呼吸の仕方次第でどんどん老ける？今すぐ見直したい呼吸法

私たちの身体を老けさせる大きな要因である活性酸素。呼吸をすることによって、私たちは毎日体内にその活性酸素を多く取り込んでいます。とはいえ、生きている以上呼吸は不可欠な行為。しかし、呼吸法を見直すことで老化に抗う効果があるといわれています。そこで、今回は老化をまねく呼吸法と改善策についてご紹介したいと思います。

【老けをまねくNG呼吸法No.1】浅い呼吸

浅い呼吸は、一度に吸う空気の量が少ない状態で楽に呼吸することができる反面、しっかりと体内に酸素を取り込むことができず、呼吸する回数が多くなります。

浅い呼吸を続けていくと、血行や代謝が悪くなったり、体内の細胞が傷つけられ老化を促進させる恐れがあるといわれています。そのため、浅い呼吸をまねく生活習慣は今すぐ見直すことが大切です。浅い呼吸をまねくNG生活習慣は下記の通り。
■猫背
PCやスマホなどを使用する機会が多い現代人は、顔が前のめりになり猫背になりがち。猫背になると、胸をしっかりと開いて深い呼吸をすることができず浅い呼吸になってしまう傾向にあります。そのため常に姿勢を正し、胸を開いてしっかりと酸素を取り込むよう心がけましょう。
■ストレスをためる
ストレスを感じると呼吸が浅くなる傾向にあるといわれています。そう、ストレスをためると浅い呼吸が続くことになるため要注意！ストレスを感じた時こそ深呼吸を心がけましょう。

【老けをまねくNG呼吸法No.2】口呼吸

口呼吸をしていると、呼吸が浅くなるといわれています。このほか、口呼吸は口臭や虫歯、歯周病、顔のたるみ、免疫力の低下などをまねく恐れがあるため今すぐ見直しましょう。

就寝前の深呼吸を習慣に

日常生活で深い呼吸を行うのがなかなか身につかないという人は、就寝前やリラックスタイムに深呼吸の時間を設けましょう。方法は下記のとおり。

＜1＞仰向けになるか、イスに浅く腰をかけてしっかりと足をつけましょう。
＜2＞腹部に両手の平をあて少し足を広げましょう。
＜3＞お腹にしっかりと酸素を溜め込むイメージで、大きくゆっくりと鼻で息を吸い込みましょう。
＜4＞お腹の中の空気をすべて吐き切るようなイメージで、3と同様の時間をかけてゆっくりと鼻から息を吐き切りましょう。
この呼吸法を負担に感じない程度に数回繰り返しましょう。心を落ち着かせる効果も期待できるため、就寝前ならリラックスでき眠りに入りやすくなる効果が期待できます。
いかがでしたでしょうか。特に呼吸について意識したことがなかったという人も明日の健康、キレイのためにぜひ深い呼吸を心がけてくださいね。