オシドリ夫婦とは、仲睦まじい夫婦を意味する言葉です。お互いを大切に思っている様子を見て「羨ましい」「理想的」と感じる方も多いでしょう。
しかし、幸せそうに見える夫婦こそ、驚きの実態があることも。
オシドリ夫婦は本当に幸せなのでしょうか。それとも……。
今回は、オシドリ夫婦の実態と、仲が良い夫婦に見えるコツについてご紹介します。
実際のオシドリが、毎年パートナーを変えるのは、もはや有名な話……。
ここでは、オシドリ夫婦の実態のぶっちゃけ話についてご紹介します。
第三者から見たオシドリ夫婦は、お互いを思い合っていて、仲が良さそう。理想の夫婦像と見ている方も多いのではないでしょうか。
しかし、距離があるからこそ、よく見えるというもの。
オシドリ夫婦と呼ばれているのは、芸能人が多いです。親しくならない限り、実態が見えてこないことがあります。
仲が良さそうな夫婦も、二人でいる時は喧嘩が絶えないケースがあります。
第三者の目があるからこそ、夫婦で協力して、外面をよく見せていることも。
しかし、裏を返せば、本音で話し合えているからこそ、喧嘩も多いと言えます。
周囲からオシドリ夫婦ともてはやされると、「理想を崩さないようにしよう」と、かえって関係性に固執するケースがあります。
「仲良い夫婦でいなくちゃ」「幸せそうにしていないと」と、自分自身にプレッシャーをかけやすいです。
オシドリ夫婦は自称するものではなく、周りから言われて初めて称号を手にできます。
特に、オシドリ夫婦でいることで何らかの恩恵を受けてきた方こそ、わざわざ仲悪い姿を周囲に見せることをしません。
しかし、オシドリ夫婦は好印象を持たれやすいのも事実。
続いては、仲が良い夫婦に見えるコツについてご紹介します。
仲が良い夫婦に見えるコツは、日頃から最低限のコミュニケーションを取ることです。
挨拶はもちろん、何かしてもらったら「ありがとう」の感謝の気持ちを言葉にして表しましょう。
二人でいる時に一言も話さない夫婦こそ、仲が悪い雰囲気が周囲に伝わりやすいので注意。
仲が良い夫婦に見えるコツは、自分が悪い時はすぐに謝ることです。
「ごめん」と謝罪の気持ちを、しっかりと言葉にして表しましょう。
喧嘩をなあなあにして終わらせると、しこりが残ります。
やはり、夫婦が仲良くいるためには、ある程度の素直さが必要となります。
オシドリ夫婦に見えるコツは、パートナーと何らかの目的意識を持つことです。
一緒にいる意味が見えてくると、協力性も生まれます。
例えば、飲食店を家族経営していたり、夫婦で趣味のイベントに出たりすると、目指すべき方向性が一緒で強い絆も生まれます。
また、オシドリ夫婦になりたいという願望も、同じ目的意識となるかもしれません。
夫婦である程度の距離を保つのも、仲良くいるための秘訣です。
やはり、四六時中顔を合わせていれば、相手の嫌なところも目につきます。
仕事、趣味、他の友達と遊ぶなど、パートナー以外に意識を向けられるものが複数あると気持ちも安定します。
オシドリ夫婦に見えるコツは、自分の機嫌は自分で取ることです。
パートナーに取ってもらおうとするのは、子どもっぽいです。共依存のような関係にも収まります。
周囲から憧れられる夫婦になるためには、お互いに自立心を養うようにしましょう。
仲が良い夫婦に見えるコツは、家から一歩出たら、パートナーを褒めることです。
「本当にうちの夫はダメで〜」とけなして笑いを取ろうとしても、周囲の人は言葉通りに受け取りがち。
夫婦円満であることを伝えた方が印象は良いです。面と向かって褒めるのは恥ずかしくても、一人の時は相手の耳に入らないのを良いことに、パートナーを立てていきましょう。
仲が良い夫婦でいるための一番大切なコツは、相手に期待しないことかもしれません。
あれもこれもやって欲しいという期待は、裏切られた時に強い怒りに変わります。
「過去と他人は変えられない」の名言をモットーに、パートナーを許す心の余裕を持ちましょう。
オシドリ夫婦が本当に仲が良いかは、本人たちにしかわからないことがあります。
しかし、仲睦まじい夫婦に見えるため、体裁が良いのは事実。パートナーとは、できるだけ良好な関係を保つことを目指していきましょう。
仲が良い夫婦でいるためには、最低限のコミュニケーションを取ることが大切です。自分が悪い時はすぐに謝ったり、感謝の気持ちを伝えたりする素直さも重要となります。
Written by 森野有