「この人、おばさんなのにぶりっ子だな」そう感じたことはありませんか? 今回はぶりっ子おばさんの特徴と、許されるぶりっ子・痛いぶりっ子の違いを解説します! 特徴を理解して反面教師にしましょう。
あなたの職場にもこんなぶりっ子おばさんがいるはず。多くの人にぶりっ子おばさんと思われてしまう特徴は以下の3つです!
・年齢は30代以上
・話し方が年相応でない
・上司に対する態度が馴れ馴れしい
では一つずつチェックしてみましょう。
そもそも、ぶりっ子おばさんの定義は「ぶりっ子」かつ「おばさん」です。
「おばさん」と感じる年齢は、人によって20代なら30代以上、30代なら40代以上と年齢層が上がっていきます。会社では一番若いのが20代の場合が多いので、おのずと30代以上はおばさんと考えるのが妥当でしょう。
その中でも特に、肉付きのいい女性はおばさんと思われるのが早い傾向にあります。さらに「ぶりっ子」の要素が加われば、ぶりっ子おばさんの完成です。
年齢をわきまえた話し方ができないのは、ぶりっ子おばさんの一番の特徴ともいえるでしょう。甲高い声で語尾を伸ばす、いわゆるぶりっ子にありがちな話し方が許されるのは、職場でも若手でいられる20代まで。
「え〜、どうしよ〜」「◯◯さん、この仕事もお願いしたいんだけどぉ〜」と、おばさんから甘えた声で言われても貫禄しか感じません。
タメ口などの馴れ馴れしい態度はもはやぶりっ子おばさんの特権とも言えるでしょう。
おばさんに対して言葉遣いを注意する人はあまりいないので仕方がないのかもしれません。特に男性に対しての距離感が近いのは目に余るものがありますね。
年下はおろか年上の上司にも馴れ馴れしい女性は、ぶりっ子おばさん認定です。
現役ぶりっ子おばさんも、かつては旧ぶりっ子おばさんを見てきたはず。ではなぜ、歴史は繰り返されてしまうのでしょうか。その心理に迫ります。
ぶりっ子おばさんは「若い頃はかわいかった」と言われる人が多い傾向にあります。おそらくモテていたのでしょう。
かわいいとチヤホヤされた過去の栄光を引きずったまま、ぶりっ子おばさんになってしまう人が多いのです。
結婚や出産の機会がないと「自分はおばさん」と認める機会を逃してしまっているのかもしれません。年相応を自分で気づき判断するのは難しいものです。
誰かから好意を持ってもらいたい、モテたら嬉しいと思うのは若い人もおばさんも一緒です。不倫ニュースが後を絶たないのもそのためですね。
自分が好意を示せば相手も好意を返してくれるはずという心理が、ぶりっ子に繋がってしまうのかもしれません。
同じぶりっ子おばさんでも、許されるタイプと痛いタイプが存在します。その違いは以下の3つ。
・独身か既婚か
・性格にきつい面があるか
・うざいと思われる行動をするか
詳しく見てみましょう。
辛辣かもしれませんが、独身か既婚かで周囲の見る目は変わってきます。
気さくな奥さん(お母さん)と捉えられるか、モテたいオーラを出しているぶりっ子と捉えられるか。ここは前提条件なので、本人ではどうしようもないことですね。
普段はぶりっ子なのに、性格がきつい面が見え隠れする女性はかなり痛いです。キャピキャピしていると思ったら、裏で「ふざけんじゃないわよ」などと言っている。そんな一面を見たら誰でも引いてしまいますね。
年齢の割にぶりっ子だとしても、誰にでも優しく親切な人柄ならば会社でも愛されキャラとして認められるでしょう。
ぶりっ子おばさんのうざい行動にはもはや「痛さ」しか感じません。特に職場では
・ぶりっ子で仕事をどんどん振る
・ぶりっ子でボディータッチをする
・ぶりっ子なのに嫌味を言う
などの場面に遭遇すると、うざさ・痛さはMAXです。
ぶりっ子だとしても周りに被害を及ぼさなければ「ぶりっ子おばさん」とは呼ばれないでしょう。
ぶりっ子おばさんに限った話ではありませんが、職場でのトラブルやイライラは受け流すのが一番! 距離感を保って、むしろ面白がるくらいがちょうどいいのです。
なお「ぶりっ子」は、時に職場の人間関係を良好にすることもあります。ぶりっ子おばさんから良いところは学び、悪いところは反面教師としましょう。
ぶりっ子おばさんはどこにでもいます! うざい・きついと感じることもあるかもしれませんが、上手に受け流しましょう。
誰もがいずれ年を取ります。自分もいつかそうならないように学びにできたらいいですね。
Written by 田中なお