近年、芸能人をはじめブームを見せる「年の差婚(カップル)」ですが、身近なところでも、20代女子がアラフォーの男性にハマるケースが非常に増えています。今回はその理由を解き明かしたいと思います!
街コンでも40代男性の実に73.3%が“恋人探し”を目的に街コンに参加されているそうです。
また、参加満足度も非常に高く、多くの参加者が“次回も参加してみたい”と望んでいます。
そう言われてみると、見た目が若いアラフォーと思わしき男性ペアが、肌ツヤの良い笑顔弾ける20代前半であろう女性ペアと楽しそうにおしゃべりする姿が、街コンの随所で見受けられます。女性も純粋に楽しんでいるようでしたから、世間でも言われている通り、20代女子にとって年の差のある恋愛は、それほど抵抗のあるものではないのでしょう。
最近ではガイドの周りでも、15~20歳くらい年下の彼女を作るケースが増えています。なにしろアラフォーの未婚率は30%前後。単純に40代以上で独身男性の総数が増しているという現実もありますが、それが許される風潮が現代社会にあるというのも、年の差カップルが増加している大きな理由ではないでしょうか。
年上男性の魅力は、経済的にも精神的にも余裕があるところです。20代女子からすれば、同世代の男性より魅力的に映る場合があるのは当然でしょう。ある程度の経済力があり、恋愛経験も豊富で女性を見る目が養われているアラフォーの独身男性は、優秀な女性との結婚を望みます。ですから、より自分に相応しい結婚相手を探しつつ、恋愛を楽しむ傾向があるようです。
同じ20代の男性はお金もなく人生経験も未熟。他の男性とちょっと話したくらいで嫉妬したり、女心が読めず彼女を怒らせたり……。それでいて「性欲」だけは旺盛で強欲の塊とくれば、女性にとっては価値が感じられません。
その点、人生経験が豊富でお金と心のゆとりがあるアラフォー男性は、大きな包容力で20代女子を包み込んであげられるのです。 わからないことや悩みごとがあれば大概は答えてあげられますし、多少遊びも経験している分、彼女の知らない世界を見せ、楽しませることができます。言ってしまえば、20代女子の望みのほとんどを実現できるのが、経験値が高く女心も知り尽くした経済的かつ精神的な自立をしたアラフォー男性でしょう。
なぜ男性は若い女性が好きなのでしょうか。それは20代女子が自分に比べると無知で経験がない分、何でも喜んでくれるからです。
男性は女性の「初めて」というフレーズに弱い生き物。経験値の低い20代女子は、アラフォー男性が成すことすべてに感激し、喜びを素直に表現してくれます。「すごい!」「こんなの初めて!」そんな言葉の一つ一つがアラフォー男性の自尊心をくすぐり、優越感を与えるのです。同世代の女性が口にすると嘘くさいと疑って見てしまうのに、20代女子が口にすると純粋な気持ちに聞こえます。
実際、若くて可愛い彼女にそんなことを言われれば、「今度はどうやって彼女を喜ばせようかな」と考えるだけで胸がワクワクするはず。ただ、やはりそれも過去の恋愛経験から学んだテクニックが基盤となるため、同じように年齢を重ね経験を積んできたアラフォー同世代の女性には通用しない手です。つまりアラフォー男性にとって、これまでの恋愛スキルを最大限発揮できるのが20代女子とも言えます。
また、非常にデリケートな話になりますが、子孫繁栄を願う男性の本能として若い女性を選ぼうとするはたらきがあることも、男性が若い女性を好む理由に挙げられるでしょう。
身近にいる年の差カップルに話を聞くと、「年下の子に甘えられると可愛くて仕方がない。何でも許せる!」と言います。確かに無邪気な顔でお願い事をされたり、何をしても喜んでくれる彼女を見るのは男にとって幸せなこと。
例えば「仕事と私どちらが大事?」なんて恋愛にはタブーとされがちな言葉をかけられても、かつてそんなことで恋人とケンカしたことがある経験上、どう伝えれば彼女の気持ちを落ち着かせ納得させられるかを心得ています。それに久しぶりに耳にするそんなワガママさえもが年下彼女だと心地よいのです。
もちろんワガママにも限度がありますから、上手に甘えることが大切です。希望ではなく要求を押し付けようとしたり、引き際を誤ったりすれば、いくら包容力のある年上男性でも手に負えない、めんどくさいと感じるでしょう。
年上男性を選べば、お金に不自由せずいつまでも自分は若くい続けられると思う女性もいるようですが、年上男性にメリットだけを追求しては痛いしっぺ返しをくらうこともあります。例えば男性から見て、あなたの魅力が「若さ」だけなら30代に入れば即捨てられるでしょう。それに年上男性と結婚した場合、子育てが一段落したと思ったと同時に介護が始まるというケースも考えられます。
やはり恋愛は、年の差があってもフィフティーな関係が理想です。あなたも「恋学」で理想の恋愛を!