「ダメもと」で当たって砕けろの精神でぶつかってみましょうというご意見を耳にします。恋愛において当たって砕けろの姿勢や考え方は正しいことなのでしょうか?
当たって砕けろというのは実はかなり危険な考え方です。たとえば、職場が同じ彼だった場合はその後の仕事にも影響する可能性があります。また、今ある程度お友達として仲良しな彼なら、友人関係が壊れてしまうかもしれません。1歩関係を深める、恋愛に進むということは、特に女性からアクションを取る時は、それなりの覚悟がいります。
砕けるだけでは済まず、その先も困難に直面することがあるリスクをしっかりとまずは理解しておきましょう。当たって砕けろというのは、ダメだから投げやりにしようという意味とは違います。恋愛は非常にセンシティブな側面もありますので、砕けるだけでは何も生まないということを理解しておきましょう。
そのようなリスクをおかしてまで当たっていくのであれば、それなりの時間をかけて作戦を練に練りましょう。練りすぎるということはありません。あなたの気持ちがすっきりするためには、やはり後悔しないくらい真剣に考え、あなたの中でのベストなアプローチ・タイミングで勝負をかけることがとても大切になります。
くれぐれも他人の言うことに左右されて焦ってしまうことが無いようにしましょう。当たって砕ける覚悟があるような恋愛は、本気の恋愛にしたいとあなた自身の心が叫んでいるようなケースが多いので、後悔しないように万全の準備を整えましょう。
いくら友人などからのアドバイスだったとしても、当たった後の反応というのは、すべてあなた自身に跳ね返ってきます。仮に残念な結果で砕けてしまったとしても、砕けるのは他でもないあなたの想いです。
当たって砕けるくらいの気迫で恋愛に臨むというのは、聞こえは良いですが、あなた自身にすべて跳ね返ってくるということで、非常に慎重に慎重を重ねてから行動に移すようにしましょう。すべては自己責任、このことをしっかり心に刻みましょう。
あなたは想いをぶつけることができて、すっきりするかもしれません。たとえ、それで砕けたとしても、やるだけやったよとあなた自身の中では納得感が得られることも多いでしょう。しかし、恋愛は双方向。あなた自身が良くても、彼や周りの人がそうではないケースもあります。
本気のアプローチをするからこそ、あなた自身以外への影響も冷静に考える時間を必ず事前に取りましょう。アドバイスとしては、決行する前に3回ほど頭を冷やすクールダウンの時間を設けましょう。それでも決行するという気持ちになったら、いよいよ準備が整ったということで、行動に移していきましょう。
いかがでしたか? やらずに後悔するのは確かにがっかりですよね。でも、何も考えずに突っ込むと痛い目を見ることもあります。日頃からあなたの恋愛ペースを作っておくことが非常に重要となります。
written by 神崎志乃