できていいな。私、この書類作るだけでもいっぱいいっぱいで」
「私、先輩みたいになりたいです」
など、相手を上げつつキュンキュンさせると恋に落ちやすいです。
学生時代の先輩も特に興味なし、社内でも先輩と呼びたい人がいない場合、とりあえず周りで先輩と呼べる人を探してみましょう。
もう、理由はなんでもいいです。
・自分より得意なことがある
・とりあえず年上
・先輩と呼んだら喜びそう
この中のどれかが当てはまれば大丈夫でしょう。
趣味のつながり、友達の友達、合コンで初対面の相手、なんでもアリです。先輩と呼ぶだけで相手の反応は変わるものです。
下の名前で呼ぶほどの仲ではないけれど……一歩近づきたい! 「先輩」は、そんなときに使える魔法の言葉です。
気になる相手が年下だったり、自分のほうが得意な分野がある場合、先輩と呼ばれるのもアリですね。「こら、先輩だぞ」と、相手から先輩と呼びやすくさせる状況を作りましょう。威圧的にならなければ大丈夫。
弱みも出しつつ、放っておけない先輩っぽさをアピールしましょう。呼ぶほうも呼ばれるほうも、名前にさん付けや、周りが使うあだ名よりもはるかにキュンキュンします。
言葉には不思議な力があるもので、呼び方・呼ばれ方ひとつで相手の印象が変わります。
先輩の場合、誰でも学生時代、異性同性関わらず「憧れていた年上」がいたからでしょうか。そのときの甘く切ないイメージを、大人になってから再びくすぐられるような感じなんでしょうね。
Written by 千晶