気難しい女性が近くにいると、何とも言えないピリピリした空気が漂います。
彼女だったり、友人だったり、仕事で関わる人が気難しいと、どう取り扱っていいかわからなくなるでしょう。この記事では気難しい女性の特徴10選と付き合い方のコツ8選、心理5選について解説します。
気難しい人の特徴は、神経質で細かいことが気になったり我が強かったりで取り扱いにくく不機嫌な傾向があります。
例えば、いつも何かに怒っているのか眉間にシワを寄せていたり、気軽に話しかけられないようなオーラを放っていたりと、なかなかコミュニケーションが取りにくい場合が多くみられます。
類語が「偏屈」である気難しい気質の人がいると、周りの空気がピリピリして、周囲からも気を遣われがちです。そんな気難しいと言われる人が女性の場合も、神経質でこだわりが強いなどで、他人に合わせられないことも多くなります。
すると「○○さん気難しい女キャラ過ぎて疲れる」などの理由から、嫌われる可能性もあるでしょう。ここからは、気難しいと言われる女性の特徴10選を紹介します。
神経質で細かいことが気になる性質を持つことが多い気難しい人には、仕事ができる人や高学歴の人も多くいます。しかし、同時に他人から下に見られる扱いや発言を嫌う傾向にあり、プライドが高い人が多いです。
自分なりのこだわりを持ち努力してきた自負があるため、職場でも他の社員に小難しいことを言ってみたり、格下の相手に失礼な態度になったりすることもあります。そのため人間関係に悩みを抱きやすくなります。
気難しい人は集団の中で、和気あいあいと過ごすのが苦手なタイプの人が多いと言われています。そのため、他の人に自分から声をかけて一緒に行動するなどはせず、慣れ合いを好まない人が多いです。
友人や恋人がいても相手を放置して一人で行動する方が気ままで、自分に合っていると思うことが多いでしょう。しかし、好きな人に甘えられない自分をもどかしく思えて、大勢で楽しむ人を羨ましく感じてしまうこともあります。
気難しい人は繊細で他人をすんなり受け入れられないため、人見知りの傾向があります。
人見知りが強いと結婚しても夫しか話す相手がおらず、うまくコミュニケーションが取れず嫁姑問題が起こりやすくなるなどの弊害があります。可愛げがなくわがままな印象を与えることも多く、性格に問題があると思われることもあるでしょう。
気難しい人の特徴の中でメリットと言えるのが真面目な性格です。真面目は誠実なイメージにもつながり「気難しい人診断」でチェックすると、理系・内向的できれい好き・真面目な人が多いとなっています。
そのため将来性もあり彼氏彼女候補になりやすくモテないわけではありません。しかし付き合ってみたらこだわりの強さや細かい性格など気難しさにウンザリされ、「気難しい彼女に疲れました」などと振られてしまう人もいます。
気難しいと言われる人は、自分から他人に話し掛けるのを避けがちで、コミュニケーションが苦手なタイプが多いでしょう。周りからも「何を考えているか全然わからない」と思われ、さらに疎遠になりがちです。
話しかけられても最低限の受け答えしかしなかったり、不機嫌な態度をとったりすることが原因で会話が続きません。人付き合いしたくない、嫌いだと思っているケースも多く、どう扱ったらよいかわからないタイプの人だと思われてしまいます。
気難しい人は、相手が良かれと思ってしてくれた親切や心から評価し褒めてくれたことでも素直に喜べず悪い方に捉えがちです。
つまりネガティブ思考が強いため日々不満が溜まりやすく、さらにネガティブになるのを繰り返します。そのため、相手に感謝の気持ちを表現できず、思う評価が得られなくなり、自分に満足できなくなりがちです。
ネガティブなループにハマり、周囲に攻撃的になってしまうこともあります。
気難しい人は、真面目で意思が強いところが長所ですが、ものごとに対して臨機応変に柔軟な対応をすることは苦手です。
仕事や人間関係を円滑にするためには、時に場所や相手によって態度を変える必要もあります。「気難しい」の対義語の「気安い」部分が必要です。しかしそれができない方が多いです。
予定外の変更なども苦手なので、急に約束がキャンセルになっただけで不機嫌になり、相手は神経を使うことになります。
