つき合い始めはあんなにラブラブだったのに……! という2人でも、ずっと恋のときめきを継続させるのはむずかしいこと。時には愛が冷めてしまうこともあります。好きの気持ちが冷めるのは大きく2つに分かれます。1つは時間とともに徐々に冷める、もう1つは何かしらのきっかけがあって、急激に冷める。つまり、冷めた瞬間があるのです。
当記事では、女性が好きだった彼氏に冷めた瞬間について、その原因や理由をアンケート結果をもとに紹介します。
2021年、ウェブスターマーケティング株式会社が彼氏に冷めた経験がある女性500人を対象に、気持ちが冷めた瞬間についてアンケート調査を実施しました。
【彼氏への気持ちが冷めた瞬間ランキング】女性500人アンケート調査
【彼氏への気持ちが冷めた瞬間ランキング】女性500人アンケート調査
結果は、以下の通りです。
1位:大切にされていない(180人)
2位:性格、価値観が合わない(86人)
3位:マナーが悪い、非常識(76人)
4位:金銭感覚の違い、借金(45人)
5位:彼氏が自己中心的(42人)
「大切にされていない」がダントツでした。ここからは、この結果をより具体的に、体験談をまじえつつ掘り下げていきましょう。
「大切にされていないと感じる……」といっても、内容は多岐にわたります。具体的な話を聞いてみると、
「彼氏がしょっちゅう遅刻してくる」
「私と先に約束していたのに、友達を優先された」
「自分に都合のいい嘘をつく。しかもその嘘もかなりずさんですぐバレる」
などの回答が得られました。
恋人同士である以上、自分自身や自分と過ごす時間を何より優先してほしいもの。その優先順位が落ちていると感じると、女性は愛されていないと認識し、結果的に冷めてしまいます。
他人である以上、性格や価値観がぴったり! ということはむずかしいかもしれません。しかし現実として、あまりにも合わない相手は存在します。
「私は外にお出かけしたいのに、彼氏はおうちデートばかり」
「私は何事も相談しながら一緒に決めたいのに、彼氏は全部自分で決めちゃう」
具体的な例としてはこのようなものが挙げられます。
はじめの頃はそのデコボコ具合が魅力的に感じることもありますし、実際それが功を奏してずっと仲良くいられるカップルもいます。
一方で、デコボコすぎて「やっぱり合わない!」と別れを選ぶカップルも少なくありません。
急激に冷めた瞬間としてよく聞かれるのが、このマナーの悪さ。
「店員さんに対して横柄な態度をとった」
「電車でお年寄りに席を譲らず、さらに寝ているふりをした」
「落ちていた財布を交番に届けたら、『そのままもらっちゃえばよかったのに』と言われた」
価値観の相違ともつながる部分がありますが、自分にとって「当たり前」と真逆のことをされると、どうしても拒否反応が出てしまいます。
アウトドアとインドアではどちらが好きか、というのは単純に価値観の相違で、良し悪しはありません。
ですが、こちらに強く言えない店員に対して横柄な態度を取ったり、困っているお年寄りを無視したりするのは、価値観が違うだけとは言い切れないところがありますよね。
こうした感覚の乖離に対して、「冷めた」と感じる女性は多いようです。
一度身についた金銭感覚はなかなか変えられないといいます。だからこそ、揉め事の種になることも少なくありません。
「彼氏に浪費癖があり、貯金ができない」
「車が趣味で、稼ぎのほとんどを車につぎ込んでいる」
「節約という概念がなく、手持ちがなくなるとすぐキャッシングに手を出す」
筆者にも経験がありますが、彼氏がこっそり借金をしていたと発覚したときの衝撃はとんでもないものです。
結婚してから借金があることを知らされた、という知人もいますが、例外なく大揉めします。それを機に冷めてしまい、そのまま別れたという話も少なくありません。
「こちらの都合を考えず予定を決め、文句を言うと怒り出す」
「遅刻しても謝らないし反省もしない。そしてまた繰り返す」
「仕事中は連絡しないでと言ってあるのに、お構いなし」
などなど、女性の気持ちや都合を無視して自分のことしか考えてない言動に冷めてしまうようです。
直してほしいと訴えても、そもそもが自己中心的なので、聞き入れてもらえない可能性は高いでしょう。それどころか、逆ギレされるリスクすらあります。
女性が彼氏に冷めた瞬間を、アンケート結果をもとに5つ紹介しました。
恋は理由なく始まり、終わるときは必ず理由があると言われます。恋人同士という近い距離だからこそ、人となりがよく目につくもの。嫌な部分もくっきりと見えてしまうのでしょう。
一度冷めた気持ちを再燃させるのは、非常にむずかしいことです。彼女に冷められたくない! という男性は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Written by 七尾なお