自分の夫は、もしやモラハラ夫!? 夫の言動がいつも心にグサリとくるようなら、モラハラされているのかもしれません。いつも一緒にいると、自分がモラハラされているかどうかもわからなくなるものですが、夫との生活がつらいと感じているなら、一度この記事でチェックしてみてください。
モラハラ夫の特徴と、モラハラ夫がよく口にする言葉についてご紹介します。
モラハラ夫には、プライドが高い人が多いです。自分より他人が優位になることに耐えられず、他人をどうにか蹴落として、いつも自分が一番上に立とうとします。
夫婦関係でもいつも強い立場でいたいために、モラハラな言動が目立ちます。
モラハラ夫は、モラハラな発言をしてもそれが正しいと思っています。そのため、自分の発言で妻が傷ついても、罪悪感がありません。
それどころか、「真っ当な意見を言っているのに、なぜわからないんだ」と逆ギレすることもあります。人間性を否定するような暴言を吐いて、さらに妻を追い込むこともするでしょう。
モラハラ夫には、他人の意見を聞き入れようとせず、いつも自分の意見を通そうとする頑固さがあります。妻の言い分を聞こうとしないばかりか、妻以外の周りの人の意見さえ聞き入れようとしません。柔軟性がないため、人の意見を取り入れて、自分の言動に反映させるということができないのです。
また、偏見でものを言うことも多く、妻の行動や性格を決めつけて、ありもしないことを批判することもあります。
モラハラ夫は、たとえ自分が悪かったとしても絶対に謝りません。それどころか「お前が悪い」と、人に責任をなすりつけるようなことを平気でします。
モラハラ夫は、言い訳も上手です。自分の立場が悪くならないように、たとえ嘘をついてでも自分を守ろうとします。また、言い訳が転じて、相手を説得する口調になり、いつの間にか自分優位の立場に逆転させるということもします。
モラハラ夫には、話術が巧みな人が多いのかもしれません。
モラハラ夫は、冷酷です。人の痛みがわからないため、自分の発言が相手を傷つけていたとしても、気が付きません。
また、妻が涙を流していたり、「そんなこと言うなんてひどい」とショックを受けたりしいても、「だって、気味が悪いんだから仕方ないよね」と開き直ってしまうこともあります。
モラハラ夫は、妻の考えや意見を聞き入れようとせず、とにかく否定します。相手に正面から向きあうことなく、妻に寄り添おうとしません。「あのときのアレは、違うよね」と、過去のことを引っ張り出してきて、しつこく説教することもあります。
モラハラ夫は、妻を自分の所有物だと思っているところがあります。妻の失敗は自分の失敗になると考えるため、許すことができません。そのため、モラハラ夫は、妻を自分の思い通りに動かそうとします。
妻の見た目や職業、行動などについても指示が多くなり、妻の意志や人間性を尊重しようとしません。
モラハラ夫には、モラハラ感満載の口ぐせがあります。あなたの夫に当てはまるものはありますか?
モラハラ夫はすぐに、「こうなったのはお前のせいだ!」と、何でも妻に責任を押し付けてきます。うまく行かないことや、自分にとって都合の悪いことをなすりつけ、自分はいつも正しいとアピールしようとします。
「だから言ったのに……」とは、相手をコントロールしようとしているために出る言葉です。自分の言ったことを聞かないから失敗したんだと、妻を責めているのです。妻を見下している発言だとも言えるでしょう。
モラハラ夫は、恩を押し付け、妻に無理やり感謝させようとします。「誰のおかげで暮らせているんだ」ということの他にも、「「おごってあげる」「連れて行ってあげる」など、自分がいつも主導権を握ろうとします。
恩着せがましい発言は、モラハラ夫の典型的な特徴です。
モラハラ夫は、高いプライドを持っています。たとえば、妻が美味しい料理を作っても、仕事を頑張っていても、いつも「大したことないな」と言って、褒めようとしません。
それどころか「俺のほうが大変なんだよ」と、変なマウントを取ろうとしてくることもあります。
「ダメな奴」とは、人格を否定する発言ですよね。「あの時の行動はよくなかった」と行為を否定されたのであれば、まだ改善の余地はあるし、アドバイスとして受け入れることができるかもしれません。
しかし「ダメな奴」という大きなくくりで、妻の人間性など本質的なところを否定するのは、立派なモラハラです。いくら夫でも、妻にそのようなことを言う権利はありません。
自分がモラハラされているとは、多くの妻は気づきません。モラハラを受けている妻には真面目な頑張り屋さんが多く、「自分さえ我慢すれば、ものごとがうまくいく」と、耐えることを当たり前だと思っているからです。
モラハラ夫に洗脳され、信者のようになっている妻もいます。経済的に夫に依存していればなおさら、モラハラ夫から逃れづらいかもしれませんね。
しかし、夫婦は本来、対等であるべきです。夫の発言にいつも「つらい」とか「悲しい」など思いを抱くようなら、思い切って距離を置きましょう。人生は、楽しく、嬉しいことばかりであるべきです。
Written by さあや