久しぶりにごはんに誘ったら、「最近忙しくて、また今度ね」。前にも同じ返事をもらった気がする……。今回は、友達との距離が開いてきたときに見える「避けられサイン」と、関係を立て直すためにできることを紹介します。
忙しい時期は誰にでもあります。ただ、何度誘っても「また今度ね」で終わり、「来月なら空いてるよ」といった代わりの日の提案がない場合は、少し距離が開いてきたサインかもしれません。
会いたい相手には、忙しくても「この日なら」と返したくなるもの。返事の中身に、相手の気持ちがあらわれます。
以前は「それでどうなったの?」と話が続いていたのに、最近は「そうなんだ」「了解」だけ。スタンプひとつで会話が終わることも増えた……。
返信の長さよりも、こちらへの質問が減ったことに注目してみてください。相手に興味があるときほど、質問は自然に出てくるものです。
既読がついてから返信まで丸一日空くことが増えた、という変化もひとつの目安です。
共通の友達のSNSで、自分の知らない集まりの写真を見かける。「あれ、声をかけてもらってない」と気づいたときのモヤモヤは、なかなか消えません。
一度なら、人数の都合だったのかもしれません。何度か続くようなら、誘う側の中で自分の優先度が下がっていると考えられます。
会えば話は盛り上がるのに、帰り道に振り返ると、相手が自分のことをほとんど話していなかった。そんなときは、相手が本音を話しにくいと感じている可能性があります。
私自身、昔からの友人と会ったときに、彼女が転職していたことを後から別の人づてに聞いたことがありました。思い返すと、会っている間ずっと、私が自分の話ばかりしていたんですよね。
以前はこまめにくれていた「いいね」やコメントが、ぱったりなくなる。投稿は続いているのに、自分の投稿にだけ反応がない……。
SNSの反応は忙しさにも左右されるので、これだけで判断する必要はありません。ほかの変化と重なっているときに、ひとつの目安として受け止めておく程度で十分です。
反応がないときは、こちらも無理に反応を求めず、しばらく様子を見るくらいで構いません。
久しぶりに会えたら、「最近どう?」と相手の近況から聞いてみましょう。自分の話をしたくなっても、相手の話がひと段落するまで待つ。それだけで、会話のバランスはずいぶん変わります。
話を聞くときは、「それでどうなったの?」と続きをうながす一言を入れると、相手も話しやすくなります。
「いつか飲もうね」ではなく、「来週の土曜、1時間だけお茶しない?」と具体的に誘ってみる。時間が短く気軽な内容なら、相手も返事をしやすくなります。
断られたら、しばらく間をあけるのもひとつの方法です。続けて何度も誘うより、相手のペースに任せたほうが関係はこじれにくくなります。
「何か気にさわることしちゃったかな?」と、責める言い方を避けて聞いてみるのもひとつです。思い当たることがあれば、早めに謝ることで関係が戻ることもあります。
問い詰めるような聞き方は逆効果なので、「もし何かあったら教えてね」くらいの軽さにとどめておきましょう。
一人の友達との関係だけに気持ちが向いていると、返信が来ないたびに落ち込んでしまいます。職場の同僚や趣味の仲間など、ほかのつながりにも少しずつ目を向けておくと、気持ちに余裕が生まれます。
一度距離が開いても、時期が変われば、また自然に連絡を取り合えるようになることもあります。
誘っても「また今度ね」が続く、LINEの返信が短くなる、集まりを後から知る。友達との距離が開いてきたときに見える変化は、どれも日常のささいな場面にあらわれます。
避けられているのかもと気づいたときは、落ち込むだけで終わらせず、自分の話し方や誘い方を見直すきっかけにしてみてください。相手の話を聞くことから始めれば、関係を立て直せる可能性は十分にあります。
Written by 紬(つむぎ)