どれだけ素敵な男性だと思っていても、ほんの些細なひと言で「100年の恋も冷めた!」状態に陥ってしまう、ドン引き発言。あなたも言われたことや聞いたことがあるのでは? 当記事では、そんな男性によるドン引き発言集をご紹介します。
容姿に関する考え方は個人差があり、男性と女性でもかなり違いますよね。
男性にとっては、大したことじゃないからポロッと口をついて出てしまった言葉でも、女性にとってはコンプレックスそのものでショックを受けた・ドン引きしたという例が多いようです。では実際の発言を見てみましょう。
なんでわざわざそういうこと言っちゃうかな!? 黙っておけばよくない? の代表例がこれではないでしょうか。
周りから見てわかるほどの変化であれば、すでに本人が一番気にしている可能性が極めて高く、それを男性から言われた日にはもう深い穴の底へとダイブしたい気持ちになってしまいます。
これ、意外と男性的にはディスってないことも多いんですよね。「確かに前よりふっくらしたけど、その方がかわいくていい」とかそういう褒め要素が含まれていることもあるんです。
でも太ったと言われて喜ぶ女性はそうそういませんし、そこまで想像力が働かない男性の無神経さにドン引き……といったところでしょうか。
ちなみに筆者も言われたことがあります。妊娠中で体型がどんどん変化している時期だったので精神的にもややナイーブになっており、かなりのショックを受けた記憶がありますね。
シンプルに気持ち悪いですよね。
よもやこの発言で女性の気を引こうと思っている男性がいるとは思えず、何のために言っているのか理解に苦しむのですが、ほとんどの女性にとってドン引き案件であることは間違いないでしょう。
ただこれも、男性的には褒め言葉のつもりなのかもしれません。
男性のなかには「女性を褒める」ことが不慣れだったり、下手だったりする人が一定数います。そういう男性は言葉のチョイスがイマイチな場合があるので、相手との関係性によってはあたたかい目で見てあげるのがいいのかも。
次に価値観や考え方についてのドン引き発言例を見ていきましょう。
悪気なく容姿に触れてイラッとさせてくるのに比べて、こちらはより人間性の根幹の部分と言えます。「その言葉こそがその人の本質」だったりするので、見逃せないところです。
普段は優しい彼なのに、お店の人に対してものすごく横柄な態度を取ってびっくり! という経験のある女性は多いのではないでしょうか。
注文した品がちょっとでも遅れていると「まだ?」とタメ口で急かしたり、ミスをされて「はあ? ありえねーんだけど」と罵倒したり。
店員側はどうしても客に対して強くは出れないですよね。そういう「自分より弱い」とわかっている存在に対して傲慢な態度を取る人って、深くつき合っていくと人間的にどうなんだろうと思わざるを得ない面が見えてくると思うんです。
普段どんなにいい人でも、むしろ普段の姿がいい人であればあるほど、ドン引き具合が増す案件かもしれませんね。
男はこう、女ならこう、と性別によって役割を決めつけるような考え方は、極端な言い方をすればやや前時代的と言えるでしょう。
もちろん、こうした考え方が一概に悪と決めつけるわけではないですし、同じような考え方をする人同士が仲良くなればうまくいく場合もあると思います。
ですから、問題はその言い方ではないでしょうか。「女なら~~べき」と最初から決めつけて発言する人は、おそらく自分と違う意見の相手とは話し合いができないでしょう。そんな内面が透けて見えてくると女性はドン引きしてしまうんですよね。
最後に筆者が実際に男性から言われてドン引きした発言を一つ紹介します。
独身の年上男性が子持ちの筆者に対して「結婚して子どもがいるっていいよなあ」と言うので、あたたかい家庭への憧れ的な話なのかと思って続きを聞きました。すると彼はこう言ったのです。
「年取ったら面倒見てもらえるじゃん」と。
あの瞬間の筆者の心情、まさにドン引きという言葉がぴったりでした。一応上司だったので「今の時代、子どもが大きくなってもそうなるとは限りませんよ。一緒に住むかもわからないし」とふんわり返しておきましたが、顔がひきつっていなかったか不安です。
このように、結婚観や育児観に関する発言でもドン引き例は数多く存在するのです。
今回は女性がドン引きする男性の発言集を紹介しました。実際に言われたり、「わかる!」と共感できるものがあったのではないでしょうか。
ドン引き発言は、相手の気持ちに対する想像力の欠如が原因で生まれるものではないかなと思います。独りよがりな発言、とも言い換えられるかもしれません。
今回は男性の発言についてまとめましたが、もちろん逆のパターンもあります。自分の発言で周りの誰かをドン引きさてしまわないよう、言葉には注意を払いたいですね。
Written by 七尾なお