ビジネスシーンやデートなど、どんな場面でも人を惹きつける話し方ができれば、人生で得をすること間違いありません。
魅力的な話し方ができることで、仕事で成功をおさめたり、好きな人の心をつかんだりと、その効果は絶大です。
そこで今回は、「人を惹きつける話し方をする人の特徴」をご紹介します。
また、魅力的な話し方のコツもお伝えするので、相手に好意を持ってもらえる方法を身につけましょう。
人を惹きつける話し方の人は、とにかく「聞き手目線」を徹底しています。
たとえば、ビジネスシーンで考えてみましょう。
新入社員に業務説明をするときと、勤続20年以上のベテラン上司に仕事を説明するときでは、使う言葉や説明の仕方が変わりますよね。
新入社員には専門用語を避けて、わかりやすい言葉で話す必要があります。
つまり、人を惹きつけるためには、相手の立場に立ってわかりやすく、伝わることを意識することがポイントです。
人を惹きつける話し方において、自信のある態度は重要です。
なぜなら、話し手が自信なさげな様子だと、聞き手が不安を感じるからです。
たとえば、大事な商談の場面で、相手が猫背で声も小さく、キョロキョロと視線が落ち着かない様子だとどうでしょう?
「なんだか頼りないな」や「仕事を任せて大丈夫だろうか……」と心配になりますよね。
逆をいえば、背筋を伸ばしてハキハキと、自信を持った話し方をしているだけでも、相手に好印象を与えることができますよ。
相手を惹きつける話し方ができる人は、聞き手を巻き込むことが上手です。
つまり、聞き手がただなんとなく話を聞いている状態ではだめだということ。
たとえば、アイスブレイクを活用して緊張を和らげる方法も、聞き手を巻き込むテクニックのひとつです。
投げかけを通じて、話し手と聞き手の間で自然なキャッチボールが生まれる状況を作り出すことで、人を惹きつけることができるのです。
ビジネスシーンで人を惹きつけたい場合は、結論から話すように意識しましょう。
なぜなら、聞き手に内容が伝わりやすくなるため、自分の話を聞いてもらえるからです。
逆に前置きが長くなり、何が言いたいのかよくわからないという状態になった後では、なかなか話を聞いてもらえません。
結論を言ったあとに、理由や根拠を述べて、聞き手の興味を引くようにしましょう。
話し方のコツとして、声のトーンや話すスピードに気を付けることも大切ですが、まず意識したいポイントは「表情」です。
言うまでもなく、表情があなたの印象を大きく左右するからです。暗くて表情が乏しい人の話を、積極的に聞きたいとは思わないですよね。
楽しい話題のときには笑顔で、真面目な話題のときには深刻な顔で、という風に話題に合わせた表情をすればOKです。
緊張していると、つい表情が固くなりがちですが、リラックスして表情を豊かにするように心掛けてみてくださいね。
どんな場面であっても、話し手であるあなた自身が楽しんでいることが大切です。
なぜなら、嫌々話している人に聞き手は魅力を感じないからです。
こちらの質問に対して、相手がめんどくさそうに無表情で答えていると、それだけで不快な気分になりますよね。
相手との会話においては、相手に対して興味を持って、その場を楽しんで話すことが大切。
楽しんで会話した結果、自然と相手を惹きつけることになります。
惹きつける話し方をする人の言葉や口癖、表情やジェスチャーをマネしてみましょう。
マネをすることは、魅力的な話し方を習得するための近道になります。
どんな表情で、どのような言葉を使って、聞き手に対してどのような態度なのかを観察してみてくださいね。
「すごいな。こんな風に話したいな」と感じたら、ただ聞き手として話を聞くだけではなく、分析してみましょう。
観察して「ここはマネしたいな!」と思うポイントがあれば、実際に取り入れてみることがおすすめです。
あなたの本来ある個性や魅力を活かして、自分らしく話すことが大切です。
「上手に話そう」や「できる人に思われよう」と意識しすぎると肩に力が入り、聞き手に居心地の悪さを与えてしまいます。
必要以上に自分を大きく見せようとしないことがポイントですよ。
どんなに憧れの人の話し方をマネしても、あなたらしさは滲みでるもの。肩の力を抜いて、自然体で話すことを意識しましょう。
今回は「人を惹きつける話し方」をご紹介しました。
人を惹きつける話し方が出来る人は、話がわかりやすく自信に満ち溢れています。
しかし、話し上手な人に共通しているのは、「無理をせずに楽しんで話している」ということ。
自分らしく自然体で楽しみながら話すことが、結果的には人を惹きつける話し方に繋がりますよ。
Written by ゆいまる