好きな人から何の前触れもなく、「別れよう」と告げられても、なかなか実感が湧かないもの。
それどころか、「なんで?」「どうして?」と頭の中がパニック状態になって、何としても別れを回避しようと迷走してしまいがちですよね。
でも、カップルはお互いの気持ちが釣り合っていないとうまくいきません。あなたが意固地になって立ち止まっても、幸せを掴むことができないのです。
そこで今回は、悲しいけれど素直に受け入れるべき「男性からのサヨナラのサイン」をまとめてみましたよ。
「『別れよう』って言うと相手を傷つけてしまうから、『仕事が忙しくて』『急な出張が入って』と小さな言い訳を重ねて、少しずつ距離を置いていく。1ヶ月もすると、『すれ違いが多いね』『会えないと寂しい』『もうダメかも』と彼女の方も別れを意識するようになるから」(29歳/出版)
ここ最近、急に態度が素っ気なくなったり、デートのドタキャンが増えたのは、男性が別れに向けてあなたを誘導しているサインかもしれません。
メールや電話、LINEが減ってきて、すれ違いの生活が1ヶ月以上続いているなら、「寂しいな」と伝えてカレの本心を確かめるべし! 「ごめんね」の一言もなく、「仕事だから仕方ない」なんて冷たい言葉が返ってきたら、そろそろ潮時ですよ。
「話し合いをしても納得してもらえそうにないときは、『好きな人ができた』とはっきり伝える。交際中に他の女性に目移りするなんて最低なことだし、彼女を傷つけるのは分かっている。でも、『お前のこと嫌いになった』って言うよりマシでしょ?」(26歳/IT)
突然の告白に、目の前が真っ白……。裏切られたショックを隠しきれず涙したり、「いつからなの?」「私の知っている人なの?」とあれこれ聞き出したくなるものです。
でもコレ、男性からの捻じれた優しさでもあるんです。ジタバタしても仕方ありません。「別れてほしい」「もう気持ちが冷めた」と素直に口にできないカレの気持ちを受け取ってあげましょう。
「『海外転勤が決まった。何年で帰って来られるか分からない』と告げたら、彼女が『それって別れるしかないってこと?』と涙しながら言ってきた。一瞬心が揺らいだけど、『まだ結婚を考えられないから、ごめん』と伝えて終わった」(30歳/メーカー)
彼女と1日も早く別れたい男性からの最後の切り札は、「海外出張」「転勤」。さらに上級者になると、「借金があって、迷惑をかけたくないから」とお金のトラブルを前面に出す男性もいるようです。
たとえウソだったにしても、こんな状況に追い込んでまで別れたいカレの気持ちを無視して、交際を続けてもいいことはありません。騙されたフリをしてサヨナラするのが正しい女の選択ですよ。
ちょっと冷静になってみると、「仕方ない」と納得できることも多いはずです。別れは悲しい事実ですが、新たな恋への一歩。頑なに拒否せずに、好きな人からの“最後の要望”に耳を傾けてみてはいかがですか?
(取材協力)
・20~30代独身男性
Written by mook