男性の中には、過去に女性から受けたいじめによって女性恐怖症になってしまったという人がいます。こういう男性を好きになってしまった場合、どう対処したらいいか悩んでしまいますよね。
今回は、いじめで女性恐怖症になった人の症状と対処法についてご紹介します。
女性恐怖症になってしまう原因は色々ありますが、過去に女性からいじめられたことが原因で女性恐怖症になってしまったというケースは珍しくありません。
例えば子供の頃に学校の女子にいじめられたことがトラウマとなってしまうケースや、社会人になって働き始めた女性からいじめられて女性恐怖症になってしまったケースもあります。
また、母親や姉、妹など肉親からのいじめや虐待が原因で女性恐怖症になってしまったという場合もあります。繰り返し家族からいじめを受け続けることは、本人にとって非常にストレスフルで苦しい状況に違いありません。
これらの経験がトラウマとなって、いじめがなくなった現在でも女性に対する恐怖が消えないという人がいるのです。
女性恐怖症の人は、女性と会話しようとすると緊張して上手く会話ができなくなってしまう場合があります。
緊張のあまり無口になってしまったり、何を話していいか分からず混乱してしまうような症状です。「何か話さなければ」と思うほど緊張は増していき、自分自身を追い込んでしまいます。
人は緊張すると表情や態度が硬くなりがちですから、相手の女性も思わず構えてしまいます。そうなると女性恐怖症の人はますます女性に恐怖心を抱くようになり、悪循環となってしまうでしょう。
女性恐怖症の人は、女性に触れられたくないという感情があるので、女性が自分の側に近寄ってくるだけで恐怖心を感じてしまう人という人もいます。
職場で女性とコンタクトを取らなければならない場合、極度に緊張して上手く意思疎通を取れないというケースや、電車に乗っている時女性が近づいてくると恐怖で電車と降りてしまうという人もいます。
女性の中には、気軽な気持ちでボディタッチをする人もいますが、女性恐怖症の人にとって女性からのボディタッチは恐怖以外の何物でもありません。人によっては脂汗が出て体が硬直してしまったり、笑顔が引きつってしまうという人もいるでしょう。
女性恐怖症だからと言って、特別扱いしたりはれ物に触るような扱いをしてしまうと、本人のプライドを傷つけてしまう可能性があります。「相手は女性に恐怖心を持っている」という理解は必要ですが、できるだけ普通に接してあげるのがいいでしょう。
女性恐怖症の人と対応する時は、急に近づいたり、軽い気持ちでボディタッチをするなど相手を驚かせるような行為は控えるべきです。
女性恐怖症の人に対して、「女性恐怖症を克服させてあげたい」という親切心を持つ人もるでしょう。しかし、女性恐怖症を克服することを相手が望んでいないのであれば、それは余計なおせっかいと言うことになります。
女性恐怖症を克服させてあげようと、グイグイ距離を縮めるようなことをすれば、最悪の場合相手は逃げ出してしまうでしょう。まずは相手が女性恐怖症だという事実を認めてあげることが大切です。その上で、お互いに無理のない対応の仕方を考えていくといいでしょう。
女性恐怖症の人と接する場合は、その人の症状の理解と正しい対応の仕方が必要です。相手を無理に治そうとしたりするのではなく、その人の個性としてそのまま受け入れてあげることが大切です。
基本的には普通の人と同じ接し方でいいのですが、「相手が女性を怖がっている」ということは常に頭に入れておいた方がいいでしょう。焦らずにゆっくりと人間関係を築いていくことが、解決策に繋がるかもしれません。
Written by EMILY