仲良しカップルを目にすると、「私もこんな彼氏がほしいな」「私たちも、こんなカップルになりたいな」と、つい羨ましく感じてしまう瞬間ってあると思います。
それは単なるイチャイチャレベルではなく、ふたりの絆や信頼を感じるからこそ、「このカップルは仲がいいな」と感じられるのでしょう。
では、仲良しカップルになるためには、どうしたらいいのでしょうか。今回は仲良しカップルの特徴から、その攻略ヒントを探ってみたいと思います。
人はいろいろな一面を持っています。たとえば男性なら、男らしく頼もしい一面。女性ならかわいらしく、ちょっとわがままな一面。付き合いが長くなってくると、お互いにいろいろな一面が見えてくるので、彼のかわいい一面、あなたの頼もしい一面が、垣間見える瞬間もたくさんあると思います。
というのも、仲のいいカップルほど、お互いの素顔を知っています。それだけ相手に心を許せるからこそ、ちょっと公にはしづらい一面も、遠慮なく相手にさらけ出せるのでしょう。
そのため、彼が気兼ねなく彼女に甘えている光景や、彼女が気兼ねなく彼にズバズバとダメ出しする姿に、「ケンカするほど~」「このふたり、なんだかんだ仲いいなあ」と周囲は感じるのではないでしょうか。
相手に遠慮しているうちは、まだ関係が深まっているとはいえません。デートを通じて相手のことを知っていきながら、少しずつ素顔を見せる意識がお互いに取れるといいですね。
付き合ったばかりのカップルは、お互いに恋人ができたことで、ちょっと浮足立っているものです。でも、付き合いが長くなってくると、それがだんだんと落ち着いてきて、「恋愛関係」よりも、「パートナー」という立ち位置で、恋人の隣にいることが多くなってきます。
パートナーとはお互いが相手を愛し、相手のために行動でき、そして心の支えを感じられる、なくてはならない相手のことです。言うまでもなく、友達関係とは一線を越えていますよね。相手のための行動というのは、無償の愛です。
それこそ、看病のために何度も相手の家に足を運んだり、相手のためにプレゼントを買ってあげたり、相手のために一緒に悩んで考えてあげたり。そうした行動って、周囲はひと目見るだけで、相手の愛が伝わるものです。恋人であるパートナー当人であれば、なおのことでしょう。
精神的に深くつながっているカップルほど、お互いに相手のことを深く尊敬しています。単純に「相手のことが好き」という恋愛感情だけでは、周囲が認める仲良しにはみられないでしょう。
「相手の◯◯なところが、すごいと思っている」「とても真似できない」そうした感情が根底にあるからこそ、相手を信頼でき、相手の気持ちと向き合えるのかもしれません。
尊敬できる相手とは、自分もそれに似合うだけの人間になろうと努力するものです。そして、困ったことがあれば相手に相談し、それが解決できるので、相手の特別感が増していくのでしょう。
お互いにそれを感じることができれば、距離が離れていても、歳月がたってもかけがえのない相手だと実感できるはず。当人が深く実感できることは周囲にもそれが伝わるため、仲良しカップルとしても認知されるのだと思います。
言葉で説明するとなかなか難しいですが、これらをフィーリングとして得られる相手かどうか。仲良しカップルを目指したいのなら、こんな意識を持って付き合っていくと、ふたりの関係は少しずつ変わっていくかもしれません。
Written by 柚木深つばさ