女性の社会進出が進み、男性と対等に働いている女性が増えました。そんな中、年下の男性と付き合う女性も増加中。
年下だから、ついつい彼を甘やかしてしまうという女性がほとんどでしょう。
でもその行動は、彼のプライドを傷つけていたり、交際や結婚を遠ざけたりする言動になっているかもしれません。
この記事では、年下彼氏と交際中の方や、年下男子を狙っている方向けに、接し方などの注意点をご紹介していきます。
年下の彼に対して、若さや未熟さから「かわいい」と思うことが多いことでしょう。
女性にとって「かわいい」という言葉は、相手に好意を伝える気軽な言葉として使われがちです。
しかし、「かわいい」という言葉には、ウサギなどの小動物や子どもなど、弱々しいものに抱くイメージでもあります。
日頃些細なことで「かわいい」と言いすぎてしまうと、年下の彼は「自分は弱々しく思われているのか」「馬鹿にされている」と自信をなくしてしまうでしょう。
年下の彼の言動に、ついつい「かわいい」と言ってしまいたくなるかもしれませ。
しかし、それに代わる言葉を伝えた方が年下彼氏の気持ちを掴みます。
例えば「かわいい」と思った場面で「そういう所、好きだよ」「愛されキャラだね」など、男性が受け止めやすく、嬉しくなる言葉を使うのがおすすめです。
その他にも、気になる年下の彼が喜ぶ言葉を考えて「かわいい」の代わりになる言葉を用意してみてはいかがでしょうか。
年下ならではの未熟さから、つい「頼りないなあ」などと言ってしまっていませんか?
「頼りなくても、好きだから大丈夫よ」という意図で言ったつもりでも、彼のプライドは深く傷ついてしまいます。
一般的に男性は、他人に頼られることで自己肯定感を高め、自信に繋げています。
「頼りない」と思っても、うっかり彼のプライドを傷つけるダメ出しをしてしまわないよう、気を付けた方がいいでしょう。
誰しも苦手なことや、はじめてのことは上手にできないものです。あなたより若い彼は経験が少なく、なにかと頼りないと感じることが多いかもしれません。
そんな時は、彼がうまくできないことに一緒に取り組んだり、少しだけあなたがリードをしたりして、彼にさまざまな経験を積んでもらうのがおすすめです。
一緒に取り組むことで、あなた好みに彼は育っていきます。頼りない場面を、彼を自分好みに育てるチャンスと前向きに受け止められるようになるとうまくいくでしょう。
年下の彼に甘えられて、身の回りの世話をしすぎると、あなたは彼にとって母親のような存在になってしまいます。
自分が愛情を注ぐ対象の「彼女」から、一方的に愛情を注いでくれる「母親」に役割が変わるのは恋愛の上では致命的です。
彼はあなたに何かしてもらうことが当たり前になってしまい、自分からあなたに何かしてあげることをやめてしまいます。更に、異性としての魅力を感じにくくなり、交際や結婚を考えられなくなってしまう可能性が。
結婚を意識させたいのであれば、なんでも自己犠牲的に愛情を注ぐ「母親」になるよりも、愛情を注がれる「彼女」であり続けるよう意識するのがおすすめです。
あなたが年上だからといって、一方的に年下彼氏のお世話をしてあげる必要はありません。
また、年上だから甘えてはいけないということもありません。
それよりも、お互いを尊重し合い、ギブアンドテイクできる対等な関係を目指すのがいいでしょう。
彼に「一緒にいると、成長できる」「なにかしてあげたい」と感じさせることこそ、年下彼氏に交際や結婚を決意させるきっかけとなるでしょう。
甘えん坊で、母性をくすぐる年下彼氏には魅力がいっぱい。でも、かわいがりすぎは彼のプライドを傷つけてしまう可能性も。
紹介した内容をもとに、年下の彼との接し方に気を配ると理想的な関係が築けるでしょう。
Written by ちくま