LINE(ライン)はいまや二人に一人が使用している時代で、日常生活の一部となりました。それだからこそ、LINEに縛られてうんざりしている人もいます。
LINEに縛られた生活から解放されたい人へ、「LINEがめんどくさい人への対処法」をまとめました。
友人や恋人などとLINEで連絡を取り合うことは、今や日常の一部となりました。LINEが普及する以前にはあえて伝えなかったような内容も、LINEならば簡単に送ってしまうことも往々にしてあります。
一言だけの返信だったり、スタンプだけを送ったりすることもよくあります。そのため、返信がめんどくさかったり、返信の止め時が分からなかったりすることも多いでしょう。
LINEがめんどくさいと思う理由やその対処法についてまとめてみました。
あなたはLINEを返信するのがめんどくさいと感じたことはありますか? LINEの返信を無視したいと思ったことはありますか?
LINEなどのSNSが日本で普及することに伴って、インターネットを介したやり取りに疲れる人も増えてきました。もちろん、SNSはとても便利なコミュニケーションツールであり、有益な情報を得られます。
一方で、顔を合わせないで取るコミュニケーションが合わない人もいます。LINEがめんどくさいと思う人の特徴を見ていきましょう。
LINEは、24時間・365日いつでもどこでも相手に送ることができます。つまり、受け手側がどんな状況でもかまうことなく、LINEが来ます。
プライベートな時間を大事にする人は、ところかまわず舞い込んでくるLINEに僻々してしまうことでしょう。
特に、自分が熱中したいことをしているときや、緊急性がない内容の連絡などには、めんどくさいと感じてしまうでしょう。
異性の友達が多い男性や複数の女性と付き合っている男性は、LINEの返信をめんどくさいと思うでしょう。
頻繁に連絡が来ると、受け取ったLINEがどんどんとたまってきます。すると、ますますめんどくさくなってしまいます。
特に、女性は男性に比べてマメに連絡をしがちで、些細なことも伝えようとします。そのため、男性のほうがそれに対応できないこともあるでしょう。
それまで、すぐに既読になったり返信が早かった男性がめんどくさくなり、突然連絡をしてこなくなるということもあり得ます。
頻繁にLINEをやり取りすることによって、相手が自分に関心を持ってくれている、好意を持っていると安心できる側面があります。
一方で、LINEのやりとりは束縛感を強めることがあります。束縛が嫌いな人にとっては、その拘束感を嫌悪することもあるでしょう。
自分が今どこに誰といてどんなことをしているか、それを伝えなければいけない状況がたまらく嫌で、「既読スルー」をしたり、必要最低限の返事だけを送るということもあります。
LINEは束縛が嫌いな人には、相性の悪いツールと言えるでしょう。
一般的に、女性のほうが男性よりも比較的マメに連絡をとり、細かいことまで伝えようとする傾向にあります。
男性の言葉の少なさやリアクションの悪さにがっかりした経験は、どんな女性も持っているはずです。
逆に、女性が男性とのLINEをめんどくさいと思うこともあるでしょう。女性が男性とのLINEをめんどくさいと思う理由を見て行きましょう。
女性がすぐにLINEの返信をしないと男性が拗ねたり、不機嫌になったりすることがあります。特に、束縛の強い男性や幼児性の強い男性に多いでしょう。
「彼女も忙しいんだな」「もう少し待ってみよう」と考えられず、「自分のことを大事に思っていないんだ」と短絡的に考えてしまう人もいるため、それをとりなすのに苦慮することがあります。そんな男性に対してのLINEは、めんどくさいと感じるでしょう。
男女関係なく、自分の言いたいことをまとめられない人がいます。また、大した内容はないのに、長々と文章を書き綴る人もいます。
こういう人が送るLINEは非常に読むのが苦痛で、返信もめんどくさくなるでしょう。
今自分が何をしているのか、逐一報告するような連絡は相手が困る典型的な例です。
送る側は、相手が自分に関心があると思いこんでいたり、自分が楽しんでいる時間を共有したい、分け与えたいと考えているのですが、大抵の場合そこには温度差があります。
リアルタイムで近況報告をするLINEは、返信方法も分からず、終わりも見えません。受け取る側は、そんなLINEをめんどくさいと思うでしょう。
「おはよう。今日も仕事行ってきます」「今日もお疲れさま。おやすみ」など、毎回男性に同じテンプレートでLINEを送られると、女性は心が込められていない機械的なものと感じて、返信をめんどくさいと思うでしょう。
一般的に、女性は感情を重視する傾向があります。しかし、男性は要件と結論を重視するので、「毎日LINEしているんだから、相手に関心を持っているし、大切にしている」と考えます。相手への配慮や思いやりが感じられる内容は、性別問わず好まれます。
男女関係なく、LINEの返信がとても早く、しかも1度に2、3通も返信が来ると、異性の受けるほうはプレッシャーを感じてしまいます。
そして、それが続くと、次第にLINEのやりとりが重荷になり、返信するのがめんどくさくなるでしょう。
また、自己中心的で独りよがりの一面を見て、相手に対して嫌悪感を抱く可能性もあります。
逆に、LINEのやり取りのテンポが合う人は、気が合うと感じ、好意的になるでしょう。
