カップルには絶対に欠かせないのが、スキンシップ!体と体が触れ合えば心の距離もグッと縮まり、関係が盛り上がることでしょう。誰もが好きな人を触りたいのですから、「スキンシップは大切なもの」という考えは至って普通です。
しかし、“触れ合い”は男女で考えが大きく異なる部分。
女性同士では肩に触れる、手を触るのに抵抗がなくとも、男性同士でこれらの行為は絶対にしないですよね。だからこそ、捉え方に差が生まれてしまうのです。
「彼のスキンシップが軽めで物足りない」
「彼女のスキンシップが多くて、ちょっとなぁと思う時がある」
パートナーのスキンシップに対して疑問を抱く人は、男女間に考えのズレがあることを知っておきましょう!
女性は自らスキンシップをすることへの抵抗が薄い生き物です。
恋心を抱かない男性には触れられるだけでも嫌悪感を示しますが(笑)女性同士で腕を組んだり、抱き着くなどが当たり前の人もいますし基本的に距離感が近め。女性から男性に触れてもセクハラにはなりづらいのも、理由の一つでしょう。
相手が大好きな彼ならいつでも触れ合いたいと思うのですが、実は異性とのスキンシップへの考えはフクザツ。
「抵抗が薄いなら何もかもOK」ではなく、女性独自の線引きがあるのです。
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女性は男性ほど見栄っ張りではなく、社会的立場を常日頃から考える人は少ない印象です。
そのため、手繋ぎデートやふとした時に物理的距離を縮めるなど、公然の場でも軽めのスキンシップをしがち。好きな相手とは、常にくっついていたいんです♡
相当シャイなタイプでない限り、これらの行為に恥じらいはありません。ましてや付き合っているのですから「このくらい普通じゃない?」というのが、彼女たちの意見ですね。
男性と異なるのが、女性はスキンシップという名のイチャつきだけで満足しやすいという点!
“その先”に進まずとも、少女漫画のように抱き合ってキスのみで十分だったりします。むしろ、イチャつき=セックスがイコールになるのを嫌う人もいるくらいですよ。
肉食女子は例外ですが、基本的に男性ほど性欲が強くないことと、何歳になっても心が乙女なことが「イチャイチャなスキンシップのみで満足」と思う理由なのでしょうね。
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男性もスキンシップが嫌いなわけではありません。意中の相手はもちろんのこと、可愛いor見た目がタイプな女性とは積極的に触れ合いたいと思うくらいです。
ただ、彼らのスキンシップに対する本音をぶっちゃけると……基本的に、セックスとイコール!触れる→イチャつく→キス→セックスをセットに考える人が大半で、ずいぶんと分かりやすい思考回路をしていますね。
「オトコは単純」なんて言葉があるけれど、正にスキンシップに対する考えは男性独自の特徴が出ているといっても過言ではないでしょう。
女性よりも周囲の目や社会的立場を気にする彼らは、公然の場でのイチャつきを嫌います。
たまにバカップルもいますが(笑)大抵は男性が外でのスキンシップを拒む傾向アリ。デレデレした顔を誰かに見られるなど、己のプライドが許しません。
人によっては手を繋ぎ続けることでさえ恥ずかしいと感じるそう。
スキンシップを嫌うわけではないのにプライドやシャイさが邪魔して素直に自分を出せず、彼女に誤解される例も少なくはないようです。
「触れ合いができるのなら、その先も……」と期待する人、多数。
女性に比べて性欲が強いほか、先ほど解説した一連の流れをスグに想像してしまうからこそ、スキンシップだけでは物足りなくなってしまうとか。
「スキンシップは、セックスまでの前戯」と考える人が多く、女性は捉え方が異なるからこそ「え、そんなつもりじゃなかったのよ」なんて問題が発生するのです。
パートナーとスキンシップに対する異なる考えがかなりズレている場合は、2人で話し合うべき。
なぜなら最初はお互いに我慢ができても、時間の経過とともに関係に摩擦が生じる恐れがあるからです。
特に女性は身体的に傷つく可能性が高いため、無理をして相手に合わせすぎる必要はありません。嫌な時は嫌だと主張し、理解をしてもらいましょう。
男性も無理強いはせず、かといってパートナーの言うことを100%聞くのもストレスが溜まりますから、やはり話し合いは必要不可欠なのです。
あまりにズレ方が大きい場合は、残念ながらお別れを検討するのも手。世の中ではセックスレスで破局する例もたくさんありますので、スキンシップへの考え方の一致は想像以上に重要なポイントですからね。
付き合う前から相手がどのような考えを持っていそうかを探る、あるいは“すり合わせ”を行うなどの確認をしておくと、後のトラブルを防げます。
身体の作りが異なるのですから、男女で考え方にズレが出るのはおかしいことではありません。
注目すべきはズレがある事実よりも、「大幅にズレているか否か」。歩幅を合わせられないパートナーとの付き合いはいずれ苦しくなってしまいますよ。
好意を持った相手に合わがちな人は多いものの、無理をして結局破局に至るようでは意味がないでしょう。最初から考え方が違う点を理解しつつも、無理のない範囲で付き合えるパートナーと一緒にいた方があなたも幸せになれるはずですよ。
Written by たかなし亜妖