「そろそろ同棲したいな~」なんて感じで、結婚前の儀式みたく扱われている同棲ですが、家族以外の人と一緒に住むのはなかなか大変なもの。
「同棲して相手の本性が現れてガッカリ」という話も良く聞きますよね。
さて今回は、そんな同棲の仲でも特に気を付けたい「同棲前の不安」と「お金」のお話です。
大好きな人と一緒に暮らすというのは、ちょっと想像しただけで幸せな気分になるものです。
朝起きてあの人がいて、家に帰ったらあの人に会える。幸せな瞬間が日常生活に何度もあるのですから、嬉しいのは間違いありません。
ですがそれでも、「では同棲してみましょう」という話になったとき「え、まだ心の準備が」となってしまうのも事実。
マリッジブルー(結婚前に不安や焦燥感を感じる期間)があるように、同棲前にもそんな期間があるのかもしれません。
これから一緒に生活することの不安が押し寄せてくるというわけ。でもそんな不安を乗り越えなければ同棲は難しいのも事実です。
ライフスタイルは人によって違うもの。朝起きる時間とか、夜寝る時間とか、もしくは風呂に入る時間などなど。
大きなものから小さなものまで色々と。「この人と上手くやっていけるのかしら」と悩んでしまうのは仕方ないことです。
男は仕事、女は家事なんてのは昔の話。お互いに仕事をして、お互いに家事をするというのが当たり前の現代。
というより、専業主婦・主夫の家庭はもう珍しいのかもしれません。そしてそれは同棲だって同じことが言えるはず。
休日はお家にこもるのか、それともお外にデートしに行くのか。同棲しているのに自分の趣味に没頭、では問題あり。
いつも一緒にいるためにデートの意味が薄れがちですが、だからこそ旅行に行くなどして非日常を一緒に体験するのがおススメ。
恐らく一番シビアな問題。できればお金の話をせずに一緒に暮らしたいものですがそうもいきません。
金の切れ目が縁の切れ目という言葉がありますが、同棲カップルでも同じことが言えるでしょう。
お金がないと、一緒に暮らす部屋を借りることもできないのですから。だからこそ「お金」の話はきちんと済ませておくのが吉。
同棲するのであれば共同財布を作りましょう。食費や雑費など、二人の生活に必要な経費はそこから捻出。
お買い物の際に財布からお金を出し合うのは面倒くさいものですし、いくら使ったのかが分かりやすく、家計簿を付ける場合であっても重宝するでしょう。
共同財布と同時に共同の銀行口座も作っておきましょう。例えばですが、家賃の支払いって大抵の場合は口座引き落としですよね。
それから光熱費も口座引き落としにできますし、共同のクレジットカードの引き落としにだって使えちゃいます。また、今月いくら使ったのかというのが通帳に記載されるのも良い所です。
お金の支払い金額に偏りがあると、パワーバランスを作ってしまいます。
どちらかが「家賃を多めに出している」状態である場合、「こっちは多めにだしているのに……」みたいな考えが生まれてしまうものです。
もしくは「あっちが多めに出してくれているから……」という感じで、相手に強く言えないことだって。
そんな感じで「言わなきゃいけないことが言えない状態」が続いてしまえば、同棲が失敗するという可能性もありえますよね。だからこそ、お金は折半で。
さて今回は「同棲前には「不安」と「お金の話」をちゃんとしよう」というお話でした。
どんなことを不安に思っているのか。それをどう解決するか。お金の扱いをどうするか。きちんと話し合って、楽しい同棲生活を送りましょう。
Written by センチネル