年齢を重ねるごとに恋がヘタになる気がする……という人は、注目! 年齢に関係なく、自分は恋愛上手とはいえない……という人も注目です。
大抵の人は、小学生か遅くても中学生の頃に初恋を経験して、そこから今まで、何人かを好きになっているはずです。とある専門家が「恋は何度経験しても、なかなか学習ができない難しいもの」と述べましたが、それでも自分の恋愛のクセを知り、改善して次の恋に生かしたりするものでしょう。
なのに、何度恋を繰り返しても、ぎこちなさが抜けないとか、毎回同じシチュエーションで失敗してしまうという場合、無意識のうちに「変化を恐れている」可能性があります。また、それこそが、恋がうまくいかない原因となっているのです。
ほとんどの人は気づかないかもしれませんが、人間はつねに変化し続けています。何十年と同じ性格、ライフスタイル、価値観を守り続けていくことはできないでしょう。
変わりたくないと思っても、無意識のうちに変わってしまうものですし、変化を受け入れずに人生を送ることは、なかなか難しいはずです。というのも、変化とはつまり、成長だから。
日常生活において、誰もが少しずつ成長を遂げているのです。それを無視して、「私は変わりたくない」と思っても、周囲とのズレが生じるなど、うまくいかない部分が出てくるだけでしょう。
恋愛も同様で、10代の頃の初恋と、アラサーの恋愛では、好きになる相手もアプローチの仕方も違ってきます。同じ感覚で恋をすれば、当然ギクシャクしてくるはず。年齢や相手に合わせて、やっぱり「変わる」ことは欠かせないといえます。
筆者は占い師としても活動していますが、変わることをお勧めして、なかなか受け入れてもらえないケースは2通りあると感じています。
①未経験のことを試すのが怖い
②過去の成功体験にすがってしまう
たとえば、「彼氏は欲しいけど、中高大と女子高だったので男性が苦手」という女性は、彼氏を作ってお付き合いすることを経験したことがないために、怖くて動けなくなるのです。
また、「昔は何もしなくてもモテた」というアラフォー女性は、恋がうまくいっていた過去に知らず知らずのうちに執着し、「何かしらアピールしないと、今は男性の注目が集まらない」という現状を無視してしまうのです。
変わることって、コワいですか……? 全然コワくありませんよ。何も変えられずに取り残されてしまうことのほうが、コワいんじゃないでしょうか?
一気に何もかもを変える必要はないので、できるところから少しずつ変化させる、でも良いと思います。変えてうまくいかなかったら、別の方向でまた変えてみればいいだけです。
というより、アレコレ試行錯誤して自分のスタイルや価値観を定めていくほうが、自然かもしれません。つねに一度でバシッと決まることは、むしろ珍しいパターンだと思いましょう。
積極的に変化を受け入れることで、恋がしやすくなるはずです。ファッション、髪型、メイク、好きになるタイプ、アプローチ法……とりあえず1つ、変えることから始めてみませんか?
Written by 沙木貴咲
Written by 沙木貴咲