シニヨンは簡単にいろいろなアレンジが出来ることから、定番のヘアスタイルになっています。
シニヨンとお団子の違い、シニヨンの簡単なアレンジ方法やアレンジの加え方など、シニヨンをもっと可愛くするための工夫をお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
シニヨンというと、お団子ヘアを想像する人が多いかもしれませんが、実際はまとめ髪のことです。
まとめた髪型をシニヨンというので、「これ」といった髪型はなく幅広い髪形を指します。
頭のてっぺんだろうが、サイドだろうが、まとめ髪ならばシニヨンになります。
ですが、一般的には少しルーズなお団子ヘアを想像する人が多いかもしれません。
シニヨンがまとめ髪だというのなら、お団子とシニヨンの違いは何?という疑問がわいてきます。
意味でいうと、シニヨンとお団子は同じ意味なんです。フランス語でお団子のようなまとめ髪のことをシニヨンといいます。
つまり、日本語とフランス語の違いということになります。また、まとめ髪全般のことをシニヨンというので、お団子もシニヨンの中の一つということにもなります。
お話してきたように、シニヨンとはまとめ髪のことです。
髪を束ねたまとめ髪は、どんなアレンジも可能なのでシニヨンの定義はとても広いのです。
きっちりまとめたお団子風も、ルーズなふわふわなまとめ髪もシニヨンです。
これがシニヨンというものがないので、アイデア次第で無限大のアレンジが楽しめます。
そこで、シニヨンの簡単でかわいいヘアアレンジを6つご紹介します。
高めの位置で結んで、ルーズに髪を散らしたアレンジがルーズアップシニヨンです。
後れ毛やほつれが程よいルーズ感とこなれ感を出す、簡単なのにお洒落に決まるヘアアレンジです。ルーズ感がお洒落なので、しっかり結ぶ必要もありません。
シニヨン初心者や不器用さんでも簡単に出来るアレンジなのでおすすめです。ぜひ試してみてください。
ツイストや三つ編みを加えてアレンジすると、いつものシニヨンよりエレガントに仕上がります。
サイドをねじったり、何本かゆるい三つ編みを作って残りの髪と一緒にまとめてもかわいいです。
アレンジを加えたエレガントなシニヨンにすることで、結婚式などのフォーマルなシーンにもぴったりです。
シニヨンはアレンジ次第で、カジュアルからフォーマルまで対応できる万能なヘアスタイルなんです。
シニヨンというと後頭部に作るイメージがですが、サイドでシニヨンを作ると大人かわいく仕上がります。
サイドで三つ編みを作ったら、根元でくるりと丸めてシニヨンを作ります。毛先は目立たないようにピンで押し込みましょう。
ヘアアクセサリーをつければ、フォーマルシーンにも対応できるエレガントなスタイルになります。
いつものシニヨンもサイドに持ってくるだけでまったくイメージが変わるのでおすすめですよ。
頭の中ほどから低い位置でまとめたシニヨンに、バレッタなどのヘアアクセサリーを加えるだけできれいめシニヨンになります。
可愛い系のヘアアクセサリーではなく、きれいめなものを選ぶのがポイントです。
サイドの髪をねじるなどのアレンジを加えると、華やかさがプラスされパーティーシーンにもぴったりのヘアスタイルになります。へアクセサリーを変えるだけでも印象が変わりますよ。
編みこみとシニヨンをあわせると、エレガントでかわいいヘアアレンジになります。
サイドの髪を編みこみが出来る程度に残しておきます。残した髪を編みこみにしたら、毛先は三つ編みにして目立たないヘアゴムで留めます。
三つ編みにした毛先は、まとめた髪の内側にピンで留めれば、編みこみシニヨンアレンジの出来上がりです。サイドもスッキリ見えて、エレガントに仕上がりますよ。
スカーフが一枚加わるだけで、いつものシニヨンもがらっと印象が変わります。
シニヨンを作った後にスカーフをぐるっと巻いて、カチューシャのようにフロントで結び目を作ると夏にぴったりのスタイルになります。
高めの位置で作ったシニヨンに、ぐるっとスカーフを巻いてリボン代わりにするのもおすすめです。ヘアゴム隠しにもなり、印象も大きく変えることができます。
ただまとめるだけでも可愛いシニヨンですが、ひと手間加えてアレンジするとぐっと印象が変わるのでおすすめです。
簡単なのに、さらにシニヨンヘアが可愛くなる、おすすめのひと手間をご紹介します。
このアレンジを知っているだけで、他の人とは差がでるシニヨンヘアを作ることが出来ます。
いつものまとめ髪にひと手間加えて、シニヨンのアレンジを楽しみましょう。
まとめ髪をするときに、どうしても気になってしまうのが「後れ毛」ですよね。
この後れ毛ですが、あえて出すとルーズ感がでて垢抜けた印象になります。
