結婚と恋愛はやっぱり違う? 男性が嫁or彼女にしたいタイプとは?

よく結婚と恋愛は違うと言いますよね。恋愛はまさに恋愛感情が優先されがちですが、結婚は好きという恋心だけではなかなかできないもの。いわば「結婚は恋愛の延長戦ではない」といわれる由来もここにあるのかもしれません。

それだけに「もし付き合うなら」「もし結婚するなら」と、人によっては恋愛と結婚のタイプがそれぞれ異なることも。今回はそんな恋愛と結婚の違いについて、なかでも独身男性のホンネについて迫ってみたいと思います。

 

未婚男性と既婚男性で違う出会いの見つけ方とは

株式会社オーネット25〜39歳の男性676人に「結婚とプレゼント」に関する意識調査をしたところ、男性の恋愛観と結婚観の違いが赤裸々に明らかになりました。

というのも未婚男性と既婚男性とでは、“出会いの見つけ方”に差があることがわかったのです。詳しい結果を覗いてみると、まず既婚男性が結婚したきっかけは「職場恋愛」が最も多く22.4%。続いて「趣味・サークル活動」が11.6%、「仕事上の付き合い」が10.4%でした。

一見何気ない出会い方に見えますが、「職場」と「仕事関係」を合わせると3人に1人は仕事絡みです。それに比べて、独身男性が出会いを求める場所は「合コン」が最も多く30.7%。順に「男友達からの紹介」が24.7%、「女友達からの紹介」が15.7%でした。

これらの結果を見る限り、出会い方にも結婚相手向きと恋愛相手向きがあるようですね。結婚を視野に入れて付き合いたい女性は、なかでも既婚男性の出会いパターンを参考にしてみると良さそうです。

男性が恋愛・結婚相手に重視するのは「思いやり」と「愛情」

次に気になるのが、男性が恋愛相手と結婚相手に求めるタイプの違いです。こちらは未婚・既婚に係わらず、男性が恋愛・結婚相手に求めるタイプは「思いやり・愛情」が最も多い結果に。順に「安らぎ・癒やし」「優しい」「容姿」と、それぞれ共通していました。

こうして見ると、男性が恋愛・結婚相手に求めるタイプは同じに思えますが、注目したいのは恋愛相手と結婚相手に求める割合の差です。たとえば未婚男性の割合の差が最も大きかったのは「容姿」で9.4%。一方の未婚男性は「思いやり・愛情」でその差は25.9%でした。

言い換えれば恋愛相手は“容姿重視”で、結婚相手は“思いやり・愛情重視”。その差が大きいほど、男性のなかで恋愛と結婚に対する意識の違いが見られるのかもしれません。

譲歩することも大事? 男性の結婚観から見直したい自分の結婚条件

筆者の周りにいる独身男性数名に意見を聞いてみても、恋愛したいタイプと結婚したいタイプは、意外と共通している声が多く寄せられました。

「俺は基本的には一緒。ただ結婚は経済的に自立していて、なるべく家庭的であって欲しい。可愛い子が彼女だと最高だけど、結婚相手となるとそれほどルックスにはこだわらなくなるのが自分でも不思議に思う」(27歳/販売)

「数年間付き合ったのち、結婚した同級生を見ていると、物の考え方とか仕草が同じで雰囲気もすごい似ているんです。まさに家族の以心伝心で、俺も恋愛、結婚するなら相手を信頼する、思いやりのある子がいいと思った」(31歳/製造)

恋愛は好きという気持ちがあればできますが、結婚は諸々の条件が揃わないと容易にはできないもの。結婚願望のある女子は、まずは彼の結婚観にできるだけ近づく努力をすることが結婚への一番の近道になりそうですね。

【参考】
20代後半〜30代男性の結婚とプレゼントに関する意識調査(株式会社オーネット)

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