若作りは似合わない、かといって、現役引退はまだ早い。そんなアラフォーは、「年相応の振る舞い方」がテーマになるタイミング。
この記事では、アラフォーが避けるべき行動をわかりやすく紹介しています。アラフォーの今を最高の自分で過ごすヒントにしてくださいね。
年齢を重ねる中で、自己イメージと実年齢にズレが出てくるのは珍しいことではありません。とはいえ、知らないうちに「痛い人」扱いされてしまうのは避けたいもの。
まずは、まわりが引いてしまうアラフォーのNG行動からチェックしていきましょう。
「やばみ」「それな」「えぐい」
若い世代の言葉を取り入れることで、若々しく見られたい、若者とコミュニケーションをとりたいという気持ちはわかります。
でも、無理に若者言葉を使うのは逆効果。特に仕事中や初対面の場面での使用は要注意です。
自然な会話の中で、たまに使う程度なら気にならないかもしれませんが、多用はやはり「浮いている」「痛々しい」という印象を与えかねません。
年相応の丁寧な言葉遣いの方が、かえって好感度が高いのです。
「わたしたちの若い頃は……」「今どきの若い子は……」
それなりの経験を重ねてきたアラフォーだけに、つい若者へアドバイスをしたくなってしまうもの。
しかし、年齢や経験を笠に着た上から目線な態度は、周囲との関係を悪化させる原因にもなります。アドバイスは、相手が求めているかどうかを見極めて行うことが大切。
どうしても立場に差があるからこそ、謙虚な姿勢を忘れずにいたいものですね。
アラフォー世代が、10代や20代向けのファストファッションブランドを取り入れること自体は問題ありません。
とはいえ、露出の多いアイテムや派手すぎる柄物を全身に取り入れるのは要注意。同様に、濃すぎるメイクや極端なカラーメイクも、肌の質感との不調和が目立ってしまい逆効果です。
大切なのは、トレンドアイテムを「さりげなく」取り入れること。ベーシックなアイテムをベースに、1〜2点のトレンド小物を組み合わせると、バランスもよくおすすめです。
「わたしが若かった頃は……」「昔はこんなに便利じゃなかったから……」「今の時代だとアウトなんだけど、昔はね……」
過去の成功体験や失敗談を、やたらと話したくなってしまうのは悪いことではありません。とはいえ、昔話や武勇伝の押し付けは、周囲を辟易させてしまう原因になってしまいます。
年齢を問わず、今の楽しみや未来への希望を語る人の方が、昔語りをする人よりも魅力的に見えるものです。
若い世代と仲良くなりたい気持ちから、相手の話題に無理をして合わせようとしていませんか?
そもそも、世代が違えば興味も話題も違うのが当然のこと。それにもかかわらず、若い世代へ過剰に迎合しようとするのは、はたから見ると不自然です。
場合によっては、「あの人、若いって思われたいんだな……」と、かえって痛々しい印象を与えてしまうことに。
世代の違いを認めた上で、お互いの価値観を尊重し合える関係性を築くことが大切です。
年齢を重ねることは、決してネガティブなことではありません。20代には20代ならではの、アラフォーにはアラフォーならではの魅力があります。
ここでは、思わず「素敵だな」と思ってしまうアラフォーの特徴を紹介します。
年齢を重ねることを否定せず、受け入れた上で磨こうとする姿勢はとても美しいものです。
「年相応の振る舞いを」というとついネガティブに受け取られがちですが、自分の年齢に見合った振る舞いや身だしなみを心がけることは、自分の魅力を最大限に引き出す何よりの方法です。
年齢に抗わず、アラフォーだからこその魅力を引き出していきましょう。
魅力的な笑顔も、素敵なアラフォーに共通して見られる特徴のひとつ。
笑顔とひとことでいってみても、人に与える印象は千差万別。特にアラフォー世代となると、生き様が表情に表れるため、笑顔が魅力的かどうかも個人差が大きくなります。
その点、アラフォーの自分を愛し、人生を楽しんでいる人の笑顔には、言葉では言い表せない魅力があるもの。自分を愛し、人から愛される存在です。
仕事・趣味・自分磨き。年齢に関係なく、夢中になれるものを持っている人は魅力的。
毎日を楽しみ、いきいきと充実させるのは、若者だけの特権ではありません。むしろ、自分自身と向き合う中で、人生のプライオリティをクリアにしたアラフォーのほうが、自分を満たすことは得意なはず。
自分自身を満たす方法を知り、実践しているアラフォーは、当然ながらキラキラと輝く魅力的な存在です。
「アラフォーだから」「この年齢でこれをしたら笑われてしまう……」そんな固定観念から解放されている人は、誰から見ても魅力的。
よくいわれることではありますが、今日こそが、これからの人生で一番若い日です。年齢をいいわけに何かを諦めたとしたら、後悔するのは何年後かの自分自身にほかなりません。
必要以上に人の目を気にせず、自分の気持ちを大切に決断していきましょう。
たくさんの経験を重ねてきたアラフォーは、若さだけが魅力ではないことを知っています。
今の自分を決して卑下せず、かといって傲慢にもならず、等身大の自分を大切にしながら毎日を楽しみましょう。
年齢に縛られることなく、自分らしく生きることで、まだ知らないあなたの魅力がどんどん開花していくはずですよ。
Written by やまだうめ