後れ毛を出す位置は、襟足やもみあげ、耳の後ろなどがおすすめです。
あまり出しすぎてしまうと、だらしなく見えてしまうので、全体のバランスを考えながら髪を引き出してください。出した後れ毛をコテやカーラーで巻くと、さらにお洒落です。
同じ髪型でもワックスやスプレーできっちり固めてしまうのではなく、あえて「ほつれ」を作るとまったく違った印象になります。
ほつれを作るやり方は簡単なので、覚えておくといろいろなアレンジに使えます。
やり方は、まとめた部分を手で押さえて、少しずつ毛束をつまんで引き出します。
バランスを考え、全体から引き出します。トップからも髪を引き出すと、こなれ感が出ておすすめです。
まとめた髪をあえて崩して、ラフでアンニュイな印象にするのが崩しのテクニックです。
崩しのテクニックに正解はありません。逆毛を立てたり、髪を引っ張り出したり好きに崩してかまいません。
ただし、やりすぎるとただのぐちゃぐちゃ、もしくはぼさぼさという印象を与えてしまいます。崩しても、清潔感は忘れないようにしましょう。
シニヨンを作る場合、毛先の整え方で大きくイメージが変わります。
毛先のアレンジで代表的なものは、ワックスなどスタイリング剤を使う、ヘアアイロンなどで髪を巻くなどですよね。
オフィス用のアレンジにはスタイリング剤を使ったり、休日デートのアレンジなら毛先を巻いてふんわりさせたりなど、毛先の整え方はその日のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
シニヨンを作る際は、毛先にヘアワックスなどをつけておくのがおすすめです。
きっちりしたシニヨンを作るときも毛先を遊ばせるときも、ワックスをつけておくと整えやすくなります。
使うワックスは固まるようなタイプのワックスではなく、髪がまとめやすくなるようなウエットな質感のものがおすすめです。
ウエットな質感は、髪のツヤも出してくれるので一石二鳥です。
毛先をヘアゴムなどに押し込まず、あえて外に出してコテなどのヘアアイロンで巻くと、ゆるふわな印象のアレンジができます。
まとめ髪をするには髪の長さが足りず、どうしても後れ毛が出てしまう場合も、毛先をヘアアイロンで巻けばそれだけでアレンジになります。
ゆるく巻いた髪は、それだけで優しい印象を与えることが出来ます。パーティーシーンにもぴったりのシニヨンヘアを作ることが出来ますよ。
いろいろなシニヨンアレンジや、アレンジのひと手間についてご紹介してきましたがいかがでしたか?
これもシニヨンなの?とシニヨンのアレンジの広さに驚いた人もいるのではないでしょうか。
ここでは分かりやすく、3つのシチュエーション別で似合うシニヨンアレンジをご紹介します。
どんなシニヨンヘアにしようか迷ったら、ぜひこちらを参考にしてみてくださいね。
職種や社風にもよりますが、オフィスでの髪型は甘くなりすぎないように、きっちり感を残すのがポイントです。
後頭部の低い位置でまとめたルーズシニヨンがおすすめです。顔周りの毛束を少し残して、後頭部の低い位置でひとつに結びます。
髪の毛をねじりながら、結び目に巻きつけたら、毛先をピンで留める基本のシニヨンを作りましょう。
顔周りの髪を残したことで、かっちりとなり過ぎないヘアスタイルになります。残した髪をヘアアイロンで巻くと、また印象が変わります。
女子会には女性からも好感度が高い、大人かわいいシニヨンヘアで出掛けましょう。
女子会におすすめなアレンジは、くるりんぱを使ったアレンジです。低めに結んだ髪を、一度くるりんぱします。
残った髪はピンやUピンを使って、くるりんぱした中に入れて留めていきます。
このとき、ルーズ感を出したいので少しくらいほつれても問題ありません。
揉み上げや耳の後ろから後れ毛を引っ張り出し、ヘアアイロンでゆるく巻いたら完成です。お好みのヘアアクセサリーなどでアレンジしてみましょう。
結婚式のお呼ばれには、まとめ髪スタイルがぴったりですよね。
結婚式はフォーマルシーンですから、しっかり感を残しつつ華やかさをプラスしたシニヨンがおすすめです。
まずはハーフアップを作りくるりんぱをしたら、残りの髪とあわせて、さらにもう一度くるりんぱをします。
くるりんぱを二回重ねたら、結び目を抑えて髪の束を引っ張り出し、毛先は髪の中に隠すようにしてピンで留めます。
結婚式という華やかなシーンなので、ヘアアクセサリーで飾りましょう。パールや花など清楚なものがおすすめです。
自由自在にヘアアレンジができるシニヨンの魅力をご紹介しました。
フォーマルなアレンジにもカジュアルなアレンジにも使えるシニヨンは、覚えておいて損はないでしょう。
ぜひ、この記事を参考に自分に合ったシニヨンを試してみてください。
Written by KOIGAKU