気難しい人の中には、気分屋で自分の感情コントロールが上手くいかない人もいます。その日の気分で行動や発言が大きく変わるだけでなく、人に言われた些細なことで不機嫌になり怒ってしまいます。
逆にすんなり了解したはずのことであっても、気分が変わればまったく認めない場合もあり、周囲の人は振り回されてしまうでしょう。相手に怒りをぶつけてしまうこともあり、仕事ならば評価を落とすことにもつながってしまいます。
気難しい人には、「何事も自分の目標どおり完璧に成し遂げたい」と考える完璧主義者が多く、目標に向かいコツコツ丁寧に積み上げて行く努力家なので、自己管理しながら夢や目標を達成する可能性も高くなります。
しかし、どんなことにも自分なりのルールを設けるなどして完璧にやろうとしても、周囲の人と考えが合わなかったり、予定通り進まなかったりすることもあります。そのため不満を持ってしまいがちです。
気難しい人は自分中心に生きている人が多く、簡単に言ってしまえばとても自己中心的です。仕事や人づきあいの中でも自分の考えばかりを述べたり、押し通そうとしたりします。
これは、周囲の状況や空気を読めないことも原因です。間違っていることを言っているときもありますが、いきなりシャットアウトではなく、気付けるように導いてくれる人がいると改善されることがあります。
身近に気難しい人がいると、どうやって付き合っていけば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。気難しい人とはできれば関わりたくないものですが、関係性によってはそうもいきません。
ここからは、気難しい人との付き合い方のコツ8選を紹介します。
思わず否定したくなるような気難しい人でも、相手を否定せずに話を聞き、受け入れてあげることが大切です。聞き上手になることで、何を考えている人なのかがわかって来ます。
たとえ間違った考え方だったとしても、いきなり否定することは避けましょう。まずは一度受け入れ、認めることが大切です。自分とは違う価値観を持つ人なのだということを理解するためにも聞き上手になる必要があります。
気難しい人でも一部始終怒っているわけではありません。何がきっかけになって不機嫌になるのか、気分を害するのにはパターンがあります。気難しい人がどんなポイントで怒っていたのかを記憶しておくことが大切です。
そんな経験を積んでいれば、不機嫌になるポイントを熟知でき、言葉や対応を選んで対処できるようになっていきます。不機嫌になる回数を減らせれば、少しずつ会話のやり取りもスムーズになっていくでしょう。
気難しい人への対策を練ることも大切ではありますが、思い切ってあまり気にしないようにしてみましょう。気難しい人が職場にいたり、彼氏や彼女だったりする場合は、自分が無理に合わせて頑張ってもダメージが大きくなりやすいからです。
相手に気を遣いすぎず、また悩みすぎずに、「自分が相手を変えることはできない」と開き直って納得し、大らかに接することが大切です。
気難しい人には、こちらがへりくだる態度に出るのもおすすめです。立場が下になるようで気分が悪いと思うでしょうが、まずは気難しい人の良い所を探し褒めましょう。
気難しいのは裏を返せば繊細で細かいところに気付けるメリットもあるので、そこにスポットを当て褒めるのがポイントです。
プライドが高いとされる気難しい人も、褒められたくないわけではありません。むしろ心の内では褒めてくれ、認めてくれと思っています。
気難しい人は論理的なやりとりを好む傾向にあります。きちんと筋道立てて、論理的に説明されると安心して会話できるからです。しかし毎回そうもいきません。そうなると気難しい人に論破され終わってしまいます。
「つまらない意見」「くだらない」などという不機嫌な反応か返って来ることもありますが、ある程度聞き流すことも必要です。否定的な意見を言われた時も「そうなんですね」と否定せず受け入れ、聞き流すと良いでしょう。
気難しい人は不機嫌な態度や雰囲気で、威圧感が発生し周囲の人をビクビクさせてしまうことがありますが、弱気になってはいけません。気持ちが負けてしまっていては、対等な関係で居られなくなってしまうからです。
