「好きな人を作って幸せになりたいーー」恋をしたい人なら、誰しもが思う願いですよね。
でも、好きな人ができたからといって、必ずしも幸せになれるとは限りませんよね。なぜなら、恋は二人でするものだからです。幸せな恋になるかどうかは、まさに二人次第……。
今回は、そんな恋をして幸せになりたいと願う女性に向けた、幸せになるための方法と幸せになる人の特徴をまとめてみました。
今気になる人がいる女性から、好きな人とどう付き合ったらいいのか悩んでいる女性まで、幸せな恋をするためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
好きな人ができると、たちまち毎日の生活が楽しく感じられるもの。好きな人に会えるだけで、胸がドキドキしますよね。
しかし、それだけでは単なる片思いの状態。好きな人と恋愛をするからには、両想いになる必要がありますね。
両想いになるからには、積極的なアプローチが不可欠です。相手に勇気を持って話しかけ、場合によってはデートをしながら、お互いの距離を縮めていく必要があるでしょう。
どちらかの告白により付き合うことになれば、二人は晴れて恋人関係です。
恋人を作るまでも一苦労ですが、恋人と幸せな恋愛をするのにも、大きなハードルですよね。
というのも、恋愛は一人でするものではありません。どんなに好きの気持ちを持ってしてでも、お互いの気持ちがひとつにならなければ、幸せな恋愛にはならないでしょう。
幸せな恋愛にするには、まず、お互いの気持ちが確かであることです。好きの気持ちが確固たるものなら、相手への気持ちも、恋愛に対する考えも、真面目なものになるでしょう。
「真面目に付き合おう」と思うほど、二人の関係は真剣なものになります。遊びで付き合おうとする関係とは縁遠く、恋愛で幸せを実感できる可能性も高くなるでしょう。
次に、付き合う相手を選ぶことです。いくら好きでも、自分と合わない人と付き合っていたところで、幸せにはなりづらいでしょう。
相手の性格、価値観、人となり、考え方など、諸々の条件を含めて、「この人となら……!」と思える人でなければ、たとえ付き合ったところで長続きはしません。
逆にいい人と出会い、付き合うことができれば結婚を見据えた、将来を共にする関係になれる可能性が出てきますよね。
好きになる相手、付き合う相手を選ぶことも大事ですが、もうひとつ欠かせないのは、自分自身です。
よく自分を幸せにできない人は、人を幸せにすることはできないと言います。つまるところ、自分自身を幸せにしてあげることができて、初めて好きな人を幸せにできるのではないでしょうか。
そのためには、たとえば自分が大人として、社会人として自立することは欠かせませんよね。仕事をしてお金を稼いで、自分自身の生活を賄うことができれば、自立心を養えるはず。
ほかにも、ストレスを解消する趣味を作るとか。なんでも話せる友人を作って、遊びに出かけるとか。自分自身の生活をより良くする手立ても大切ですよね。
自分自身を幸せにできる工夫が取れている人なら、好きな人ができたとき、恋愛の幸せを実感しやすく、ひいては相手を幸せにできるのではないでしょうか。
本気で想える好きな人と両想いになれる確率は、そう高いものではありません。ちょっと大げさな言い方をすれば、それは奇跡に近い確率でしょう。
しかし、本気で好きで一緒になったカップルでも、単に恋愛をしているだけでは幸せは実感しづらいものです。
同じ恋愛をしていても、どういう人が恋愛で幸せになれるのでしょうか。
好き同士で一緒になった人でも、育った環境も違えば、考え方も違うでしょう。そうした時、つい口論になってケンカしてしまうかもしれません。ですが、それでは恋愛はうまく行かず、別れ話のきっかけになりかねないですよね。
恋愛で大事なのは、相手を尊重することです。相手がどんな考え方を持っていて、どうしたいと思っているのか。相手の気持ちを尊重することができれば、大抵は衝突せずに、二人の話し合いのもとに付き合っていけるはずです。
どんなに相性がいい二人でも、違うことは必ずあります。違うことを悪いと思うのではなく、違うことを敬う気持ちが大事です。長続きするカップル、仲良しカップルほど相手を敬い、尊重することができているでしょう。
たとえ付き合いが長くなっても、なあなあにせず、相手を尊重する気持ちを持ちたいですね。
好きで一緒になった者同士、長く付き合っていると、相手への感謝の気持ちをつい忘れてしまいがちです。
たとえば、『彼が食事代を払ってくれた』『彼が家まで迎えに来てくれた』そんなとき、いつの間にか「してくれて当たり前」な気持ちになってはいませんか。
普段相手がしてくれていることは、どんな小さなことでもたくさんあるはずです。相手が『デート先の要望を聞いてくれた』『応えてくれた』とか。『何も言わず黙って話を聞いてくれた』とか。『たわいもない話で、二人の雰囲気を盛り上げてくれた』とか。
何気なく付き合っていられるのも、相手の存在があってこそです。相手がしてくれて「有難いな」と思ったことがあれば、たとえ小さなことでも感謝の言葉を忘れずに。その感謝が、二人の絆となり、ひいては恋愛の幸せへとつながっていきます。
相手を想う気持ちと、相手を束縛する気持ちは違います。恋愛は人を幸せにしますが、恋愛だけが人の幸せではないのも、確かですよね。たとえ恋人ができても、恋人だけが生活の中心になってはいけません。
仕事・友人・家族・私生活と、私たちはたくさんの要素で、自分が成り立っています。仲のいいカップルほど、お互いの自由を尊重しているはずです。相手のことを縛りつけるよりも、相手の自由を見守ってあげられる関係のほうが、幸せな恋愛になります。
お互いがいい関係でいるには、お互いが自立心を持って、お互いにいい刺激を与えることです。そのために、仕事・交流関係・プライベートを充実させる必要がありますよね。
幸せの形は人それぞれです。カップルでも早くに結婚する人、長く付き合う人、様々いるでしょう。結婚しても、それは同じことです。
大事なのは、二人の関係です。お互いが何を臨み、どんな関係でいたいと思っているのか。気になることがあれば、適宜相手と話し合いましょう。
恋愛は、付き合う相手が変われば、付き合い方がガラリと変わるもの。
お互いが自然体で付き合える関係が、一番の理想であり、幸せです。人と幸せを比べて僻んだり、悩んだりするよりも、お互いにとっての幸せはなにかかを、前向きに考えましょう。
幸せな恋愛をするために必要なことは、たくさんあります。しかし、いずれも難しいことではありません。
好きな人と幸せな恋愛ができるよう、ぜひ前向きに恋愛をするためのヒントにしてみてくださいね。
Written by 柚木深つばさ