「こんな人なら付き合わなきゃ良かった」と思ったことはありませんか? でも、もし彼が良い彼氏だったなら、後悔をするのはむしろ『別れてしまったこと』のハズですよね。
そこで今回は、彼が本当に良い彼氏なのか、もしくはこれから付き合ったら幸せになれるのかを見極める方法についてお話します。
「付き合わなきゃ良かった」という気持ちになってしまう背景には、「思っていたのと違った」「幻滅した」という理由が隠れているのではないでしょうか。
恋は盲目という言葉があるように、女性は好きな男性の欠点を見なかったことにしがちです。でも、だんだん気持ちが落ち着いてくるとそういう部分にも焦点をあて始めます。
つまり、思っていた人と違ったのではなく、自分が本当の彼を見ていなかっただけなのです。
では、『恋は盲目』という状態でも彼の本当の姿を見ることはできるのでしょうか?
最初にチェックするのは、客観的に見た『彼の人間性』や『尊敬できる部分』です。
まず、自分で自分に「もし彼と恋愛関係にならなかったとしたら、もし彼に恋愛感情がなかったとしたら、それでも友達として付き合いたい?」と質問してみましょう。
「彼とは友達になりたくない」と思ってしまった場合は、彼はオスとしては魅力的だけど人としては魅力的ではない=人として尊敬できない男性だと言えます。
例えば、いつも彼女を優先して友達との約束をドタキャンする男性は第三者からはどう見えますか? 彼女から見ると『いつも一緒にいてくれる良い彼氏』かもしれませんが、周りにとってはただの『信用できない男』である可能性は高いですよね。
また、今はたまたま気持ちが彼女に向いているだけで、その気持ちが他の趣味などに移れば今度は彼女が放置されたりドタキャンされたりする可能性もあります。
このように、彼女の立場から見ると『良い彼氏』に見える男性でも、第三者として客観的に見ると『ダメ男』に見えてくることは多いです。
次にチェックするのは『彼の優しさ』です。
「優しいと思っていたけどそうでもなかった」ということはよくありますよね。それは、上辺だけの優しさを本物の優しさなのだと見誤ってしまったからです。
本当に優しい人なのかどうかは、『その行動によって最終的に得をしたのは誰なのか』を見れば分かります。なぜなら、上辺だけの優しさは言葉だけだからです。
本当に優しい人は、言葉ではなく行動によって思いやりの気持ちを示します。当然、『優しいけど浮気性』ということもあり得ません。浮気性だから優しいフリをしているとか、優しいフリをしていれば女性が寄って来るから浮気性になってしまったとか、まぁ大体そんなところでしょう。
大事なのは、言葉ではなく行動を見ること。たとえいつも電話やLINEで優しい言葉をかけてくれたとしても、話を聞いてほしいときに聞いてくれない彼氏や自分が会いたいときにしか会ってくれない彼氏は『本当に優しい男性』ではありません。
人は、見たいものしか見えない生き物です。
例えば、「足が大きい人は頭が悪い」と思い込んでいると『足が大きい』と分かっただけで「この人は頭が悪い」と思い込みます。逆に、『たれ目』や『優しい喋り方』の人を見て無意識に「優しい人」と思い込んでしまうこともあるでしょう。
思い込みの怖いところは、本当はどうなのかを確認することなく思い込んでしまうところです。でも、彼が本当に良い彼氏なのかを判断するためには一旦そういう思い込みを失くす必要があります。
本当に良い彼氏かどうかを見極めたければ、表面だけではなくもっと深い部分を見て判断してくださいね。
Written by 永瀬なみ