新しい環境に飛び込む新社会人のみなさんにとって、コミュニケーションは欠かせない要素。特「報告・連絡・相談」通称「報連相」は絶対にできるように!と言われているので知っている方も多いはず。この「報連相」と聞くと少し堅苦しい印象を受けるかもしれません。今回は、簡単かつ効果的に報連相をこなすコツを紹介します。
報連相と聞くと堅苦しい感じがするかもしれませんが、実はすごく身近なものです。報連相は「報告・連絡・相談」の略で、仕事だけでなく、日常生活でも役立ちます。
・報告は「こんなことをした」という達成報告や進捗の共有。
・連絡は「明日は遅れて出社する予定だ」とか「今日の夕飯何がいいか」といった、情報の共有。
・相談は「この問題をどう思うか?」とか「どうしたらいいと思うか?」といった意見を求めること。
このように報連相は、周りとスムーズにやっていくためのコミュニケーションの基本中の基本です。
報連相をしっかり行うことで得られる最大のメリットが「ミスの防止」です。日々の業務での小さな進捗や変更点を報告・連絡することで、誤解や情報の行き違いを減らすことができます。
たとえば、プロジェクトの納期変更を早めに報告することで、チーム全体でスケジュール調整が可能になり、結果的に大きなトラブルを避けることができるでしょう。
報連相はチームワークをよくする上で欠かせない要素です。メンバー間で情報を共有することでお互いの仕事への理解が深まり、協力しやすくなります。連絡や相談を通じて、困った時には助け合う雰囲気が生まれるため、チームとしての一体感が生じます。
報連相を行うことで、効率的に意思決定できるようになります。たとえば、常に最新の情報が共有されていると、問題が起きた場合も迅速に相談し、決定することができます。
また、定期的な報告があることで、上司やリーダーがメンバーの状況を正確に把握することができ、よりよい指示を出したり困っている人をサポートすることが可能になります。
プライベートではどんな時に報連相が使われているのか、また使えるのかご紹介します。実は報連相ってモテの要素にも関わってくるので、自然とできるようになりたいですよね!
家族やパートナーに「今日はこんなことがあったよ」と日々の出来事を話すのがいい例です。
職場では、一日の終わりに「今日はこれこれを進めました」と上司や同僚に簡単に報告すること。これだけで、お互いの仕事内容を知ることができ、次の行動に繋がりやすくなります。
「これから何するか」を伝えるとき、メモやリストを作って共有するのも一つの方法です。たとえば、家族での買い物リストを冷蔵庫に貼るとか、仕事の際はタスクリストをオンラインで共有するとか。これによって、何が必要で、何が期待されているのかが一目で分かります。
何か決めかねている時や、意見が欲しい時には、「どう思う?」と積極的に相談してみましょう。友達にどの服を買うか相談するのも、職場でアイデアを共有してフィードバックを求めるのも、これに当たります。相談を通じて、良いアイデアや解決策が見つかりやすくなります。
お礼は報連相から離れたイメージですよね。ですが相手との良好な関係をつくる、という点においては同じく欠かせません。何かを手伝ってもらったり、サポートを受けたりした時には、感謝をしっかり伝えましょう。「ありがとう、助かった」と一言添えるだけで言われた側は嬉しいです。
友だちや家族、仕事仲間との間で「定期的にどんなことがあったか話す時間を作る」ことはとても大切です。たとえば、毎月の終わりに友達とカフェで会って、最近あった出来事を共有するとか、家では夕ご飯の時にその日にあったことを話し合うのも良いですよね。
職場だったら、毎週月曜日の朝にみんなでこれからの予定や目標について話す時間を設けているところも多いでしょう。
この「近況報告の時間」があることによってそれぞれの最新情報を知ることができるので、助け合ったり、サポートしやすくなります。
報告・連絡・相談を上手に行うことで、仕事の効率もアップし、プライベートでも人間関係がスムーズになります。今回紹介した方法を日々の生活に取り入れてみてください。
コミュニケーションは、思っている以上に私たちの生活を豊かにしてくれるもの。少しの工夫で、もっと楽しく、心地よい人間関係を築いていきましょう!
Written by KOIGAKU