友達とのLINEも、異性とのLINE同様、めんどくさいときがあります。特に、同性の場合は、同性ならではの気安さや厄介さがLINEのトラブルに発展することがあります。
会って話せば簡単に済ませられることも、終結させるのに時間がかかったり、友人関係に影響することもあります。友達とのLINEがめんどくさいと思う理由をまとめました。
相手が友達であれば、相談を聞いてあげたいのはやまやまですが、いきなり長文のLINEが来たらめんどくさいと感じるでしょう。しかも、その内容が深刻であればなおさらです。
相談ごとは、顔と顔を見合わせての会話や電話で応対するならともかく、LINEでとなると、読むのも時間がかかり返信するのも大変なため、めんどくさいと感じます。
基本的に、LINEはメールよりも気軽に楽しむために使用してされがちです。
しかし、「既読スルー」が許されない風潮が生まれ、窮屈さを感じている人も多いでしょう。
さらに、「返事まだ?」と催促されると、LINEをすることが義務のように感じ始め、めんどくさいと感じてしまう人も増えています。
LINEは、送る側も受け取る側も、おおらかな気持ちでやり取りしたいものです。
LINEに限らず、他人の自慢話を聞きたい人はいないでしょう。
しかし、気軽にできるLINEだからこそ、自慢話や悪口、マウントだらけのLINEを送る人もいます。
たいてい本人はそれに気が付いていないのですが、周囲の人は、うっとうしい、めんどくさい、と感じます。
気軽にできるLINEだからこそ、自分の品格や常識が表れやすいと意識しておいたほうが良いでしょう。
仕事や勉強などで多忙な時にLINEが続くと、めんどくさいと感じるでしょう。特に、相手の望むLINEの時間と自分が望む時間が違うときには困ります。
自分には、翌日の予定や仕事があるのに、夜中に友達からLINEが入ってくると、しんどい、めんどくさいと感じます。LINEは24時間いつでも送信できます。
日中ならともかく、就寝してからLINEの通知音が鳴り続けると、いらだってしまったり、無視してしまうこともあるでしょう。
LINEというコミュニケーショツールと相性が悪い人もいます。その理由の一つに、文章での表現能力が乏しいことがあります。
電話でなら上手に伝えられるのに、文章にするとうまく表現できなかったり、自信がなくて送信するまでに時間がかかってしまうのです。
また、物理的に文字を入力するのが苦手な人や、せっかちな性格で入力することでイライラしてしまう人も、LINEのやり取りは向いていないでしょう。
上記のように、LINEをしていてめんどくさいと感じてしまう瞬間は、ほとんどの人があるのではないでしょうか。
そこで、LINEに縛られた生活から解放されたい人にヒントをお伝えします。LINEのやりとりがめんどくさい時の5つの対処法を見ていきましょう。
LINEの返事がないと人間関係に影響してしまうケースがあります。
しかし、事前に、自分はLINEが好きじゃない、頻繁にやりとりしない、と伝えておけば、返事が遅れても相手は気にしないでしょう。
同時に、伝えた相手も頻繁にLINEを送ってくることがないはずです。
文字を入力することが苦手な人や、文章力がない人は、スタンプで返信するのも一つの手です。現在、有料無料のさまざまなスタンプが出ています。
その中には、それだけで返信に使える、その状況に応じたスタンプもあるでしょう。また、汎用性の高いものもあります。
スタンプを上手に活用して、なるべくストレスの少ないLINEのやり取りをしましょう。
LINEがとてもめんどくさいときは、LINEの通知をオフにしたり、データ通信をオフにすることで、ある一定時間LINE断ちすることも可能です。
プライベートな時間を保ちたいとき、何かに集中したいときなどにも良いでしょう。
また、一日のうちにLINEタイムを決め、その時間だけLINEのやり取りをする、と決めるのも良いでしょう。
そうすれば、ダラダラとやり取りが続くこともなく、長文を打ってしまうこともなくなります。
LINEがめんどくさいと感じている人の多くが、Facebook、Twitter、インスタグラムなど多種のSNSを活用しています。
当然、SNSに費やす時間が増え、めんどくさいと感じるようになります。
例えば、LINEはインストールせずに全部Facebook経由にする、FacebookはやめてLINEだけにするなど、SNSに費やす時間をどうすれば短くできるのかを考えて、使うツールを絞り込むことも効果的です。
メッセージを打つのがめんどくさい、と感じている人は、LINEで良く使う表現をメモ帳アプリに予め打っておきましょう。
そして、実際にLINEに打つ時は、コピー&ペーストをするようにしましょう。
そうすれば、メモ帳アプリに入力する一回のみで、入力時間が大幅に減ります。実は、良く使うメッセージというのはそれほど多くはありません。
LINEが厄介なのは、メールと違って「既読」が分かり、それによってトラブルが起きたり、相手の感情を害するリスクがあるからです。
しかし、LINEがめんどくさい時は未読のまま読んで、気が向いたときに既読をつけて返信するのも良いでしょう。
それで人間関係が壊れるならば、それまでの関係だったと割り切ることも大切です。
スマートフォンは生活を充実させるコンテンツであるはずなのに、それによって生活が不自由になるのは本末転倒です。
LINEを上手に使いこなして、自分の生活を豊かにしましょう。
Written by 神崎志乃