理想の相手と結婚するため、婚活に励んでいる人は少なくありません。
しかし、婚活で相手に高い条件を求めすぎると、さまざまな困難に直面する可能性があります。幸せになるための婚活が、苦しいものに変わってしまうことも……。
そこで今回は、婚活で相手に求めすぎている人の末路を5つご紹介します。
婚活で相手に高い条件を求めすぎると、出会いの幅が狭まります。「年収が〇〇万円以上」「身長が〇〇cm以上」「最終学歴が大学」などの条件がいい例です。
具体的な条件を設定すると、合う人は限られてきてしまいます。
また、仮に理想の異性が見つかったとしても、相手も同じように高い条件を求めているケースが多いです。
その結果、出会いの数が減り、婚活自体がスムーズに進まなくなります。
婚活が進まなければ、理想の相手を見つけるまでにかなりの時間がかかってしまうでしょう。
理想の相手を見つけるために多くの時間を費やすことで、婚活自体に疲れた……。そんな話もよく聞きますよね。
高い条件を求めすぎると「この人も違う」「ダメだ」と何度も出会いと別れを繰り返さなければなりません。
また、婚活イベントやマッチングアプリの利用が増え、経済的な負担も大きくなります。その結果、婚活へのモチベーションが低がり、婚活そのものを諦めてしまうことも……。
婚活疲れに陥ると、結婚への意欲が薄れ、最終的には独身でいいやと婚活をやめてしまう可能性もあります。
なかなか理想の相手に出会えないと、自信の低下にも繋がります。「僕には魅力がないのかもしれない」「私には価値がないのかもしれない」といったネガティブな思考に陥りかねません。
結果として、自信を失い、婚活へのやる気がなくなることは明らかです。
一度自分に自信をなくすとさらに婚活がうまくいかなくなり、負のループに突入してしまいます。自信の低下は、精神的な負担が大きくなるため要注意です。
相手に求めすぎている人は、婚活が長引きがちです。婚活が長引くと、家族や友人からのプレッシャーが強まります。
「何で結婚できないの?」「早く結婚して幸せになってほしい」といった期待がストレスになることも……。
また、周囲で結婚や出産の話題が増えると、自分が取り残されていると感じる場合もあります。
結婚へのプレッシャーが重なると、焦りや不安が増すばかりです。
婚活で高い条件を求めることで、結婚自体が遠のいてしまう可能性があります。婚活で求めすぎている人は、相手をよく知らないまま良し悪しを判断しがちです。
また、いい出会いに恵まれないことで、さらに理想が高くなってしまうことも……。理想だけが高くなっていき、現実とのギャップに悩むことが増えます。
そして、婚活を始めて何もないまま1年も経ってしまった…… という状況に直面することも珍しくありません。理想が高ければ高いほど、結婚への道は遠のくばかりです。
理想が高すぎる人は、結婚相手に完璧を求める傾向があります。学歴、収入、外見などの全ての面で納得したいという思いが強いです。
しかし、誰にでも短所があり、完璧な人は存在しません。
100%を求めれば求めるほど、多くのいい出会いを見逃してしまうことになります。
理想を持つこと自体は悪くありませんが、妥協ポイントを見つけることも大切です。
婚活で相手に求めすぎている人は、他人の欠点を受け入れられません。完璧を求めるあまり、相手の小さなミスや欠点にも敏感です。
相手のちょっとした癖や習慣にも寛容になれず、不満を感じます。ときには、ひどく責め立てたり、怒ったりすることも……。
「仕方ない」「誰にでもあるよね」と思える柔軟性や心の余裕が足りないため、感情的になりやすいです。
自分に自信があるのも、婚活で相手に求めすぎている人の共通点の1つです。
自信を持つこと自体はとても素敵なことです。自分に自信がある人は婚活にも積極的で、いろいろな人と会話を楽しめます。
しかし「自分にはこれだけの価値がある」という思いが強くなり、相手に高い条件を求めがちです。たとえば、自分が高収入の場合、自分と同じ、またはそれ以上の収入を持つ相手を求めるようになります。
過去の恋愛でのトラウマや失敗が原因で、相手に求める条件が多くなってしまう人もいます。
このタイプは「同じ思いをしたくない」「もう失敗したくない」といった警戒心が強いです。それ故に、相手の細かい部分まで目につき、結果的に求めるものが多くなります。
反対に、過去に理想的な相手と付き合っていた場合、新たなパートナーにもその基準を求めてしまうことも少なくありません。
今回は、婚活で相手に求めすぎている人の末路を5つご紹介しました。
何十年も連れ添っていくパートナーを見つける婚活では、慎重になるのも当たり前です。しかし、相手に多くを求めすぎると、婚活疲れやいい出会いを逃す原因にもなります。
婚活がうまくいかないことで悩んでいるなら、条件を見直し、妥協ポイントを見つける必要があるかもしれません。
Written by danon