「結婚恋愛は、全くの別物」なんて言葉を聞いたことはありませんか? 燃え上がるような恋をしてゴールインしたカップルでも、いざ夫婦になると様々なギャップを感じるものです。
今回は既婚者のリアルな声を元に、結婚恋愛で感じる大きなギャップを3つご紹介します。先輩たちの意見を参考に、結婚生活のイメージを膨らませてみませんか?
結婚する前は「好きな人と一緒に毎日過ごせるなんて……♡」と結婚に対して、期待を膨らませていても、いつかマンネリは訪れます。どんなに相性のいいカップルでも、非日常的な恋愛のドキドキも、毎日続くと「日常化」してしまうのです。
このこと自体が悪いことではありませんが、女性が思い描いているようなプリンセスストーリーとはほど遠いなんて声も……。
「大好きだった彼氏と結婚して1年。あんなにドキドキしていた相手ですが(笑)一緒に暮らしてみると、幻滅しちゃう行動もあります。例えば、酔っ払うとめんどくさかったり、おならを平気でこいていたり。まぁ、信頼してもらえた証拠なのかもしれませんが、たまにはドキドキしたい(笑)」(33歳/看護師)
「よく結婚すると女性は変わるというけれど、付き合っていた頃の儚げなイメージは全くありません。まぁ子供も小さいので、頼もしいのですが」(37歳/営業)
共働き世帯が増え、男性も女性も働き家事育児に励むという風潮が強くなってきた現代ですが、まだまだ「家事育児は女性がするもの」と思っている男性も珍しくはありません。
実際に筆者も、結婚する前は恋のパワーで「毎日美味しいご飯を作ってあげたい!」だなんて思っていたのに、いざ結婚して、私が料理をするのが当たり前な毎日が続くと「どうして私も働いているのに、私ばっかり料理作っているんだろう」という気分になるんですよね……。
「授かり婚だったのですが、子供が1歳の頃、職場へ復帰。育休中は、私が家にいるんだしと思って、家事や育児のことはなんとも思っていなかったのですが、職場復帰した後とも育児や家事にノータッチな夫。勤務時間だって変わらないのに……。一人で子育てしている気分になってしまいます」(30歳/専門職)
恋愛と結婚の大きな違いは「家族」となること。家族となっても二人の間に強い絆があれば、より素晴らしい関係を築いていける……はずなのですが、嫁姑問題や、義実家問題に恋愛の時とのギャップを感じる人も多くいます。
「マザコンではないはず……」と思っていたパートナーも、結婚するとマザコンではないものの、なぜか母の肩ばかりを持つといったケースもあるのです。
「控え目な性格の夫。どちらかというと、義母からの連絡もうっとおしがるタイプだったので、結婚しても嫁姑問題は大丈夫だろうと思っていました。が、控え目で自己主張をあまりしないタイプなので、義母さんの意見をすぐ鵜呑みにしたり、私に相談する前に夫と義母さんで何かを決めてしまったりします……。そもそも私と夫婦になっているのだから、まずは夫婦で決めなきゃいけないんじゃと思うことまで、義母さんのアドバイスにしたがっています」(28歳/専業主婦)
結婚と恋愛は全くの別物ですが、どんな人でも、どんな環境でも、時間と経験を積み重ねていくことで状況は変化していきます。
確かに付き合っていた頃のドキドキ感や初々しさがなくなるのは、少し寂しいですが……結婚後のギャップも、もしかすると、パートナーとして進歩している証拠なのかもしれませんね。
Written by 焼肉ハナコ