なにか、同じようなことを何度もされているうちに「もうええわ!」って怒鳴りたくなること、ありませんか? たとえば毎日同じものを食べていたり、同じような映画を何度も観せられれば、誰もがそうなっちゃうと思うのですが、恋愛においても似たようなことは多くあると思います。
特に男性って、割と偏屈なタイプも少なくありません。「え? そこで怒るの?」と思うような些細なことで、ヘソを曲げ、相手に辟易して飽きてしまう人ってのも実際います。
中でも結構地雷なのが、今では当たり前のツールであるスマホを使ったLINEや通話。今回は、何故これが地雷になってしまうのか。その理由を書いていきましょう。
今はスマホを持っている人で、LINEをインストールしていないという方が少ないと思います。さて、男性ってそもそもLINEでチャットをして誰かとやり取りするの、そこまで好きな人は多くいません。
もちろん、「LINE大好きだよ」って男性もいますけど、そういう人はチャットをする相手に対して興味が強かったり、そもそも寂しがり屋だったりするだけの話です。
やっぱり、小さな画面を見ながら文字を入力するのって、いくら相手が異性でも手間ですよ。まして手が大きな男性は、タイプミスもあるだろうし、余計にしんどいでしょう。
そのうえ、ようやく送ったメッセージが即座に既読になって、数秒後には「わかる」みたいな返事をされたらどう思うでしょう。僕なら「お、めんどくさいな」と、そのままスルーしてしまいます。
実際、彼女に対してもこの調子になってしまうのですが、もう本当に、こればかりは返事が面倒なのでしょうがないんですよね。
前述のように、男性ってのはなかなかスマホをいじってまで異性と積極的にやり取りをしようとは、下心でもない限りは思わないものです。
LINEを使って相手と仲良くなりたいという気持ちは、どんな恋愛であれ、その初期においては男性のほとんどが持ち合わせる感情ですが、あくまで初期の話です。
交際して1年、2年もしてずっと毎日同じようなやり取りをし続けて、「それが楽しい!」と感じる男性というのは、果たしてどれだけいるでしょうか。きっと、そう多くないでしょう。本音はみんな、めんどくさいんです。
かと言って通話というのも……これも毎日のように、お互いに起きた出来事を相手に教えるみたいな恋愛、ずっと続けるのはキツいです。
フリーターの男性とかならヒマも多いでしょうから、こういうのも苦じゃないと思いますが、働いていて、仕事が済んだら何往復もあるLINEや通話をするなんてのは、そもそも無理な話です。
つまるところ、男性は彼女とするLINEや通話に対して、みんな飽きていると言ってもいいかもしれません。そりゃ便利なものだから手放すことはできないけど、手放せないのと自分の意思で手放していないのとでは若干意味合いが違います。
できればスマホなんてもので人間関係の維持なんてしたくはないし、もっと制約もなくのびのびした関係を築きたいという気持ちは、誰しもあるもの。男性の場合はその気持ちの範疇が、彼女にまで及ぶことがあるということですね。
Written by 松本ミゾレ