品のある人は絶対にしない、一瞬で育ちがわかる「お下品」行動6つ

品のある人は、高価な服を着ているわけでも、特別なことをしているわけでもありません。それでも、ほんの数分一緒に過ごしただけで、育ちのよさが伝わってくるものです。今回は、品のある人がしない行動と、上品な振る舞いを身につけるために日常でできることを紹介します。

品のある人がしない6つの行動

店員さんに「お水」「これ」と単語だけで頼む

品のある人は、飲食店で店員さんを呼ぶとき、「お水」「これ」と単語だけで用件を伝えることはしません。「お水をいただけますか」「こちらをお願いします」と、短くても文として言い切ります。

単語だけの注文は、言った本人に悪気がなくても、相手を「用を足すための人」として扱っている印象を与えがちです。立場に関係なく同じ言葉づかいができるかどうかに、その人の育ちが表れると言えます。

食事中に箸で器を引き寄せる

品のある人の食事の所作で目を引くのが、器の扱い方です。少し遠くにある小鉢を箸でスッと手前に寄せる「寄せ箸」は、和食のマナーでは避けたい動作のひとつとされています。

品のある人は、いったん箸を箸置きに戻してから、両手で器を持ち上げて引き寄せます。ひと手間かかるように見えても、その動きの丁寧さが周りの目には上品に映るものです。

スマホを見ながら相手と話す

品のある人と話していて心地よいのは、こちらの話の最中にスマホの画面へ目を落とさないからです。通知が鳴っても、「ちょっとごめんね」とひと言断ってから確認し、すぐに会話へ戻ります。

画面を見ながらの相づちは、相手に「自分の話は後回しにされている」と感じさせてしまいます。目の前の人に意識を向けること自体が、相手への敬意の表し方なのです。

ドアや引き出しを音を立てて閉める

品のある人の動作には、大きな音がほとんどありません。オフィスのドアをバタンと閉めたり、マグカップをデスクにゴンと置いたりする音は、本人が思っている以上に周りに響いているものです。

品のある人は、閉める直前にもう片方の手を添えて、最後の数センチをゆっくり動かします。急いでいるときほど、この差がはっきりと表れます。

人前で「これ、高かったんだよね」と値段の話をする

品のある人は、持ち物や旅行の話をするときに値段をわざわざ口にしません。以前、友人たちとのランチで、新しいバッグを褒められた知人が「でしょう、これ結構したんだよね」と金額まで話し始め、場の空気が少し気まずくなったことがありました。

本人は話のネタのつもりでも、聞く側は反応に困ってしまうものです。品のある人は同じ場面で「色がすごく気に入っていて」と、選んだ理由のほうを話題にします。

「でも」「だって」で相手の話をさえぎる

品のある人との会話で気づくのが、相手の話を途中でさえぎらないことです。「でも」「だって」と口をはさまず、自分とは違う意見が出ても、まずは最後まで聞き、「そういう考え方もあるんですね」と一度受け止めてから自分の意見を伝えます。

話の途中でさえぎられると、相手は内容よりも「聞いてもらえなかった」という気持ちを強く覚えているものです。余裕のある聞き方は、それだけで落ち着いた大人の印象につながるでしょう。

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品のある振る舞いを身につけるためにできること

「お願いします」「ありがとうございます」を最後まで言う

品のある振る舞いの土台になるのは、言葉を最後まで言い切る習慣です。注文するときは「〜をお願いします」、料理を受け取ったら「ありがとうございます」と、語尾まではっきり伝えてみてください。

コンビニのレジやタクシーの乗り降りなど、毎日の短いやりとりで練習できます。言葉が丁寧になると、不思議と声のトーンや表情まで落ち着いてきます。

動作の「終わり」を一拍ゆっくりにする

ドアを閉めるときも、器を置くときも、最後の一瞬だけスピードを落とすと、音も見た目も一気に上品になります。

コツは、物から手を離す前に一拍おくことです。両手を添えられる場面では、片手ではなく両手を使うことも意識してみてください。所作がゆっくりに見えても、実際にかかる時間は1秒ほどしか変わりません。

人と話すときはスマホを伏せて置く

会話中のスマホは、意志の力だけで見ないようにするのは難しいものです。それなら、食事や打ち合わせの席についた時点で、画面を下にしてテーブルに伏せておきましょう。

通知が目に入らなければ、自然と相手の顔を見て話せるようになります。急ぎの連絡を待っているときは、最初に「連絡が来たら少しだけ確認させてね」と伝えておくと、相手も気になりません。

話題を「値段」ではなく「好きな理由」で選ぶ

持ち物や出かけた場所を話題にするときは、金額ではなく「なぜ気に入ったのか」を話してみてください。「手触りがやわらかくて」「店員さんの説明が丁寧で」といった理由は、聞く側も気軽に反応できます。

人の話に意見を返すときも同じで、「でも」の代わりに「なるほど、私はね」とつなげるだけで、会話の雰囲気はずいぶん変わります。

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品のよさは、毎日の小さな所作から生まれる

品のある人がしない行動は、どれも特別なマナー講座で習うようなものではなく、日常のなにげない場面で表れるものばかりです。裏を返せば、今日からでも少しずつ変えていけるということでもあります。

まずは、次に店員さんへ声をかけるときに「お願いします」まで言い切るところから始めてみてください。

Written by 有紗

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