マスク生活が続く中で、メイクがおろそかになっている人もいるでしょう。そのようなときに、意図せず人前でマスクを外さなければならず、動揺した経験はありませんか。マスクの下に血色感がなく暗く見えたり、恥ずかしい思いをしたりする前に、おすすめチークで解決しましょう。
マスクをいつも着ける生活をしていると、メイクがおろそかになっているのではないでしょうか。アイメイクだけして、ほぼすっぴん状態という日が多いことでしょう。
しかし、ほぼメイクをしていない日に限って、意図せず人前でマスクを外す場面があるものです。ベースメイクをしていないと、マスクを外したときに顔が暗く、老けて見えがちです。
人前でマスクを外しても恥ずかしい思いをしないためには、チークが大切です。マスクで取れやすいためにチークを入れない人も多いと思います。
しかし、チークは顔の血色に一役買ってくれる大事なアイテムです。マスクメイクでも、コツを抑えればイキイキとした顔を演出できます。ここからは5つのチークの入れ方について解説していきます。
マスクを着けていても見えるよう、斜めに入れると健康的な血色を演出できます。頬骨の少し下からこめかみに向かって入れましょう。目の下は指1本分くらい空けると良いです。
顔の横幅を強調できるので、面長さんにおすすめの入れ方です。
目元にも血色があると、ほてったような色気が出ます。
下まぶたにのせたアイシャドウと少しぶつかるくらい上に入れましょう。濃すぎないようにしっかりぼかすのがポイントです。クリームチークを使うと濡れ感も演出できます。
普段のチークを広めに入れるだけでもマスクメイクには効果的です。頬中央の黒目の下あたりから、円を描くように大きく入れます。
そのときに楕円形を意識すると大人っぽく仕上がります。少し色味が見える程度に、自然な血色感を出すのがポイントです。
マスクメイクでも普段のメイクを変えたくないという方は、基本の位置ともいえる頬骨下に入れましょう。普段のメイク通りでも、マスクの上から少しチークが見えます。
ただし、マスクの擦れが発生しやすい場所です。チークをいつもより濃く入れたり、上からフェイスパウダーで軽く抑えたりして、マスクに付きにくくしましょう。
カジュアルな雰囲気を楽しみたい人は、小鼻の横にチークを入れましょう。小鼻の横に小さい逆三角を描くようにチークを入れます。このとき、ほうれい線にかからないよう入れるのがポイントです。
頬がぷっくりとした印象になり、あどけない雰囲気が出ます。マスクをしていると見えづらいですが、擦れが起きにくく、取ったときにも色が残りやすいです。
チークを入れると顔色がパッと華やかになります。しかし、マスクを着けていると擦れて落ちてしまう心配があります。綺麗に仕上がるだけではない、崩れにくいチーク選びに迷っていませんか。
ここからは、どのようなチークを選べば良いか悩んでいる方へおすすめのチーク8選をご紹介します。
ADDICTIONのリキッドチークは日本人の肌になじみやすいカラー展開が特徴。オイルが配合されていますがサラッとしてべたつきが無い仕上がりです。
テクスチャはみずみずしくぼかしやすいので自然な血色感が生まれます。
IPSAのフェイスカラーパレットは、チーク・ハイライト・シェーディング・パーフェクティングパウダーがセットされたパレットです。
2層のバーム状になっており、かさつきやごわつきが気になる肌にもフィットします。肌に溶け込むような仕上がりで、もぎたての果実をイメージしたみずみずしさが出ます。
GIVENCHYのチークは、4色のルースパウダーでイキイキとした頬の赤みを演出します。4色の繊細なパウダーが作る彩りは、肌の内側からあふれるような自然な美しさです。透明感を引き出す成分は時間が経ってもにごらず、つけたてのような発色が長時間続きます。
SUQQUのリキッドチークは潤い感のあるツヤを与えてくれます。発色が良いので少量でも、自然な血色感が出せます。パールやラメが入っていないので、パウダーチークのベースとしてもおすすめです。
THREEのリキッドチークは細かいパールが配合されています。薄く延ばしても自然なツヤ感を与えてくれるので、カサカサ肌も綺麗な肌に仕上げてくれます。リップにも使える優秀なリキッドチークです。
Dolce&Gabbana Beautyのパウダーチークは、繊細でなめらかなテクスチャが特徴です。やわらかく自然に色づき、ヘルシーでフレッシュな血色感があふれます。保湿成分を配合しているので、肌がしっとりとみずみずしく仕上がります。
NARSのリキッドチークは保湿成分が含まれているので乾燥した肌に潤いとツヤを与えてくれます。伸び、発色が良く、少量でもしっかり血色感が出せます。
