アイシャドウのNGな塗り方! デリケートなまぶたを傷めないメイク

まぶたに陰影をつけて目元の印象を強めてくれるアイシャドウですが、皆さんは正しく使えているでしょうか?

実はアイシャドウの塗り方を誤ると、きれいに仕上がらないだけでなく、まぶたの皮膚を傷つけてしまうこともあるんです! ここでは、アイシャドウの正しい塗り方についてご紹介します。

アイシャドウのNGな塗り方その①:アイシャドウベースを使っていない

「アイシャドウなんて、まぶたに色がつけばOKでしょ」と、まぶたに直接アイシャドウをのせている方はいませんか?

実はアイシャドウをまぶたにそのままのせる行為は、パンダ目を引き起こす原因になる上、最悪の場合はまぶたの色素沈着の原因にもなりうるNG習慣であると言われています。

アイシャドウベースの役割のひとつに、アイシャドウのつき方や発色を良くするというはたらきがあります。アイシャドウは粉状ですので、サラサラに乾燥した状態のまぶたに塗っても付きが悪く、すぐに落ちてしまいます。

こうして落ちたアイシャドウが目の周りに広がると、いわゆるパンダ目になります。それを防ぐためにも、アイシャドウベースを塗ってからアイシャドウを塗るようにしましょう。

アイシャドウのNGな塗り方その①:アイシャドウベースを使っていない

アイシャドウのNGな塗り方その②:下まぶたの皮脂ケアをせずにアイシャドウを塗る

アイシャドウは主に上まぶたに塗るものですので見落としてしまいがちですが、パンダ目になるのを防ぐためには、下まぶたのケアも行うことが大切です。

前の項目でもお伝えした通り、多くの場合アイシャドウは粉状です。下まぶたに皮脂などが付いている状態のままアイシャドウを上まぶたに塗ると、そこから落ちた粉が下まぶたの皮脂のベタつきにくっついてしまい、パンダ目の原因になります。

アイシャドウを塗る前に、下まぶたの油分をティッシュなどで押さえるか、フェイスパウダーなどをのせてサラサラの状態にしておきましょう。

アイシャドウのNGな塗り方その②:下まぶたの皮脂ケアをせずにアイシャドウを塗る

アイシャドウのNGな塗り方その③:アイシャドウチップを使っている

アイシャドウを塗るときは付属のアイシャドウチップを使うという方も多いですが、実はアイシャドウチップの使用はあまりおすすめできません。

まぶたの皮膚は顔の皮膚の中でもとても薄く、デリケートな部位です。ここにアイシャドウチップのような固さのあるものを使ってしまうと、薄いまぶたの皮膚を傷つけてしまいかねません。

特に、毎日メイクをする人がアイシャドウを塗るたびにチップを使ってしまうと、チップによる摩擦で常にまぶたに小さな傷ができている状態になり、色素沈着などを引き起こしてしまう原因にもなりえます。

まぶたに色素沈着があると目元全体がくすんだ印象になり、老けた感じになってしまうことも。

アイシャドウに付いているからといって安心して使ってしまいがちですが、できればアイシャドウを塗るときはブラシや指などを使い、やさしく塗り広げるようにしましょう。どうしてもチップを使わなければならない場合は、まぶたを強くこすらず、やさしく粉をのせるようにしましょう。

アイシャドウのNGな塗り方その③:アイシャドウチップを使っている

アイシャドウのNGな塗り方番外編:メイク前後の目元の保湿ができていない

たとえアイシャドウでどれだけきれいなグラデーションが作れても、目元の皮膚がカサカサ、ボロボロではメイクの持ちも悪く、台無しになってしまいます。きれいな目元を保つためには、アイシャドウなどのアイメイク以前に、目元のスキンケアもしっかり行う必要があります。

目元の皮膚は薄くて傷つきやすい上、乾燥しやすい部分でもあります。アイシャドウなどの目元のメイクをする前にアイクリームなどできちんと保湿・保護をし、不足しがちな水分や油分を補いましょう。

もちろん、メイクを落とした後の保湿ケアもしっかりと行い、翌日のアイメイクに備えることが大切です。

クレンジングだけではきれいにアイメイクが落とせない場合は、力任せにゴシゴシこすらず、ポイントリムーバーなどを使ってやさしくアイシャドウを落とし、化粧水やアイクリームを使って入念に目元を保護しましょう。

Written by 六海うい

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