体のいたるところにある「ほくろ」ですが、このほくろを取りたいと感じている人は決して少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、「ほくろを目立たなくしたい」「ほくろを取り除きたい」と考えている人の為に、ほくろを目立たなくするメイク術と、病院で行う除去方法について紹介します。病院を選ぶ時の注意点についても紹介します。
ほくろを目立たなくさせる為にはベースメイクが肝心です。パウダーファンデーションを気になるところに重ね塗りするだけで薄いほくろは目立たなくなるでしょう。少し濃いほくろを隠すならリキッドファンデーションやクリームファンデーションを使ってみましょう。
まず初めに気になるほくろのところだけに厚めに塗り、その後全体に塗りましょう。自分の肌の色よりも暗めのファンデーションを選ぶのもコツ。肌よりも明るい色のファンデーションを塗ってしまうと黒いほくろや茶色いほくろは反対に目立ってしまうこともあります。
その為、ワントーンかツートーンくらいを目安に肌よりも暗めのファンデーションを選んでみてください。隠したいところは二度塗りが鉄則です。
気になるほくろのところに、ファンデーションの前にコンシーラーを塗っておくと肌のデコボコもカバーできて一石二鳥。
盛り上がったほくろにも対応することができます。この時に選ぶコンシーラーは、肌の色に合ったものを選ぶようにするといいでしょう。
鼻筋を通したい時は目立たせたいところに明るい色のコンシーラーを使いますが、目立たせたくないところは明るい色は避けた方が無難です。
ファンデーションと色の差がありすぎるのも目立ってしまうので同じような色味がおすすめです。ファンデーションのメーカーと合わせると選びやすいですよ。
本来は傷ができてしまった時に使用するキズパワーパッド。でも傷だけでなく、ほくろを目立たなくするのにも一役買うことをご存知でしょうか。キズパワーパッドは薄くて肌と一体化するので、貼った上からメイクをすることも可能です。
キズパワーパッドをほくろよりも少し大きめに切り、しっかりと肌と密着させましょう。体温で温めるとはがれにくくなるので、10秒から20秒ほど手のひらで押し付けるようにしてください。
その後、いつものように下地やファンデーションを塗ってください。キズパワーパッドは角がないように丸く切るのがポイントです。
皮膚科や美容外科では、簡単にほくろを除去することができる技術があります。病院で除去するというと大掛かりな手術や入院が必要なのでは……と不安に思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
小さなほくろなら炭酸ガスレーザーであっという間に除去することができます。痛みも少なく傷跡も目立ちません。料金は大きさによって変わりますが、大体10,000円から20,000円くらいでお手頃です。
大きなほくろはメスを使って除去するので電気分解法よりは大がかりですが、こちらも日帰りで入院の必要はありません。盛り上がった大きなほくろの除去も、この切縫法で対応できます。
また、ほくろかと思ったら悪性腫瘍だということもあります。その際は大きな病院を受診しましょう。
ほくろを除去する為に病院へ足を運ぶなら、事前にしっかりと下調べをしていくことをおすすめします。いくつか病院の候補をあげて口コミを調べ、まずは診察を受けてみてください。医師とのコミュニケーションで信頼できると思ったら施術を予約しましょう。
料金が他に比べてとても安かったり、口コミの評判が悪いところはなるべく避けておいた方が安心です。施術後も何か心配があった時にすぐに駆け込むことができるかかりつけになるような病院がおすすめです。困った時に看護師や医師に気軽に質問できたり、相談できたりする雰囲気だといいですね。
ほくろは自分ではとても気になるものでも他人から見るとほとんど気にならないものも多いです。反対に、ほくろがあなたのチャームポイントだと思っていることもあるかもしれません。
ほくろ除去は簡単にできるようになったといっても医師が施術するものです。とても気にかかって仕方ないというもの以外は、メイクで目立たなくするだけでも十分なのではないでしょうか。
Written by miichikin