Les Merveilleuses LADURÉEのクリームチークは、マシュマロのようなもっちりした生感覚のチークです。伸びがよく、内側からあふれるような血色感を与えてくれます。
透明感のあるナチュラルな発色が特徴です。ピタッと密着するので汗や皮脂に強く、綺麗な仕上がりが長時間続きます。
マスクを着けているとベースメイクの崩れが気になりがちです。崩れる原因は、肌とマスクの摩擦やムレと湿気、マスクを外したときの乾燥にあることが多いです。
マスクを外したときにメイクが崩れていて恥ずかしい思いをしないよう、対策しておきましょう。ここからはマスクに負けないベースメイクの方法を3つご紹介します。
マスクをしているとチークやリップが見えません。そのため、血色が悪く、どんよりとした顔に見えることがあります。
マスクをしていても明るく見せるためには、血色感を意識しましょう。下地にピンクを使ってあげると、顔全体に自然な血色感が生まれます。
コントロールカラーを使って血色感を取り入れても良いでしょう。その上からファンデーションを薄めに仕上げることで、マスク崩れも防ぎやすくなります。
アイメイクの発色をよくするためにアイシャドウベースを使ったり、眉毛をしっかり書いたりするよう意識するのも良いでしょう。
ベースメイクを崩れにくくするには、なるべく薄付きに仕上げましょう。気になる肌悩みは下地やコントロールカラーでカバーして仕上げると良いです。どうしてもファンデーションを使いたい方はリキッドのものを薄く、均一に伸ばしましょう。
下地には、皮脂崩れ防止やウォータープルーフなど、機能性のあるものがおすすめです。肌をしっかり保湿しておくと、より崩れにくくなります。メイクの上からミストで保湿するのも良いでしょう。
また、マスクに工夫することでも崩れを防止できます。ムレにくい綿やガーゼ素材のマスクを選んだり、こまめにマスクを取り替えたりすると良いでしょう。
マスクメイクは崩れやすいので、スキンケアからしっかり保湿を心がけましょう。マスクをしていると、乾燥により皮脂が出やすくなります。皮脂を抑えるのに有効なのが、保湿です。
化粧水や乳液など、スキンケアをしっかりなじませるのがポイントです。スキンケア後、すぐにメイクを始めず、しっかり浸透するまで待ちましょう。余計な油分を取り除くために、ティッシュオフしてからメイクを始めるのがおすすめです。
マスクを着けていて気になるのは、チークやベースメイクだけではありません。リップが落ちやすくて困っているという悩みも多くあるでしょう。
ここからは、マスクに付かないリップメイクのコツをご紹介します。マスクを着けているときの悩みを解決しましょう。
マスクを着けるとすぐにリップが落ちてしまうという人は、選ぶリップを変えることで解決する可能性があります。くちびるに密着し、色持ちが良いリップを選びましょう。
色持ちが良いリップの種類としては、ティントタイプやマットタイプがおすすめです。内側からにじむようなツヤと血色感が欲しい人は、ティントリップを使いましょう。内側から外側にグラデーションを作るように塗るとかわいく仕上がります。
大人っぽいモードなメイクが好きな人は、マットリップを使いましょう。くちびるをしっかり縁取るように塗っても良いですし、指でポンポン塗りをするとナチュラルにも仕上がります。
どちらのリップを使うにしても、最後はティッシュオフをしましょう。そうすることで、よりマスクに付きにくくなります。
リップの落ちにくさをさらにアップさせたい場合、ティッシュオフを繰り返して染め付けしましょう。
リップをくちびるにしっかり塗ったら、押し付けるようにティッシュオフします。その後、またリップを塗り、ティッシュオフします。ここで色残りが十分だと思う人は完成で良いですし、足りない人はさらにもう一度リップとティッシュオフを繰り返しましょう。
リップの色がくちびるにしっかりついたら染め付け完了です。マスクに付きにくく、マスクを取ったときも華やかな顔になれます。
くちびる表面の乾燥が気になったり、ムラが気になったりする人はグロスを重ねても良いでしょう。そのときは、本当に薄く重ねるのがポイントです。ツヤを出すことができ、ムラも気になりにくくなります。さらに綺麗な仕上がりを求めるなら、おすすめです。
マスクを着ける生活で、チークを入れていなかったという人も、ひと工夫で落ちにくいメイクができます。マスクを着けているときも、チークの血色感がちらっと見えることで明るくオシャレな雰囲気になります。
マスクを人前で外すことになっても、どんよりと老けて見られる心配が解消する可能性があります。落ちづらいテクニックを使ってチークを入れることで、マスクメイクの時代を楽しみましょう。
Written by KOIGAKU