相手の気持ちを試すような事をすると多くの場合自滅してしまいます!

彼との関係に不安な気持ちのとき、彼との関係が不安定に思ったとき、あなたは、彼の気持ちを試すようなことをしたことがありませんか?試された方は傷つくのです。だからその代償は大きいのです。
トムクルーズの『卒業』のように「結婚式の日に、彼が自分を奪いに来てくれる!」なんて話は現実にはあり得ません。

【彼が結婚をいいださないのは自分に自信が無いからです】

長年付き合っている彼が結婚を言い出さないのは、彼に自信が無いからです。だから、彼の気持ちを試すために、「お見合いをすることになった」「告白された」と彼に告げても、彼の本心がわかるどころか、彼が無言になったり、「俺にはどうにもできない」と不機嫌になるだけです。

よく思い出して下さい。不機嫌な中でも彼は、どんな相手との縁談なのか、告白された相手はどんな人なのかと、あなたに尋ねているはずです。そして心の中で自分と比較して、どちらがあなたにとって幸せかを真剣に考えているのです。
男性は、女性のように愛さえあれば幸せになれるなんて思わないのです。彼女の人生を背負う気でいるのです。

【男性はプライドが高いのです】

「他の人とデートした」は絶対言ってはいけないことです。男性はプライドの生き物ですから、プライドを踏みつけにされたら引きこもってしまい、もう元の関係には戻れ無くなってしまいます。

これは、私の知人の悲しい実話です。
彼女は地方から上京して、大学1年の夏に恋人ができました。彼女の夢は「ディズニーランドに恋人と一緒に行くこと」でした。その話は彼にもしていました。でも、彼は理系の大学院生で、研究が忙しくなかなかデートの時間を作れません。それでも彼女達はメールで毎日繋がっていました。
しかし、彼はモテル人で余計な噂も入ってきます。中でも「食堂で彼が男友達と本命の彼女とキープ女性の話をしていた」という噂は彼女を傷つけました。
彼女は誕生日に彼とデートの約束をしていましたので、余計な噂は忘れることにしましたが、約束の時間に彼は現れないだけでなく、連絡も付きません。彼女は彼のキープ女性の話で頭が一杯になり、自分がキープ女性だと思いこみました。
彼女は自分に自信が無かったのです。そこで彼に「急用ができた」とメールを入れて、スマホの電源を切って女友達と夜まで遊んでしまいました。帰宅してスマホの電源を入れるとメールが何通も入っていて、「どうしたの?連絡して」とありました。
彼女は考えた挙句、彼にメールをしました。
「あなたは私の約束なんて忘れてるみたいだったから、前から誘われていた同じサークルの先輩とディズニーランドに行ってきたの。その他大勢はまっぴらです。」
彼からの返信はありませんでした。彼女は翌日「昨日は女友達と飲みに行っただけだから」と再びメールしました。彼から今度は返信がありました。「その他大勢はいらない。もう会わない。」とだけ。それから彼女の携帯もメールも着信拒否に・・・。

後からわかったことですが、彼は彼女の誕生日にディズニーランドでプロポーズするために研究室で徹夜の日々を重ねていたそうです。彼女と会う前に指輪を受け取りに行って20分遅れ、研究室泊まりでスマホは充電切れになっていたそうです。
彼女の嘘は彼を激しく傷つけ、彼女の1年半の恋は終わってしまいました。彼女がもし彼を信じて20分待つことができたら、幸せいっぱいの誕生日を迎えるはずだったのに。

Written by 鶴山あずさ

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