怖い雰囲気だからと言って話し掛けずビクビクしていては、余計誤解が大きくなり、関係は改善されません。さらに不機嫌にさせてストレスをぶつけられないためにも、相手を甘やかしすぎないようにしましょう。
気難しい人とは、無理に仲良くすることが必ずしも重要ではありません。職場の仲間や上司であったり、学校の先生であったりする場合は仕事や勉強に支障をきたさない関係になれればOKです。文句を言われない立ち居振る舞いを心がけましょう。
相手に対し丁寧語や敬語を使うのはもちろん、日頃から挨拶や返事をきちんとすることが大切です。適度な距離感をもって丁寧に接することで、平和に毎日が送れることを目指しましょう。
気難しい人には周囲の人も気を遣いがちだったり、不機嫌な雰囲気に委縮してしまったりで、物事の伝え方があいまいになってしまうことがあります。そのためまわりくどい言い方になり、うまく伝わらずストレスを感じやすいです。
そんな状態を変えるためにも、言いたいことはハッキリとわかりやすく伝えるようにしましょう。最初は勇気が要りますが、気難しい人にとっては「ちゃんと伝えてくれた」と嬉しく感じることもあるでしょう。
気難しいと言われる人の特徴や付き合い方のコツがわかったら、なぜ気難しい人がそんな行動をするのかについて深堀りして行きましょう。
なぜそんな行動や言動をするのか、なぜ付き合いづらいと感じるのかを知るには、気難しい人の心理を理解することが大切です。ここからは気難しい人に共通する心理5選を紹介します。
気難しい人が不機嫌になる大きな原因の一つが、自分の考えが絶対に正しいと考えていることです。そのため思い通りにならない現実に不満を持ち腹を立てます。自分の考えを理解しない人がいけないと考えています。
自分の考えに信念を持つのは素晴らしいですが、間違っているかもしれないと他の人の意見や考えも聞く謙虚な姿勢がなければ周りと調和できません。こんな考え方のせいで余計に人を寄せ付けなくなっていきます。
気難しい人は、良く言えば個性的で自分をしっかり持っている人ではありますが、その心理には「自分は他人とは違う」という思いがあります。自分の世界を侵されたくないので、他人からの干渉をとても嫌う傾向です。
本来周りに合わせて行動すべき場所や、仕事関係の場でも頑固に自分を貫こうとするので、マイペース過ぎるとあきれられてしまうこともあります。ルールに合わせて直すように指摘されることもあるでしょう。
真面目で完璧主義者が多い気難しい人は、自分に厳しい人です。完璧にこだわるため、手抜きをしてしまった自分やミスした自分が許せず、厳しく自分を責め立てます。
その厳しさは自分だけではなく、他人にも向けられることになります。みんなで協力しなければ成し遂げられない仕事は自分一人の頑張りでは成り立たちません。しかし気難しさで周りと調和できないためなかなか思うようにいかないでしょう。
気難しい人は自分の考えが正しいと考えたり、他人と違う個性を持っていると信じていたりします。それらをまとめれば独自の世界観を持っていることにつながり、「こうであるべき」というイメージを持っています。
一つの物事を極めると天才の域に達することもありますが、その世界観は周りの人にわかりやすいものとは限りません。気難しい人がその世界観を壊されたと感じて怒っていても、あまり理解されないことも多いでしょう。
気難しい人は人に合わせて行動することが苦手なため、周囲の人と楽しく会話したり、遊んだりするコミュニケーションに自信がない傾向にあります。
そのため他人から心を開かれた経験がなく、結果的に自分も相手に心を開けなくなってしまいがちです。自分を開示しないから周りからも開示されないという悪循環になります。
そのため、男に興味がない、友達付き合いもくだらないなどと否定して、自己防衛する可能性もあります。
今回は気難しいと言われる女性の特徴と気難しい人との付き合い方のコツ、心理について紹介しました。気難しい人には様々なタイプがあり、本人だけでなくその周囲の人との関係性でも違ってきます。
また気難しい人には共通点があり、その性格が原因でトラブルや苦労を感じています。しかし気難しい人に流されず、うまく付き合うことは可能ですので、自分が気難しくなっていないかどうかも忘れずチェックしておくと良いでしょう。
Written by 松本 ミゾレ