独身40代女性からの僻み発言に、モヤっとしたことはありませんか?
主にSNS上での独身VS既婚者の論争は、小さいものから大きいものまでよく目にする話題です。
独身女性の「それってただの僻みですよね?」と感じられる発言にはどのようなものがあるのでしょうか。
また、独身を極めた女性がそのような発言をしてしまう心理についても考察してみました。
それでは早速、40代独身女性の僻み発言エピソードを5つ紹介していきます。あなたもどこかでこんな会話をする女性たちを、聞いた覚えはありませんか?
結婚して家族ができると、自分だけの人生ではなくなります。独身の頃と比べて旦那さんや子どのために使う時間も多くなるでしょう。
ただ日常会話として家族のことを話しただけなのに、「私は旦那や子どもの世話がなくて楽でよかったわ」と嫌味っぽく言われてしまったというエピソードはちらほら聞きます。
そう言われてしまうと、「独身だからって僻んでるの?」とカチンときてしまい、徐々に距離があいてしまうのです。
40代独身女性同士の会話で、「結婚した友達ってぶっちゃけどんどん老けていくよねー」「そうなるくらいなら独身でいいよね」なんて会話もたまに耳にします。
本人たちは多分本気でそう思っているのでしょうが、傍から聞いていると僻んでるようにも聞こえてしまいます。
美に関する価値観はそれぞれですが、結婚してからの外見の変化を指摘したりバカにしたりするような発言は、聞いていて気持ちの良いものではありません。
40代独身となると、徐々に不安になってくるのが老後のことでもあります……。
その不安の矛先が、結婚して子どもがいる人たちに向けての嫌味となると、正直僻んでるようにしか聞こえません。
子どもがいるからと言って、老後が安心なわけではないですし、迷惑をかけないように考えている人がほとんどだと思います。
「子どの世話になるぐらいなら独身でいい」という発言は、まるで「老後のために子どもを作ったんでしょ」と遠回しに言われているようで、もやっとしてしまいますよね。
40代でそれなりにお金の余裕もあり、独身がゆえに海外旅行を楽しんだり、自由にお金や時間を使えるのは素晴らしいことだと思います。
しかし、ただそれを楽しそうに話すだけなら何とも思わないのに、結婚と比較してマウントを取るような流れになると、「ただの僻みなのでは?」と思われても仕方ありません。
いちいち余計な一言を言うのはトラブルの元です。
40代ともなれば、社会での立場や年収も上がり自分1人でも生きていけるだけの蓄えもあるでしょう。
そういった意味で結婚に疑問を持つ気持ちも分かりますが、それを口に出すことで「僻みでしょ」「強がってるだけなのでは?」と思われてしまいます。
結婚はお金の不安を解消するためにするものではありませんし、パートナーがいない寂しさをそういう形で発散されるのは困りますよね……。
前項で紹介したようような発言をするのは、もちろん一部の人に限られます。
その発言の意図や背景には、何があるでしょうか。僻み発言をしてしまう理由について大きく2つ挙げていきます。
独身女性の主張として、「いやいや、既婚女性に先に嫌味を言われているから言い返したくもなる!」というのが挙げられると思います。
僻み発言をしてしまう独身女性の多くは、「独身だから気楽でいいよね」「いつまでも自由でいいよね」なんて発言を、直接、もしくは関節的に受けたことがあるのでしょう。
一度そう言われると、何気ない一言でも嫌味に感じてしまいます。
既婚女性も、家事や育児で自分に余裕がない時は、独身女性の自由な生活や発言に対して嫉妬してしまうものなのです。その時の発言が、独身女性を刺激しているのでしょう。
多様な生き方が認められるようになったとはいえ、「40代になっても独身」というだけで偏見を持たれる風潮はまだまだあります。
今回ご紹介した僻み発言も、それ故の防衛の可能性も否めません。
本人は今の生活に満足しているにも関わらず、40代で独身というだけで「かわいそう」「何か原因があるのでは?」とう目で見られるのは反論したくもなるでしょう。
そう思われないために、「余計なお世話!」「私は幸せ」という思いを周囲に主張し、それがいきすぎて既婚者を下げる僻み発言となっている可能性は高いです。
誰しも自分の生き方に嫌味や僻みを言われるのは気持ちよくないものです。
みんなそれぞれ自分に余裕がない時は、ついつい僻み発言をしてしまったり、反対に何気ない言葉を嫌味に感じてしまうものです。
自分の生き方に自信を持ち、人となるべく比べないようにしたいものです。
自分の生き方も、自分と違う生き方をする人のことも尊重でき、生きやすい社会となることを願います。
Written by 花山こころ